東京都美術館× 東京藝術大学 「とびらプロジェクト」

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Archive for 8月, 2016

2016.08.31

夜の美術館へヨリミチしてみませんか。

 

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土曜夜の「木々との対話展」を、とびラーと一緒に対話をしながら見てまわります。お気に入りの作品を選び、それについてお話ししましょう。鑑賞のあとは、お茶をしながら展示室では話しきれなかったことをおしゃべりするカフェタイム。美術の詳しい知識はいりません。おひとりでも、お友達同士でも、お気軽にどうぞ。夜の美術館へヨリミチしてみませんか。

 

日時|2016年 9月10日(土) 19:00~21:00(18:45受付開始)
会場|東京都美術館「木々との対話展」、アートスタディルーム
集合場所|東京都美術館 ロビー階(LBF)講堂前付近
対象|18歳以上
定員|10名 *定員に達し次第、申込を終了します
参加費|「木々との対話展」チケット代(各種障害者手帳をお持ちの方と、付き添いの方一名までは無料)
参加方法|とびらプロジェクト HP 内の専用フォームから WEB 申し込み【申込フォームはこちら

注意事項|
※作品解説のガイドツアーではありません。
※定員に達し次第、申込み受付を終了いたします。
※木々との対話展のチケットを購入したのちに集合場所へお越しいただきますようお願い致します。
※「木々との対話展」は当日ご本人様に限って、同じチケットで再入場が可能です。プログラムの前に会場をご覧頂くことも可能ですが、会場を一度出る際に、再入場を希望する旨を入口係員までお声掛けください。
※広報・記録用に録音・撮影を行う場合があります。ご了承ください。

2016.08.27

 

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9月2日〜4日の3日間、

東京藝術大学では学生主体による

「藝祭2016」が開催されます。

 

プロ級の演奏会や様々な種類の美術作品をはじめ、パフォーマンスなど、

ここでしか見られない藝術が大学構内、町中で披露されます。
そんなお祭りでにぎやかなキャンパス内を、私たちとびラーがご案内します!

藝大生の展示作品を観て回ったり、模擬店で買い食いしてみたり。
さんぽ気分でキャンパスを歩きながら、

藝大生たちのキャンパスライフをちょっと味わってみませんか?

藝大生やとびラーとの交流を楽しみたい方、ご参加をお待ちしています!

チラシはこちら

日時    2016年9月3日(土)13:00~14:00
会場   東京藝術大学上野キャンパス
受付場所 東京藝術大学上野キャンパス・美術学部入口
※「藝祭さんぽ」の看板を持ったとびラーがお待ちしております
対象   どなたでも
定員   16名(先着順)
参加費  無料
参加方法 当日受付 開始10分前に受付までお越しください

※広報・記録用に撮影を行います。ご了承ください。

2016.08.26

夏も盛りの8月26日、夜間開館の時間帯に、ヨリミチビジュツカンを開催しました。

金曜の夜にぶらりと美術館に足を運び、そこで出会った人たちと、作品をみながら自由にコトバを交わす時間を過ごしてもらいました。今回は7名の方にご参加いただきましたが、音楽関係者の方が多めの回となりました。

受付をすませたみなさんが徐々に集まり、簡単な自己紹介のアイスブレイクをします。今回はポンピドゥーセンターにちなんでフランス国旗のシールを用意し、みなさんにつけてもらいました。そして用意したヨリミチカードを引いてもらい、同じ色の方同士2名にとびラー1名が加わった3人一組のグループに分かれます。こうして展覧会場に出発です。

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グループ毎にざっと会場をめぐって展示空間を把握し、集合場所を確認したうえで、最初は30分間の個人鑑賞の時間です。カードに書かれたテーマ「あなたにとって傑作はどれですか?」にフィットする作品をそれぞれ探してもらいます。ひとりで作品と向き合ってもらう時間です。

