東京都美術館× 東京藝術大学 「とびらプロジェクト」

INTERVIEW

28

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滝沢 智恵子 さん

「興味ない」からの出発で多彩な活動を紡いだ9期とびラー

”とびラー”インタビュー
滝沢 智恵子 さん

INTERVIEW

28

滝沢 智恵子 さん

「興味ない」からの出発で多彩な活動を紡いだ9期とびラー

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「こういう絵の見方を誰かに伝えたい」

「色彩学」の授業がきっかけでとびラーになったそうですね。

滝沢 日比野克彦さんの「色彩学」の授業を受ける機会があったんです。東京藝術大学 履修証明プログラム Diversity on the Arts Project(以下:DOOR)受講中に、現役の藝大生と一緒に。独特な授業で、不思議な指令がいっぱい出るのですが、それをこなすうちに、だんだんモノの見方が変わってきて。たとえば「空と雲との境界線の色」を探しているうちに、宇宙のかなたまで見ているような気持ちになっていたりとか。「墓石のスケッチ」の時は、スケッチしているうちに、墓石が苔むして風雨にさらされている様子から歴史を感じたり、そこを訪れた人のことを考えたり。なんだか不思議な体験でした。
その時に『伊庭靖子展 まなざしのあわい』も観に行ったのですが、伊庭さんの作品の中にあるクッションや枕を見ているうちに、伊庭さんがそれを描いていた時の様子が浮かんできたり、クッションのふわふわした感触を思い出したり、ここに寝転がったら気持ちいいだろうなと思ったり、いろいろ見えてきた瞬間、感じている瞬間があって。「時空を超える」ってこういう感じかなと。
なんだかすごく楽しくなって。今までとちょっと違う視点で作品を見ることができたんです。
作者の経歴がどうとか、何年に描かれたとか、素材がどうのとか、そういう難しいことを知らなくても、アート作品って、こうやって面白く、「自分ごと」として観て、感動できる。こういう作品の見方があるんだよっていうことを、誰かに伝えたくなったんです。それなら私でもできるなって。
とびラーの存在は以前から知っていました。でも、学芸員の資格を持っているわけでもないし、美術史の知識もない。だから頭からとびラーになるのは無理だと思い込んでいて、応募しようなんて思っていなかったんです。
でも、「知識なんかなくてもアートはこんなに楽しめるよ。」ということなら、私だって伝えられる。伝えたい!とその時に思ったんです。だからとびラーに応募するなら、今しかない。1回だけ受けてみようと。

チャレンジは1回きり。どうして?

滝沢 この想いをわかってくれないのなら、そこは私の居場所じゃない ! と思ったんです。
今になって思うと、「作品をよく観る」という点がVTSVisual Thinking Strategies)と共通しているかもしれませんね。VTSのことは、とびラーになるまで知らなかったのですが。

そもそもDOOR受講のきっかけは何だったんですか?

滝沢 学生の頃から、病院などでボランティアをしていました。特に資格とかを持っているわけではないのですが、ずっと続けていました。
友人がアロマテラピーをやっていて、最初は興味なかったのですが、海外では終末期医療の場などでアロマテラピーでハンドマッサージなどをして、薬では治らない部分を癒すということを知りました。そういうことならちょっと勉強したいなと思って学校に通って、その後、高齢者施設や障害者の方の施設などに出向いてハンドマッサージのボランティア活動をしていました。
アロマテラピーのハンドマッサージは、「香り」と「触れる」行為が脳を刺激しますし、とにかく気持ちいいので、会話が難しい方でも心を開いてくれることがあるんです。私は、その活動を通してはじめて認知症の方にお会いしました。認知症って、誰でもなる可能性のあるものだけど、私の全然知らない世界でした。もっと自分に何かできることはないだろうかと思っていたところに、知人がFacebookに投稿した記事でDOORのことを知って、ここで勉強しようと思いました。
DOORでは、知らなかったことを本当にいっぱい教えてもらいました。「障害がある方のお手伝いが出来たら」、なんてとんでもない !皆さんから私達が教えてもらわなければいけないことのほうがずっと多かった。そしてDOORでは冒頭にお話しした日比野さんの「色彩学」に出会えたことも、大きかったですね。

ボランティアのお話が出ましたが、
普段は「芝の家」でボランティアをされているとか

滝沢 はい。芝の家は、地域の交流の場として、港区と慶應義塾大学の協働で開設された拠点です。ハンドマッサージを習っていたときにボランティアで活動させていただいたのをきっかけに、その後、スタッフになりました。

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<つづく>

「とびラーが集まれば、何でもやってみることができるんだ」

コロナ禍で、とびラーの活動は、
オンラインではじまりましたね。

滝沢 23年目とびラーの皆さんが試行錯誤しながら、たくさんオンラインミーティングを立ち上げていました。入ったばかりの私は、なんだかよくわからないけど自分もやれそうだと思ったとびラボに、どんどん参加しました。そのうちのひとつ、「大人ムービー部」(※)というとびラボで活動するうちに、そこのとびラボメンバーから「落語をやりましょう」という話が出てきて
とびラーならではの視点でとびらプロジェクトでの活動や日常を映像として切り取り発信するとびラボ

落語ですか!

