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とびらボードでGO!〜名作を持って帰ろう〜|大英博物館展 編

IMG_0528_2「 大英博物館展―100のモノが語る世界の歴史」で自分だけのぬり絵を作ってみよう!作品をじっくり観察して、「とびらボード(磁気ボード)」にお絵描きしてみよう。完成した絵はポストカードになるので、その場で色をぬれる、塗り絵コーナーも設置されています。       開催日時|2015年6月7日(日) 10:00 – 17:00 (17:00 印刷受付終了) 開催場所|大英博物館展 展示室内・2階休憩スペース 対象|中学生以下 参加費|無料
2015.05.27

公募団体ベストセレクション 美術2015 展「見楽会」開催!

ベストセレクション2015  美術館で、ひとつの作品の前に15分、立ち止まったことはありますか? 「見楽会」では、1時間のプログラムの中で、その場に集まった方々と一緒に2作品をじっくり鑑賞します。 作品をじっと見つめ、自分の考えを話したり、隣の人の思いを聞いたりしながら作品と向き合う、そんな時間を過ごしてみませんか。普段とはすこし違って作品が見えてくるかもしれません。 とびラーが思いのままに作品を見てみるお手伝いをします。 作品を「見」て「楽」しむ「会」に、どうぞお気軽にご参加ください!   〈概要〉 日時|5月17日(日)①13:00~14:00、②15:00~16:00 会場|東京都美術館『公募団体 ベストセレクション美術 2015』展示室 (http://www.tobikan.jp/exhibition/h27_bestselection2015.html) 定員|各回20名(先着順にて締め切りとなります) 集合場所|東京都美術館ロビー階 ミュージアムショップ前 参加料|展覧会観覧料 主催|東京都美術館×東京藝術大学「とびらプロジェクト」   「見楽会」は展示室で行うため、見楽会参加には展覧会観覧料が必要となります。 同時開催の「大英博物館展」チケット(半券可)提示にて無料でご入場いただけます。 「大英博物館展」の前、または帰り道に、ぜひ見楽会にてご参加ください。 <ご注意事項> ※作品の解説会ではありません。 ※広報・記録用に録音・撮影を行う場合があります。ご了承ください。
2015.05.03

都美セレクション 新鋭美術家 2015 展「見楽会」開催!

04感じたこと、考えたことなどを話し合いながら、皆で作品を鑑賞します。他の人の見方に触れると、作品の見え方が変わってくるかもしれません。一人で見るのとは一味違う鑑賞体験を通し、作品の魅力に迫ってみませんか? 日時:3月8日(日)10:00~11:00、11:30~12:30     3月11日(水)11:00~12:00、15:00~16:00    ※1日2回開催、1回につき2作品を鑑賞します。 集合:東京都美術館 B2F ギャラリーC「都美セレクション 新鋭美術家 2015展」会場内 (吹き抜け部分奥) ※開始10分前までに会場にお集りください。 参加費:「都美セレクション 新鋭美術家 2015」展の入場料 定員:各回10名程度(先着順) ※都美セレクション 新鋭美術家 2015展の詳細はコチラ <ご注意事項> ※作品の解説会ではありません。 ※広報・記録用に録音・撮影を行う場合があります。ご了承ください。 主催|東京都美術館×東京藝術大学「とびらプロジェクト」
2015.03.04

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《Museum Quest~ある建築家が遺したもう一つの扉を探せ~》開催報告