この展覧会は、1906年から1977年までのタイムラインにそって、1年ごとに1作家の1作品を紹介するという特徴的な構成になっています。その意味ではバラエティに富んだ作品が集まった展覧会ともいえます。また、3つのフロアの展示空間が、それぞれ異なる色や動線でデザインされていて、そこも見所です。

個人鑑賞を終えて、それぞれの傑作をメモしてカードを手にみなさんが集合場所に戻ってきました。ここからは3人のグループで話しながら、それぞれが選んだ「傑作」を順に鑑賞します。グループが一つのフロアに集中しすぎないように、全員の選んだ作品番号を聞き、順路を割り振って鑑賞に向かってもらいます。

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この展覧会では、通常の作品のキャプションに加えて、それぞれの作家の言葉が書かれています。なかなか含蓄のあるものばかりで、これも話の材料になっていたようです。みなさん通常は一人で展覧会に行くことが多いそうですが、今日は感想を共有しながら見る展覧会を楽しんでもらいました。

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グループ鑑賞を終えると、ASR(アートスタディルーム)に場所を移して、ヨリミチカフェの時間です。お茶とお菓子でリラックスした雰囲気の中、もういちど図録で作品を見ながら、あらためて話が弾みます。ここでは別のグループが鑑賞した作品の話も共有します。

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今回のテーマであった「傑作」とは何かについて、いろいろな話が出てきました。
「その時代の中でインパクトがある作品」
「今の自分に強く訴えかけてくる作品」
「好きな作品と傑作は違う?」
などなど。

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最後に、カフェの時間に伺った参加者のみなさんの感想からいくつかご紹介します。
「自分が選んだ作品を人に伝えるために言葉にすると、見えてくることがある」
「自分の今が”気になる”作品と重なるのが良かった」
「芸術には答がないので、おどおどすることなく安心して自分の意見を発信できる最強のツールなのかなと感じた」
「他の参加者の方の意見を聴いて、自分の考えが拡がっていく感覚が楽しかった」

話も尽きない中、そろそろ20時となり、ヨリミチカフェも閉店の時間になりました。
また、ときどき美術館にヨリミチしてください。

文:羽片俊夫(アートコミュニケータ)

2016.08.26

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2016年8月26日金曜日、Museum Start あいうえの「ミュージアム・トリップ」が行われました。さまざまな状況にあるこどもたちにミュージアム・デビューの機会をと、今年度からスタートさせたインクルーシブ・プログラムです。

 

プログラムの様子はこちら→
(「Museum Start あいうえの」ブログに移動します。)

2016.08.24

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8月24日水曜日、都内のある児童養護施設のこどもたちがJR上野駅に到着し、アート・コミュニケータ(とびラー)に迎えられました。「ミュージアム・トリップ」2回目*の始まりです!

*このプログラムは全2回の構成で、1回目は先月7月22日(金)に児童養護施設内で実施され、今回の上野で実施されたのは、その2回目になります。

 

プログラムの様子はこちら→
(「Museum Start あいうえの」ブログに移動します。)

2016.08.20

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「Museum Start あいうえの」のファミリー向けプログラム、「あいうえの日和」が8月20日(土)に東京都美術館のアート・スタディ・ルームで開催されました。この「あいうえの日和」は、上野公園の9つのミュージアムを楽しく冒険するコツを伝授する90分のプログラムです。

 

プログラムの様子はこちら→
(「Museum Start あいうえの」ブログに移動します。)

2016.08.16

 

夏休み真っ只中の8月16日火曜日、また新たな「ミュージアム・トリップ」のプログラムが行われました。

プログラムの様子はこちら→ 
(「Museum Start あいうえの」ブログに移動します。)

2016.08.14

東京都美術館「ポンピドゥー・センター傑作展」での夏のイベント「キッズデー」にて、アート・コミュニケータによる特別プログラムを多数開催します。
夏の思い出づくりに、親子で美術館はいかがですか?
アート・コミュニケータがお待ちしております。

