東京都美術館× 東京藝術大学 「とびらプロジェクト」

とびらプロジェクト オープンレクチャーVol.8 「eating designer マライエ・フォーゲルサングが語る 食べること×デザイン」

「とびらプロジェクト」は東京都美術館と東京藝術大学、そして市民が協働して行っているソーシャル・デザイン・プロジェクトです。美術館をはじめとした文化施設の社会的包摂(ソーシャル・インクルージョン)の役割に注目し、市民から募られた130名のアート・コミュニケータと共に文化芸術を介して多様な活動を行っています。特に美術館は、子ども・若者・高齢者・障害者・在留外国人などの人々に対して、社会参加の機会をひらく社会的基盤となりうると考え、アートを介して人々をつなぐ新しい試みを行ってきました。
第8回となる今回は「人々が本当に幸せに暮らせる社会とは?」と題し、これまで先進的な活動で注目を集めてきた、北海道の浦河にある「べてるの家」の向谷地生良さんと、『かかわり方の学び方』の著者で「とびらプロジェクト」の基礎講座等でもご一緒してきた西村佳哲さんのお二人にご登壇いただきます。お話のキーワードは「べてるの家」の理念でもある「3度の飯よりミーティング」「場の力を信じる」など。社会の中で多様な個人が互いに受け止め合う時の大切な視点について、理解を深めたいと思います。

東京都美術館と東京藝術大学は2012年より「とびらプロジェクト」の活動を通して、アートを介したコミュニティ作りを目指しさまざまな活動を行ってきました。
広く一般から集まったアート・コミュニケータ(愛称:とびラー)とともに、社会の中でのこれからの美術館のあり方を考え、人と美術館、人と作品、人と人をつなぐ活動をしています。
その活動から生まれた関心や、私たちが目指す社会の姿について、プロジェクト内だけでなく広くより多くのの方々と考える機会を設けたいと考え、とびらプロジェクト・オープンレクチャーを開催しています。

開催日 2017年11月26日(日)14:00〜16:30(13:30開場)
会場 東京藝術大学 上野キャンパス 美術学部中央棟 第1講義室
定員 180名(事前申し込み制・先着順 ※定員になり次第締め切ります。
参加費 無料
申込方法 申込フォームに必要事項を入力の上お申込みください。申込を受け付けた方には、参加証を返信いたします。
 

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プロフィール

向谷地生良

向谷地生良(Ikuyoshi MUKAIYACHI)
ソーシャルワーカー(メンタル・ヘルス分野)

1978年より北海道日高にある浦河赤十字病院医療社会事業部に精神科専属のソーシャルワーカーとして勤務。1984年に「浦河べてる(“神の家”の意)の家」が発足。精神障害体験者の地域貢献、社会進出を旗印に「商売」として日高昆布の産地直送に挑戦。2001年に 「当事者研究」を創案し、メンバーの自助、スタッフの相談支援に取り入れる。2003年より北海道医療大学看護福祉学部臨床福祉学科 (精神保健福祉士養成コース)で教鞭をとりながら、全国各地をメンバーとともに「当事者研究」の普及をめざして飛び回る毎日を過ごし、当事者研究をテーマに2009年よりオランダ、韓国、アメリカ、スリランカ、バングラディッシュ、イギリスなどで当事者研究の講演とライブを行う。著書に『技法以前―べてるの家のつくりかた』(2009 医学書院)など多数。

西村佳哲(Yoshiaki NISHIMURA)
働き方研究家
リビング・ワールド代表
プランニング・ディレクター
とびらプロジェクト アドバイザー

1964年生まれ。武蔵野美術大学卒。つくる・書く・教える、三種類の仕事。建築分野を経て、ウェブサイトやミュージアム展示物、公共空間のメディアづくりなど、各種デザインプロジェクトの企画・制作ディレクションを重ねる。多摩美術大学、京都工芸繊維大学 非常勤講師。リビングワールドの前駆にあたる仕事「センソリウム」はオーストリアArs Erectronica CenterのPRIX’97で金賞を受賞。リビングワールドでの受賞歴は、第24回日本照明賞(2006)、第40回SDA賞優秀賞(2006)、グッドデザイン賞(2007)など。著書に『自分の仕事をつくる』(2003 晶文社/ちくま文庫)、『自分をいかして生きる』(2009 ちくま文庫)、『かかわり方のまなび方』(2010 筑摩書房)、『なんのための仕事?』(2012 河出書房新社)、『ひとの居場所をつくる』(2013 筑摩書房)など多数。

伊藤達矢(Tatsuya ITO)
東京藝術大学美術学部 特任准教授
とびらプロジェクト・マネージャ

1975年生まれ。東京藝術大学大学院芸術学美術教育後期博士課程修了(博士)。「とびらプロジェクト」及び、上野公園内に集積する9つの文化施設を連携させたラーニング・デザイン・プロジェクト「Museum Start あいうえの」では、プロジェクト・マネージャを兼務する。また、東京藝術大学による「芸術×福祉」をテーマとした社会人向け履修認定プログラム Diversity on the Arts Project (通称:DOOR) の事業設計を担当するなど、アートと人々との間で生まれる新しい価値について考え、多様なアートプロジェクトの企画実施に取り組んでいる。

稲庭彩和子(Sawako INANIWA)
東京都美術館 学芸員 アート・コミュニケーション係長
とびらプロジェクト・マネージャ

1972年生まれ。ロンドン大学UCL修士修了。東京都美術館のリニューアルに際して新しく始まったアート・コミュニケーション事業を統括。現在は美術館の社会包摂的の役割に注目したプロジェクト「とびらプロジェクト」や「Museum Start あいうえの」を担当するほか、その活動を背景に「キュッパのびじゅつかん」展(第5期日本展示学会賞作品賞受賞)など参加型展覧会を企画。共著に『100人で語る美術館の未来』(2011 慶應義塾大学出版会)、『TOKYO1/4が提案する 東京文化資源区の歩き方』(2016 勉誠出版)等。

会場アクセス

東京藝術大学 上野キャンパス美術学部中央棟 第1講義室
〒110-8714 東京都台東区上野公園12-8
http://www.geidai.ac.jp/access/ueno
【交通案内】
JR上野駅(公園口)・鶯谷駅、東京メトロ千代田線根津駅より徒歩10分
京成線上野駅、東京メトロ日比谷線・銀座線上野駅より徒歩15分
※駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください。
主催:東京都美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)、東京藝術大学
企画・運営:東京都美術館×東京藝術大学「とびらプロジェクト」
お問合わせ:〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36 東京都美術館
TEL: 03-3823-6921(東京都美術館代表)
mail: p-tobira tobira-project.info