              4月26日。この日、東京都美術館では12人の大人たちが楽しそうに美術館内を歩き回り、 時には真剣なまなざしで屋外彫刻を見つめる、そんな光景が見られました。この方たちは「Museum Quest〜ある建築家が遺したもう一つの扉を探せ〜」の参加者のみなさんです。 このプログラムは、美術館に興味はあるけれど、ハードルの高さを感じてなかなか一歩踏み出せない人たちに向けて、私たち、とびラーが企画したものです。 鑑賞以外の目的でも美術館に足を運んでほしい、そしてもっと美術館を身近に感じてもらえたら。そういう思いから生まれた企画です。 プログラムの内容は、この日初めて会った人同士3人1組のチームに分かれて、東京都美術館の屋外彫刻や建築に関する謎を解くものです。 謎解きを通じて、チーム内のメンバー同士やとびラーとのコミュニケーションを楽しんで頂くことも、この企画の目指すところです。 さぁ、謎を解くための調査員として集められた参加者のみなさんは、新しい出会いを見つけ、そして美術館に遺されたもう一つの扉を見つけることはできたのでしょうか。 ◇アイスブレイク◇ 謎解きの前にアイスブレイク。見知らぬ人同士のチームなので、まずは自己紹介から始めます。今回は謎解き好きの方が多く集まったので、謎解きの話題ですぐに打ち解けていたようでした。 新たな出会いの始まりです。 ◇謎解きスタート◇ アイスブレイクで少し打ち解けたところで、謎解きの開始です。東京都美術館の敷地内を舞台に、屋外彫刻や建築に関する謎を解いていきます。1つの都市をイメージして設計されたというこの美術館は、構造が少し複雑で、場所によって様々な表情を見せてくれます。美術館全体に散りばめられた謎を探して、調査員のみなさんは歩き回ります。     ◇ラストミッション◇ みなさん無事に謎を解き終えて、制限時間内に元の部屋に戻ってくることができました。部屋に戻るとラストミッションが待っています。 ここでも、みなさん協力して、すぐに謎を解いてしまいました。写真はとびラー側のミスで、答えが先に出てしまったときの様子。少しくらいのハプニングは、楽しみの一つと思って頂けたようです(笑)。 ◇カフェタイム◇ 謎解きが全て終了したら、カフェタイムでより一層コミュニケーションを深めます。お茶を飲んだり、お菓子を食べたりしながら、参加者同士や参加者ととびラーとのコミュニケーションをゆったりと楽しんでいただきました。参加者のみなさんは、普段から謎解きのイベントに参加しているとのことで、今回の謎は少し簡単だったようです。でも、美術館という非日常的な空間での謎解きがとても楽しかったと語ってくれました。 また、謎解きが好きな人同士だったことで、コミュニケーションの輪が謎解きを通じて広がっていくのがわかりました。 今回はその要素として美術館や彫刻があったので、謎解きの思考だけでなく、あの彫刻はおもしろいよねとか、美術館ってどんな時にくるかなとか、いつもの謎解きとは少し違う会話が生まれていたようでした。 ある参加者の方のお話では、謎を解くという行為は、何か分からないことを、主体的に解明して答えを見つけることだとおっしゃっていました。 作品の鑑賞という行為は、自身の内省を促したり、他者との対話を誘発したりすることに加え、作者はどんな人か、どんな思いでつくったのかということに思いを巡らせたり、調べたりして解釈していくこともあると思います。謎解きの思考と鑑賞の思考を行き来する様子から、参加者のみなさんがこれまで経験したことのない体験をしていることが伺えました。 今回Museum Questへ参加して頂いたことで、これまで美術館に足を運ぶことが少なかった方々に、作品を通じた謎解きという擬似的な鑑賞体験を感じてもらえたのではないでしょうか。 参加者のみなさんが、今回の体験をきっかけにアートの世界にも興味を持って頂けたらうれしいです。 いかがでしたでしょうか?あなたも東京都美術館を舞台とした謎解きで、新しいミュージアム体験をしてみませんか?次はどんな出会いが待っているか、私たちも楽しみです! ________________________________________ 【筆者】アート・コミュニケータ 上神田健太(カミカンダケンタ)
2015.05.18

ヨリミチビジュツカン、開催しました!

