東京都美術館× 東京藝術大学 「とびらプロジェクト」

お知らせ・募集

【アーカイブ映像公開!】とびらプロジェクト オープン・レクチャー vol.13

2022.12.28


\アーカイブ映像公開/


アートコミュニティリーグ2022

日本各地のアートコミュニティの現在地
「好き♡幸せ☆尊い!」が生まれる文化縁とは?


「とびらプロジェクト」オープン・レクチャー vol.13


▶︎アーカイブ映像はこちら https://tobira-project.info/archive-ol13/

▶︎当日の詳細はこちら https://tobira-project.info/openlecture13/


【開催概要】
日時|2022年11月23日(水・ 祝)14:00~16:30
会場|オンライン(Zoomウェビナー使用)
定員|300名(事前申し込み制)
参加費|無料

主催|東京都美術館×東京藝術大学 「とびらプロジェクト」(https://tobira-project.info )
協力|特定非営利活動法人アート・コミュニケーション推進機構、宇部市文化創造財団(うーばープロジェクト)、岐阜県美術館、札幌市芸術文化財団(札幌文化芸術交流センターSCARTS)、たいけん美じゅつ場 VIVA、東京都庭園美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)、長野県立美術館(五十音順)

 


 

【アーカイブ映像公開!】とびらプロジェクト オープン・レクチャー vol.12

2022.06.08

とびらプロジェクト オープン・レクチャーvol.12

『上野の文化施設発!「こどもと大人のためのミュージアム思考」のススメ』

をオンラインにて実施しました。


 

日時|2022年5月5日(木・祝)14:00~16:30

会場|オンライン(Zoomウェビナー使用)

登壇者|
稲庭彩和子(独立行政法人国立美術館 主任研究員)
伊藤達矢(東京藝術大学社会連携センター特任教授)
鈴木智香子(独立行政法人国立美術館 特任研究員)
藤田千織(独立行政法人国立文化財機構 文化財活用センター 企画担当課長)
小川達也(国立科学博物館事業推進部 広報・運営戦略課)
熊谷香寿美(東京都美術館学芸員 アート・コミュニケーション係長)

 

当日の記録映像を公開しましたのでぜひご覧ください。

 


 

記録映像はこちらよりご覧いただけます🔻

【アーカイブ】 オープン・レクチャー

オープン・レクチャーvol.9 「食べる・集う・つながるデザイン ーおべんとう展から考えるコミュニケーション」

2018.07.21

「とびらプロジェクト」では、美術館を拠点にアートを介して「人の関わりの回路」を豊かにしていくことを目指し、さまざまな活動に取り組んできました。この活動から生まれた関心や私たちが目指す社会の姿について、広く一般の方々と考える機会を設けたいと考え、毎年「とびらプロジェクト オープン・レクチャー」を開催しています。


◯食べる・集う・つながるデザインとは?
第9回目となる今回は東京都美術館で7月21日より開催の「BENTO おべんとう展」にちなみ、コミュニティや人と人のつながりに関心を抱いてきた二人の現代アーティストが登場。おべんとう展で「おすそわけ横丁」と名づけられた異空間を作り出した北澤潤、そして「食べることをデザインする」イーティング・デザイナーとして国際的に活躍し、新作《intangible bento》を発表したマライエ・フォーゲルサング。それぞれの方法で、人と人のつながりをつくりだす作品制作の舞台裏を語ってくれました。とびらプロジェクトからは、展覧会とともに結成されたファシリテータチーム「Froshikii (フロシキー)」を紹介しました。

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開催日|2018年7月21日(土)15:00~16:30(14:30開場)
会場|東京都美術館 講堂
定員|220名(事前申込制・先着順 ※定員になり次第締め切ります。)
参加費|無料
レクチャラー|北澤潤(美術家)、マライエ・フォーゲルサング(オランダ デザインアカデミー・アイントホーフェン教授)
ファシリテータ|稲庭彩和子(東京都美術館 学芸員)
その他|同時通訳あり
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オープン・レクチャーvol.7「Eating Designer マライエ・フォーゲルサングが語る 「食べること×デザイン」

2017.07.12

オープンレクチャーvol.7は、終了しました。当日ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

 

【とびらプロジェクト オープンレクチャーVol.5】「上野で語る。100人で語る。文化の杜の未来。」開催しました!

