東京都美術館× 東京藝術大学 「とびらプロジェクト」

とびラー募集!40名 応募〆切2/16 「アート・コミュニケータ」を「とびラー」とよびます。

10期とびラー募集!!

10期とびラー募集は締め切りました。

「とびらプロジェクト」は東京都美術館と東京藝術大学が連携して行っているソーシャルデザインプロジェクトです。
人と作品、人と人、人と場所をつなぎ、美術館に集まる多種多様な人々とのコミュニケーションを大切にし、そこから創出される新しい価値を社会に届けることで、アートを介したコミュニティを育んでいきます。
今年も活動の主体となるアート・コミュニケータ(とびラー)を40名募集します。東京都美術館と東京藝術大学と共に、あなたもアート・コミュニケータ(とびラー)として活動に参加してみませんか。「とびラー」の活動は、学芸員や大学の教員、そして第一線で活躍中の専門家を中心としたプロジェクトチームがしっかりとサポートしていきます。

とびらプロジェクトってなに?

とびらプロジェクトはアートを通して人々の中に
新しい価値を育む活動を目指しています。

例えばこんな活動

  • 人々のつながりを大切にした新しい対話の場(コミュニティ)づくり
  • 本物の作品を通してコミュニケーションを育む鑑賞プログラム
  • 障害のある方など美術館に来館しづらい方々を対象とした特別鑑賞会の開催
  • 建築家・前川國男が設計した東京都美術館の建築を活用したプログラム
  • 美術館を活用して、自ら学び考えることを育む鑑賞授業の実施(学校との連携)

東京都美術館のミッション

東京都美術館ロゴ

東京都美術館は、展覧会を鑑賞する、子供たちが訪れる、芸術家の卵が初めて出品する、障害を持つ人が何のためらいもなく来館できる、すべての人に開かれた「アートへの入口」となることを目指します。
新しい価値観に触れ、自己を見つめ、世界との絆が深まる「創造と共生の場=アート・コミュニティ」を築き、「生きる糧としてのアート」と出会う場とします。そして、人びとの「心のゆたかさの拠り所」となることを目指して活動していきます。

東京藝術大学からのメッセージ

東京藝術大学ロゴ

アートを介したコミュニティづくりは、作品を創造する人、そしてそれを享受する人を含め、人びとのクリエイティブな力が活きる社会をつくることにつながります。東京藝術大学は、芸術の基本である「もの」としての作品に加えて、「こと」としての芸術に取組み、市民が芸術に親しむ機会の創出に努め、芸術をもって社会に貢献します。

応募条件
  • 18歳以上の方(2021年4月1日現在、高校生を除く)で、日本語で日常会話ができる方
  • 美術または美術館に関心があり、積極的に学び、活動意欲のある方
  • 東京都美術館のミッション(使命)と東京藝術大学からのメッセージを理解し、
    共感して活動できる方
  • 2021年4月~6月の基礎講座全6回に原則として全て参加可能な方
  • 2021年7月以降、月2回以上の活動に参加可能な方
  • パソコンなどでのEメール送受信が可能な方
活動条件
  • アート・コミュニケータの活動は無償です。交通費、謝礼等の支給はありません。ただし、講座及び随時開催される研修に無料で参加できます。
  • アート・コミュニケータの登録期間は1年間とします。次年度以降は本人ととびらプロジェクト双方の合意のうえ、登録更新し、最長3年間とします。
  • とびらプロジェクトのウェブサイト等を読んだり、Eメールでの連絡ができること。
活動場所

東京都美術館および、東京藝術大学など。

応募方法
  • 以下の書類を郵送してください。
    • 応募用紙:<アート・コミュニケータ応募用紙>に必要事項を記入してください。
    • 課題:A4用紙1枚(記載様式自由)
    • 返信用封筒1通:定形封筒(長形3号)に84円切手を貼付の上、宛先欄に応募者の郵便番号、住所、氏名を明記してください。
    • 郵送の際には、封筒の表面に「アート・コミュニケータ応募書類在中」と朱記してください。
  • 応募受付期間 2021年1月18日(月)~ 2月16日(火)消印有効
日程

応募受付期間

1次選考

2次選考

課題

1次選考

アート・コミュニケータに応募する動機と、その背景になっているあなたにとって重要な体験について述べてください。美術館の体験でも、美術館の体験でなくてもかまいません。
(A4用紙1枚にまとめ、必ず氏名を記入してください。記載様式は自由ですがA4規格外の用紙使用や裏面への記載は選考対象となりませんのでご注意ください。)

*2次選考の面接はアート・コミュニケータの活動をウェブサイトや参考図書等でご覧いただいていることを前提に行います。

<参考図書>

美術館と大学と市民がつくるソーシャルデザインプロジェクト 表紙

美術館と大学と市民がつくるソーシャルデザインプロジェクト

出版社:株式会社青幻舎

定価:1,600円+税

書類郵送先

東京都美術館 アート・コミュニケータ募集担当宛  〒110-0007 東京都台東区上野公園 8-36

※一度提出していただいた応募用紙等の書類は返却いたしません。
※応募者の個人情報は、アート・コミュニケータの選考に関すること以外には一切使用しません。

講座内容
  • 基礎講座
    日程: 2021年4月10日、24日、5月8日、22日、6月5日、19日(すべて土曜日、午前10時〜午後3時予定)
    場所: 主に東京都美術館アートスタディルーム(交流棟2階)※予定
    内容: 美術館での活動についてや対話の場づくり、作品を通したコミュニケーションとはどのようなものかを学びます。新しいコミュニティづくりにつながる基礎的な物事の考え方をディスカッションやワークショップなどの参加形式で深めていきます。
  • 実践講座
    2021年7月から実践講座を開講します。詳細は受講者に対して別途ご連絡します。
主な講師
  • 日比野克彦(東京藝術大学美術学部長、岐阜県美術館 館長、とびらプロジェクト代表教員)
  • 西村佳哲(プランニング・ディレクター、リビングワールド代表、とびらプロジェクト・アドバイザー)
  • 森司(アーツカウンシル東京 事業推進室 事業調整課長、とびらプロジェクト・アドバイザー)
  • 稲庭彩和子(東京都美術館 学芸員 アート・コミュニケーション係長、とびらプロジェクト・マネジャー)
  • 伊藤達矢(東京藝術大学美術学部 特任准教授、とびらプロジェクト・マネジャー)

東京都美術館×東京藝術大学「とびらプロジェクト」フォーラム

「コロナとコミュニティーデジタル時代の”リアル”に関わる力」
2021年2月6日(土)

全編の映像を公開!