日時   2016年8月15日(月)、29日(月)9:30~16:00 (入室は閉室の30分前まで)
会場  東京都美術館 企画展示室
対象  中学生以下のお子様および高校生以上の保護者・同伴者
観覧料 中学生以下は無料
保護者は本展の観覧券(半券不可)が必要
事前申し込みは不要です
キッズデーの詳細はこちら

アート・コミュニケータによるプログラム

とびらボードでGO!
とひ?らホ?ート?写真世界で一枚だけのポストカードを作ってみませんか?気に入った作品をじっくり鑑賞して、とびらボード(磁気式ボード)に絵をかこう。完成した絵はポストカードになり、その場で色を塗ることもできるよ!

日時:
8月15日(月)、29日(月)各日
ポストカードへの印刷・ぬりえの参加受付 10:00〜15:00
対象:中学生までの子供

 

おしゃべり鑑賞会
_MG_7737この絵の中で、何が起きていると思う?どんなことを感じた?
アート・コミュニケータと一緒に、おしゃべりをしながら作品をみます。自分の心と、みんなの言葉に耳を傾けてみよう。どんな発見があるかな?みて、考えて、話して、きいて、みんなで作る対話型の鑑賞会です。

日時:
8月15日(月)追加開催8月29日(月)
①10:00〜 ②11:00〜 ③13:30〜(各回45分程度)
対象:各回3組(6名程度、先着順)
定員:
各回18名(先着順)

 

イロイロとび缶バッジ ~きみだけの傑作バッジをつくろう!~
缶バッジポンピドゥー自分だけのオリジナル缶バッジを作りませんか。クレヨンを使ったスクラッチ技法で、作品に描かれていたものや模様を黒い画面に浮かび上がらせ、小さな作品を作ってみよう。仕上がった作品は缶バッジに仕立ててキッズデーの思い出を持ち帰ることができるよ!

日時:
8月15日(月)、29日(月)各日
参加受付 11:00〜15:00(缶バッジがなくなり次第、終了)
対象:どなたでも

 

各プログラムの詳細はこちら
*参加費は全プログラム無料です。(ただし、高校生以上は展覧会観覧料が必要です。)
*事前申し込みは不要です。当日会場にて受け付けます。
*広報や記録用に撮影を行います。ご了承ください。

2016.08.09

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2016年8月9日(火)に実施された、Museum Start あいうえのの「ミュージアム・トリップ」。NPO法人キッズドアと連携して実施したインクルーシブ・プログラムで、中高生13名と、とびラー13名がマンツーマンで活動しました。

プログラムの様子はこちら→
(「Museum Start あいうえの」ブログに移動します。)

2016.08.08

2016.8.8(月)第4回鑑賞実践講座<ファシリテーション基礎②>

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(午前)9:30~12:50
⬛︎(復習)レクチャー:美的発達段階とアーツダイアローグの意義
⬛︎きく・応答するワークショップ
⬛︎対話型鑑賞体験 1作品
⬛︎ミニ・ファシリテーション実践(前半)
(午後)13:40~14:30
⬛︎ミニ・ファシリテーション実践(後半)
⬛︎対話とリフレクション:彫刻作品で実践
⬛︎グループ作品研究
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本日も真夏の朝から始まりました、第4回鑑賞実践講座。
いよいよファシリテーション基礎を学ぶ後半戦の内容となります。
講師の三ツ木紀英さんの元気な挨拶から一日が始まります!