_MG_50742月13日と27日に「ヨリミチビジュツカン 新印象派—光と色のドラマ展編」を開催しました。 ヨリミチビジュツカンは、作品を通して人と出会い、人を通して作品と出会うことを大切にした、鑑賞とコミュニケーションをテーマにしたとびラボです。 一人で美術館に行った時に、作品を見て感じたことを誰かに伝えたいな…と思ったり、SNSに書き込む感想を直接誰かと話し合ったりしたいな…と思うことってありませんか?このプログラムはそんな思いを叶えます。 金曜日は夜8時まで開館している東京都美術館。仕事帰りや学校帰りに、気軽にふらっと寄り道してほしいな、という思いから、ヨリミチビジュツカンは夜間開館の時間に開催しています。 毎回試行錯誤を重ねて実施していますが、今回は1年前の初回と同様に事前申し込み制とし、ドレスコードの「ヨリミチアイテム」も復活!これは参加申し込みからプログラム当日までを、楽しみにワクワク過ごしてもらうための工夫です。 新印象派展のヨリミチアイテムは「好きな色」。展示室に並ぶ作品はどれも色とりどりですが、参加いただいた皆さんがチョイスしてきた色も様々でした。私の担当したグループは偶然にも5人中4人が「青」でしたが、同じ青でも色のニュアンスの違い、色々な青がありました。 さて、夕方を過ぎ、展示室の混雑も落ち着いてきた頃、参加者の方々が集まり始めます。 受付を済ませると、パレット型のヨリミチカードが手渡されます(このカードもとびラーが作っています!)。まずはひとりで展覧会を見に行き、「入ってみたい絵」を1点選んできてもらいました。選んだ作品はこのカードにメモしておきます。 30分ほどひとりで見てきた後に、グループ鑑賞が始まります。 描かれている人と哲学の話をしてみたい、あたたかな夜の光が気になった、家の周りを散歩してみたい、色の移り変わりが綺麗だった…作品の前で選んだ理由を聞きながら、みんなで絵の中に入っていきます。入ってみたい理由をきっかけに、作品から受ける印象や感じたことを共有します。 同じ作品を見ていても、感じることや注目する箇所は人それぞれです。自分とは違う視点を聞き合い、ひとりではさっと通り過ぎてしまう作品もじっくりと見ることができるのがヨリミチビジュツカンの良いところです。「他の人の見方や感じ方を知ることができて面白かった」との感想をよくいただきますが、自分ではない誰か(しかも大抵それは初めて会う人!)を通して作品をみる体験から、その人自身の視点が広がると良いなと思います。 小学生に人気の作品を紹介すると、立ったりしゃがんだり身体を使った視点探しが始まりました。背の高い人は空に視線が向きがちですが、子供の背の高さになってみると視線の先には人々や町並みがありました。 近距離、中距離、長距離と作品との距離を変えると見え方が変化し、まるで違う絵のように見える発見は、点描技法を用いた新印象派の展覧会ならではかもしれません。 展示室には静かに沈黙の中で作品と対峙したいという気持ちで来館している方もいらっしゃいます。いかに同じ展示室内で共存するのか、このとびラボでいつも考えていることですが、本物の作品からのインスピレーションを受けながら、他者と一緒に過ごす時間の価値も大切にしていきたいなと思っています。これからもより良い方法を探っていきたいと思います。 鑑賞の後は、カフェタイムです。私たちとびラーが普段活動拠点としているアートスタディルームでお茶をしながら、皆で一緒にプログラムを振り返ります。お菓子も展覧会に合わせてとびラーが用意しています。今回の持ち寄りは、カラフルがテーマ。いかがでしたでしょうか? ここでは、形式的になりがちなアンケートを取ることをやめ、参加の皆さんに今日の感想や心に残ったキーワードを、話をしながら付箋に書き出してもらいます。 作品について話すときは図録を使うこともありますが、図録を開くとがっかりするほど、本物の作品が持つ色彩の鮮やかさや輝きを再認識する時間になりました。やっぱり本物がいいね〜と展示室で感じたことを思い出しました。 このカフェタイムでは、初対面同士でもこんなに話って盛り上がるのものなんだな〜と毎回思います。作品のこと、普段行く美術館のこと、私たちとびラーやとびらプロジェクトのこと、閉館時間ギリギリまで、話題は尽きません。まだ話足りない!という気持ちを残しながら、夜間のライトアップで参加者の皆さんをお見送りして終了です。 最後に、今回のプログラムの中で聞こえてきた皆さんの言葉をいくつか紹介します。 「(モヤがかかっているように見えるのは)そこにいる人々の息遣いで空気があたたかくなっているからかもしれない」 「(夕暮れの色合いが綺麗なので)夜になってしまうのがもったいない」 「朝の光、昼の光、夜の光、いろんな光がある」 「本当に水面が揺れているようにみえる」 「好きなものを好きと言えた」 「自分の直感で良いと思うものを選べるようになった」 まだまだ沢山ありますが、作品に関すること、このプログラムに関すること、参加者の皆さんと交わす会話は、私たちとびラーにとっても新しい気付きになっています。 そして、「ヨリミチビジュツカンに参加したことで、美術館に行くスイッチが入った!」とのとても嬉しい言葉をいただきました。これからもいろんな人の美術館スイッチを押していきたいと思います! 実は1年前に参加者として来ていたメンバーも、一緒にヨリミチビジュツカンで活動しています。他の美術館で参加者の方に偶然お会いしたこともありました。今回ご一緒できた皆さんとも、また都美や他の美術館で再会できることを楽しみにしています! ご参加いただいたみなさま、素敵な時間をありがとうございました! —– 近藤乃梨子(アート・コミュニケータ) 3度の飯よりアートが好き♡とびらプロジェクトへの参加をきっかけにアートに携わる人生が本格的に始まりました。様々なご縁に感謝して日々を過ごしています。
2015.03.17