2016.03.27

3月27日(日)東京都美術館のMUSEUM TERRACEにて、とびらプロジェクト5回目のオープンレクチャー「上野で語る。100人で語る。文化の杜の未来。」が開催されました。IMG_6734

様々な文化施設が集まる上野公園。美術館や博物館、動物園や図書館、音楽ホール、大学など、日本の多様な知と財産が集まる場所です。今回は上野公園を「文化の杜」として育てていくために、多様な人々がフラットに語り合う、ワールド・カフェの形式で対話を育みます。交流を育みながら様々な視点やアイデアを共有することで、考えを深めていきました。集まったのは、上野にある9つのミュージアムで働く人々や、上野公園に関する仕事をしている人、とびラー、上野にゆかりのある人から初めて来た人まで、約100人。それぞれの言葉で、上野への想いと未来について語ります。

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スタートは17時。会場に着いたら、くじをひいて、ランダムに着席します。

司会の方によってスタートが告げられ、テーブルについたら「チェックイン」。

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簡単な自己紹介と、いま感じていることや、今日の気分など、思い思いのことを話します。

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互いのことを聞き合い、対等に話し合える場をつくっていくことから始まりました。

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まず始めに、東京都美術館アート・コミュニケーション担当係長・稲庭彩和子さんよりご挨拶。東京都美術館×東京藝術大学の活動として「とびらプロジェクト」「MuseumStartあいうえの」の紹介がありました。

続いて、コミュニティデザイナーの山﨑亮さんによる基調講演。

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テーマは「多様な人々が、異なった価値を持ち寄り、並べ、組み合わせることで生まれる未来」。

副題についていた「No community,No Life?」のフレーズに感銘を受けた人も多かったようです。

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山﨑さんが各地で行ってきた活動の紹介を受け、コミュニティの在り方・作り方について考えを巡らせていきます。

講演のあいだ、参加者に渡されていたのは「ストーリーメモ」。自分が気になった部分や、大切に感じたところ、疑問に思ったところなどを書き留めておくためのツールです。

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山﨑さんのお話の後、それぞれのメモを元に感想を語っていきます。    IMG_7085  IMG_7115 IMG_7129  IMG_7164

ここまでが前半の内容でした。

後半までの休憩時間では、軽食をとりながら過ごします。まだまだ議論が続くテーブルも多くありました。

くだけた雰囲気のなかで会話が進みます。

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後半では、いよいよ上野の未来に焦点を当てたテーマについて話し合います。

第1ラウンドは「あなたが上野について『誇り』や『愛着』だと感じていること」。

上野の魅力とは?誇れることは?1人1人のバックグラウンドを元に言葉を紡ぎます。

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ワールド・カフェでのルールは、「考えと経験をオープンにすること」「語り手の話をよく聴くこと」「それぞれのアイデアを結びつけること」「議論を掘り下げること」。

お互いの話を大切に聞きながら、自分の言葉で語り、考えを深めていきます。

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テーブルにセットされていた白い紙が、みなさんのアイデアでカラフルに彩られていく様子。

第2ラウンドのテーマは「上野をもっと『誇り』と『愛着』を持てる場所にしていくためには?」

テーブルを移動して、違う場所から集まってきた人で新たに話し合いを始めます。

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それぞれのテーブルで話したことをシェアしながら、様々な議論が展開していきます。

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第3ラウンドのテーマは「上野がより『誇り』『愛着』を持てる未来になったとき、上野とはどんな場所になっているか」。

移動したテーブルからもとのテーブルに戻り、改めて未来の上野に思いを馳せます。

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タイムアップのサイン「口を閉じて両手をあげる」が会場に行き届いたところで、語り合いの場は終了。

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その後は今日のことを振返りながら、感想や疑問、気づき、今後の抱負をポストイットに書き出します。全参加者のコメントを集約したホワイトボードは圧巻!

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参加した方の声からは、上野がそれぞれにとって思い入れのある場所であること、そして人々の交流・連携が今後の上野を作る要であるということが語られました。

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最後に、上野「文化の杜」新構想推進会理事・東京藝術大学教授である北郷悟さんから終わりの言葉をいただき閉会です。

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100人がそれぞれの観点から見た上野。語ることで共有できたビジョンや、新たに見えてきたこともあるでしょう。今回のワールド・カフェでの出会いや、生まれたアイデアは、今後どう活かさされていくのでしょうか。上野にいる人たちがつながり、ともに歩むことから未来は形づくられていきます。

2020年のオリンピック、そしてその先の未来に向けて、上野とはどんな場所になっていくのでしょうか?会場に来られなかった方も、上野の未来について考え、誰かとシェアしてみてください。

上野に来た人、いる人、これから来る人、全てのみなさんによって、上野は彩られています。未来の上野を考えていく新たな出発地点に、みなさんと一緒に立てていることを嬉しく思いました!このご縁を大切に、これからも上野を考え続けていける場が、ミュージアムであったらいいなと思っています。

(とびらプロジェクト アシスタント 峰岸優香)