
「とびらプロジェクト」とは、美術館を拠点に、アートを介したコミュニケーションを促進し、オープンで実践的なコミュニティの形成を目指すプロジェクトです。美術館での体験が、人々にとってこれまでよりも深められ、新たなコミュニケーションを生むきっかけとなることを目指します。
「とびらプロジェクト」の名称は、東京都美術館の略称の「都美(とび)」と、アートを介して開かれるさまざまな世界への「扉」に由来しています。そして、美術館のある暮らしの中でのさまざまな体験の質を深め、共有する場を支え、アート・コミュニティをつくっていくのが、アート・コミュニケータ「とびラー」です。私たちが生きる世界への「扉」を増やすことを、アートを介して実践してみようとする人たちです。このプロジェクトは東京都美術館と東京藝術大学が協力して運営していきます。

開館から 86 年の歴史を持つ東京都美術館は、新たな出発をするにあたり、大型の特別展や公募団体の展覧会に加えて、独自の企画展や美術館をより深く楽しめるアート・コミュニケーション事業をはじめます。
アート・コミュニケーション事業は、美術館の体験が、人々にとってこれまでよりも深められ、その一人ひとりの体験が響き合い、新たなコミュニケーションを生むきっかけとなるようなプログラムを行うものです。
新生・東京都美術館は、「アートへの入口」となることを目指します。展覧会を鑑賞する、子どもたちが訪れる、芸術家の卵が初めて出品する、障がいのある人も何のためらいもなく来館できる美術館となります。訪れた人が、新しい価値観に触れ、自己を見つめ、世界との絆が深まる「創造と共生の場=アート・コミュニティ」を築き、「生きる糧としてのアート」に出会える場とします。これらを実現することで、東京都美術館が人びとの「心のゆたかさの拠り所」となるようにします。
