2015年藝大卒展見楽会「心の扉がひらいた」

011月26日編                         とびラー 山木薫 白梅の香りが漂う1月末、今年も東京藝術大学 卒業・修了作品展が東京都美術館で開催されました。藝大生の集大成である作品が公募棟のここそこと展示され、制服姿の高校生から外国人など色々な世代、地域から人が集うワクワク感のあるアート空間です。 そこで今年もとびラー「見楽会」です。1月26日、卒展初日、展示されたばかり真新しい力作品群の前での画材の匂いを感じながら、午後のひととき来館者の方々とご一緒にとびラーの小野寺と羽片がファシテータ役を務め、吉田俊介作「21世紀日本昔話 1.0」、高橋愛作「そっち こっち」2作品をとりあげて、対話による鑑賞会をおこないました。 作品の解説を聞くのではなく、鑑賞者ひとりひとりが作品をみて感じたこと、思ったことを発言し、その言葉をファシリテータが指揮者のように整理し共有し繋いでいきます。鑑賞者は色々な見方を知ることで、それぞれの見方が広がったり、深まったり、新たな気づきが生れたり・・。15分間のジャズの生セッションのような鑑賞ライブです。 会場内にファシリテータと鑑賞者の静かな声が反響し鑑賞の輪が波紋のように広がっていきました。鑑賞者から微笑みがこぼれたり、首をかしげて食い入るように絵をみたり頷いて黙って聞き入ったり、自然と隣の人と言葉を交わすコミュニケーションの場となりました。鑑賞の余韻のなか、飛び入りで作家の方が登場、作品への気持ちや質疑応答など作家の方との対話が加わり卒展「見楽会」ならではの光景が展開しました。 さて正解がないこの対話による鑑賞、あなたの心のとびらは開かれたでしょうか? 「見楽会」は試行錯誤しながら場作り中、2回目に続きます。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1月29日編                        とびラー 森万由子 さて、藝大卒展にて今年2度目の「見楽会」、今日はどんな対話が生まれるでしょう。とびラーも皆さんと一緒に鑑賞できるこの日を楽しみに準備してきました。正面入口を入ってすぐ、ミュージアムショップ横で今回参加していただく皆さんとご対面。緊張と期待に胸が高鳴ります。 二つのグループに分かれての鑑賞、この日はそれぞれとびラーの近藤と藤田がファシリテータ役を務め、近藤グループは水谷栄希作「食事の支度」と高橋佑基作「Uncomfortablendomfortable」、藤田グループは高橋愛作「そっち こっち」と市橋泉作「漕いだり、休んだり」、それぞれ2作品を鑑賞しました。 熱気あふれる会場内を歩き、作品の前にたどり着けばいよいよ鑑賞スタート。「この作品の中で一体何が起こっているのだろう」、「どうしてそのように見えるのだろう」、皆で感じたことや気づいたことを共有し、作品の魅力に迫ります。そこに正解はありません。どのように見るかは、鑑賞者に委ねられています。 一見「?」が浮かぶ不思議な作品でも、対話を通して見ていくうちに様々な気づきが生まれます。皆でじっくりと向き合ったあとは、初めて見た瞬間よりもその作品を身近に感じられるかもしれません。 自分の感じたことを自由に発言し、ほかの人の発言に耳を傾ける。その過程で作品の印象がどんどん変化していくこともあれば、最初の印象がより深まっていくこともあるでしょう。 2日間行われた今年の藝大卒展「見楽会」。藝大生たちの熱い思いがこもった作品は、どれも溢れんばかりのパワーと瑞々しい魅力に満ちていました。そんなエネルギーの塊を囲みおこなった対話による鑑賞は、皆さんにとって、そしてとびラーにとって新鮮で思い出深い体験になったのではないでしょうか。   著者:アート・コミュニケータ(愛称:とびラー)山木薫 プロジェクトで言葉や文字で発信するアート活動に胸ときめく日々、これからの発信の起点を思考中・・。     筆者:アート・コミュニケータ(愛称:とびラー)森万由子 美術史を中心に、いろいろつまみ食いしながら学ぶ大学生。人々の心の糧となるものを残し、伝え、社会をじわじわ良くするのが夢。日々人生の勉強中。
2015.02.13