東京都美術館× 東京藝術大学 「とびらプロジェクト」

とびらプロジェクトオープンレクチャー

東京都美術館× 東京藝術大学 とびらプロジェクトオープンレクチャー Vol.4 人々を排除しない参加型デザインへ!

 東京都美術館と東京藝術大学は2012年より「とびらプロジェクト」の活動を通して、アートを介したコミュニティ作りを目指しさまざまな活動を行ってきました。
 その活動から生まれた関心や、私たちが目指す社会の姿について、プロジェクト内だけでなく広く一般の方々と考える機会を設けたいと考え、毎年とびらプロジェクトオープンレクチャーを開催しています。今年度は「人々を排除しない参加型のデザイン」をテーマに、ゲストのみなさまに語っていただきます。
 「人々を排除しない参加型のデザイン」とは、高齢者や障害のある人を含む多様な人々が集い、対話を通して、「つくる」と「考える」を繰り返し、自由な発想で物事を捉え直すことにより、新しい価値を発見することを目指すものです。創造的で、かつ包摂的なこうしたデザインのプロセスは、これからの美術館の在り方に大きなヒントを与えてくれます。
 「とびらプロジェクト」では、一般から集まったおよそ100人のアート・コミュニケータ(愛称:とびラー)と、学芸員や大学の教員が対等な場に立ち、一緒になって美術館を拠点としたコミュニティのデザインに取り組んできました。そこで生まれた数々のユニークな活動は「インクルーシブデザイン」のプロセスや考え方と共通しています。今や、専門家だけで美術館の未来を考える時代ではなくなっているのです。
 今回のオープンレクチャーでは、「人々を排除しない参加型のデザイン=クリエイティブ・インクルージョン」をキーワードに、インクルーシブデザインを 20 年以上研究されているジュリア・カセムさんをはじめとしたゲストの方々をお招きし、今求められる、人々を排除しない参加型のデザイン手法の可能性について、みなさんと一緒に考えて行きたいと思います。

日時 平成27年11月23日(月・祝)
時間 13時30分~16時30分 (開場:13時~)
会場 東京都美術館 講堂
定員 220名(参加無料・要申込・先着順 *定員になり次第締切)
当日の流れ

「とびらプロジェクトの実践」
大谷郁(東京藝術大学美術学部特任助手/とびらプロジェクト・コーディネータ)

プレゼンテーション「美術館とインクルーシブデザイン」
ジュリア・カセム(京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab. 特任教授)

パネルディスカッション「それぞれの立場からのクリエイティブ・インクルージョン」

ジュリア・カセム
松下計(東京藝術大学美術学部デザイン科 教授)
日比野克彦(東京藝術大学美術学部先端芸術表現科 教授/とびらプロジェクト代表教員)
ライラ・カセム(東京藝術大学大学院美術研究科 後期博士課程在籍)

モデレーター
稲庭彩和子(東京都美術館 学芸員 アート・コミュニケーション担当係長)

申込方法

とびらプロジェクトウェブサイトより、申込フォームにて必要事項を入力の上、お申し込みください

» http://tobira-project.info/
申込を受け付けた方には、参加票をご返送致します。

定員に達したため受付終了しました

» チラシ(PDF)はこちらから
ダウンロードしてください。

プロフィール

ジュリア・カセム

ジュリア・カセム Julia Cassim

1984年から1999年まで、ジャパンタイムズ紙のアートコラムニスト。2000年から2014年まで、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートの「Helen Hamlyn Centre for Design」にて影響力のある「Challenge Workshops」プログラムを実施。2010年には、「デザインウィーク」が実施する「デザインの世界に最も影響を与えた50人」に選ばれる。2014年より京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab. 特任教授。

松下計

松下計 Kei Matsushita

1961年横浜生まれ。東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。同大学院修了後、松下計デザイン室設立。現在、同大学デザイン科教授。主な仕事に、ドイツ・ハノーバー国際万国博覧会日本館シンボルマークおよびロゴデザイン、ベネッセアートサイト直島の島内サイン、パンフレット、ウェブサイトディレクション、ホルベイン工業および東京藝術大学による共同開発油絵の具「油一」ブランディング、21_21 DESIGN SIGHT企画展カタログディレクション、竹尾ペーパーショウ2009アートディレクションなどがある。
JAGDA新人賞、ADC賞、文部科学大臣賞、グッドデザイン賞受賞。

日比野克彦

日比野克彦 Katsuhiko Hibino

1958年岐阜市生まれ。東京藝術大学大学院修了。80年代に領域横断的、時代を映す作風で注目される。作品制作の他、身体を媒体に表現し、自己の可能性を追求し続ける。各地域の参加者と共同制作を行い社会で芸術が機能する仕組みを創出する。日本サッカー協会理事。東京藝術大学 美術学部 先端芸術表現科教授。

ライラ・カセム

ライラ・カセム Laila Cassim

英国出身のグラフィックデザイナー。2007年エジンバラ芸術大学視覚伝達デザイン科卒業。現在、東京藝術大学大学院美術研究科博士課程在籍中。社会から取り残されたグループのエンパワメントにインクルーシブデザインのプロセスと視覚伝達デザインのスキルをツールとして利用することに力を入れて、現在、作品制作と研究に取り組んでいる。
» www.lailacassim.com

稲庭彩和子

稲庭彩和子 Sawako Inaniwa

1972年横浜生まれ。青山学院大学修士課程修了、ロンドン大学 University College London 修士修了。東京国立博物館に非常勤勤務後、大英博物館にて2年間職業研修。帰国後、神奈川県立近代美術館にて展覧会および地域や学校と連携したプログラムに従事。2011年より東京都美術館にてアート・コミュニケーション事業を担当し、展覧会「キュッパのびじゅつかん」などを企画。東京都美術館 学芸員 アート・コミュニケーション担当係長。

大谷郁

大谷郁 Iku Otani

2014年東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒業。3年間のプロジェクトアシスタント経験を経て現職。在学時より、組織を超えた人々の関わりに着目しながら様々なアートプロジェクト・イベントの運営に携わる。東京藝術大学 美術学部 特任助手・とびらプロジェクト コーディネータ。

アクセス・利用案内

〒110‐0007 東京都台東区上野公園8-36
» http://www.tobikan.jp/guide/index.html

交通案内
JR上野駅「公園口」より徒歩7分
東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅「7番出口」より徒歩10分
京成電鉄京成上野駅より徒歩10分
※当館には駐車場はございませんので、車でのご来館の際はご注意ください。

主催:東京都美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)、東京藝術大学美術学部
企画・運営:東京都美術館×東京藝術大学「とびらプロジェクト」
お問い合わせ:TEL03-3823-6921(東京都美術館 アート・コミュニケーション担当)
» http://www.tobira-project.info