 

⬛︎(復習)レクチャー:美的発達段階とアーツダイアローグの意義

まずは前回の復習から:ヴィジュアル・シンキング・ストラテジーが生まれた背景に、美的発達段階を参照にしていること。その発達段階に合わせて、この対話による鑑賞を活用している、という学術的な背景をレクチャーしていただきました。

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⬛︎きく・応答するワークショップ

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次に、とびらプロジェクトでも大切な力:きく力を発揮するワーク「聴く・応答するワーク」を実践します。
3人1組になり、2人が対話し、1人はその様子を観察します。

テーマを元にお話しし、聞き手は話し手が話したことを自分の言葉に置き換えて、確認します。その人が本当に言いたかったことは何なのか?コミュニケーションとはどんなことなのか?ということをこのワークで考えます。

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ふりかえりのときに出てきた重要なキーワードとして、「話し手の動きや聞き手の在り方」によってコミュニケーションが変わってくる、というのがありました。話す内容やテクニックではなく、聞き手の態度が相手の気持ちに寄り添っているかどうかによって、相手の言いたいことを引き出せるようになるのでは、という意見が出てきました。

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⬛︎対話型鑑賞体験 1作品

少し休憩を経て三ツ木さんによるファシリテートを元に、大人数での対話型鑑賞を体験。

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⬛︎ミニ・ファシリテーション実践(前半)

それを体験したうえで、今度は自分たちでアートカードを使ったミニ・ファシリテーションを実践します。4人組になって、一人ずつ順番にファシリテーションを体験します。

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見るのとやるのとでは大きく違う・・・苦労もあるけれど、前回よりは楽しもうとしたり安心感をつくるためにリラックスしながら実践したり、2回目の体験でだいぶ意識できているようでした。

 

ーーーーーーー

 

⬛︎ミニ・ファシリテーション実践(後半)

お昼を挟んでこのワークを続けたのですが、毎回ふりかえりも行います。

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そのふりかえりの中で出てきたのは、「ファシリテーターの在り方」に関する疑問・質問でした。どれだけ中立的であればいいのか、個人的な意見を言わずに個性をどのように出したら良いのか、という疑問はファシリテーションを行なっていくにあたり必ずぶつかる壁だと思います。
三ツ木さんは、「中立的」であることは「無個性」であることとは異なると、説いていました。個々人の「間」や「視線・表情」によって場づくりも大きく異なります。自分自身にできるファシリテーションというのを身につけていきながら、形を探っていくしかないのだと思います。

 

⬛︎対話とリフレクション:彫刻作品で実践

その、ブラッシュアップを具体的に行う「対話とリフレクション」のワークを行います。ずっとアートカードを使っていたので、今度は屋外や美術館内に設置されている本物の彫刻作品を活用しました。

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各作品に1名ずつのファシリテーターを選出し、実際の作品で挑戦してみます。
一人1作品15分間の鑑賞の後に、10分間のふりかえり。

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屋外彫刻で実践するからこその場づくりの難しさ、また絵画作品でやるときとの違いなど、実践ならでは得られる一言がありました。作品について「事前に知っていることの重要性」「場当たり・下見の大切さ」などの意見も出ていました。

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そして、このワークで大切なのはとびラー同士でも言い合えること。とびラー同士で、お互いに批判的になることで、お互いのファシリテーションがブラッシュアップされていきます。

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⬛︎グループ作品研究

最後のワークは作品研究です。
一つの作品について、みんなで話し合い、言葉出しをします。出てきた言葉を元に分類・分析していきます。

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これは対話型鑑賞を実践する事前準備として有効なワークです。
一つの作品について多角的な視点で見て、どんな対話の言葉が出てくるのかを事前に準備することができます。また、出て来た言葉たちを分類することで「色」「形」「構図」など、別の言葉に言い換えるためのキーワードを打ち出すことができるようになります。

出てきたワークの様子を少しだけ、ご紹介。

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長く充実した学びの2日間を終えたあと、いよいよこれからはそれを実践していくことになります。

学んだことを活かし、実践の経験を重ねてこそ、アート・コミュニケータとしてのファシリテーション力が磨かれていくことと思います。

たくさんの方々との対話が生まれるような、作品と人をつなげる活動が活発になっていく様子を、これからご期待ください!

 

 

鈴木智香子(東京藝術大学 美術学部特任助手)

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