滝沢 私は落語にはあまり興味なかったのですけど、大人ムービー部で活動が同じグループになったほかのとびラーが、みんな時代劇や落語が大好きで、とても楽しそうに盛り上がっていたので「じゃあ、お手伝いで」と言って参加したんですけど。でも、やっぱり、そんなお手伝いとかじゃ済まされないんですよ、とびラーって(笑)。

いつの間にかどっぷりと。

滝沢 はい。プロの落語家さん(三遊亭わん丈さん)を招いて指導していただいて、みんなが創作落語を作って、演じました。みんな、わん丈さんに名前もつけてもらったんですよ。私は「とびら亭あらいはり」。
ほとんど知識もないのに、落語をつくって、しかも人前で喋る。もう、何というか、開き直らなきゃできない経験でした。
でも、みんなの力でそれができてしまって、「とびラーやっていると何でもできるんだ」って思いました。「一緒にやろうよ」と言われて、いつの間にか、乗せられて、出来ちゃう。
●とびらくご

建築ツアーも、最初は
「興味ない」からのスタートだったとか。

滝沢 そうなんです。現在は再開されましたが、コロナ禍で東京都美術館(以下:都美)の夜間開館がなくなって、それまでずっと続いていた「トビカン・ヤカン・カイカン・ツアー」というとびラボが中断してしまっていました。このツアーは、東京都美術館の「とびラーによる建築ツアー」とは異なり、夜間開館の日に実施するスタイルの建築ツアーで、とびラー同士でガイドのことを教え合う形を取っていて、コロナ禍前はそれがとてもいい時間だったようです。
なので「それができなくなっちゃったのはとても残念だから、何かしら続けていきたいね」という声があって。でも、展覧会で夜間開館が復活しないとヤカンツアーはできないので、ヤカンじゃなくてモーニングでどうかと23年目とびラーさんが提案して、ツアーが始まりました。
私、当時は建築に全く興味がなくて。建築って硬い箱のイメージで、すごく細かいところ、たとえば柱のつくりがどうとか、何とか構造とか、そういうことを聞いて「へえ」と思うものの、面白さがわからず。
でも、たまたま仲良くしていた人たちがそのとびラボにいたので、私も参加して、最初はサポートで参加したんです。ガイドをやるつもりはなかったんですよ。

それが、だんだんと変わっていったんですね。

滝沢 関わっているうちに、建築家の前川國男さんのお人柄や建物に関してのエピソードを聞いたり勉強したりする機会が増えてきて。この建物は、前川さんが将来都美に来館するであろう人たちのためにいろいろ考えて作ったもので、気持ちの込められた、想いが沢山詰まった場所だから大切にされているんだということがわかってきたんです。思っていたような堅苦しいものではないんだと。
そうすると、なんだかこの建物がとても優しい温かい感じがしてきて、前川さんが、「どうだ、いいだろう」って言っているような気がしてきたんです。そうか、こういう私の感じたことだったら伝えることができるんじゃないかなと思って、ガイドをやってみることにしました。結局3年間建築絡みのツアーにどっぷり浸かっていました。
夜間開館も再開したので、今は、モーニングツアーもヤカンツアーも両方実施できるようになっています。

で、いよいよ3年目を迎えました。

滝沢 1年目と2年目は誰かのアイデアに参加して楽しいなって思っていたんですが、3年目はやっぱり最後の年だし、自分がやりたいと思うことをやってみようかなと。でも、とびラボを立ち上げる自信もなく、勇気もなかったのでかなり迷ったのですが、今やらないと二度とできないし、とりあえずやってみよう!と思って、「暮らしの彩り おとな美術館」というラボを「この指とまれ」(※)しました。
※新しい活動のアイディアがひらめいたら「この指とまれ」で他のとびラーを3人以上集めてチームをつくり、「とびラボ」を始めることができる。
それまで、「車いすで楽しむ都美散歩」とか、学校に行きづらくなった子どもたちに向けた「おいでよ・ぷらっと・びじゅつかん」など、美術館に行くことにハードルを感じてしまう方々を対象としたラボに参加していましたが、ずっと気になっていたことがあったんです。
私の母が、80歳を超えて今も元気なのですが、さすがに体力などに自信がなくなってきているようで、若い人の中に入ったら迷惑じゃないかとか、展覧会は興味はあるけれど混雑していそうだからやめておく、とか、何というか、色々とやりたい気持ちはあるのに消極的になってしまうことが多くなって。母のような、自分で動ける元気な高齢者って、元気だけれど、若い人とは違う点を考慮して受け入れていただける機会が少ないというか。だから美術館からも遠ざかってしまうのですが、それがすごくもったいないって思っていました。
それと、亡くなった父が、晩年に足が悪くなってあまり外に出られなくなった時に、突然自分用に大きな椅子を買ってリビングに置いていたんです。当時は、そんなリビングの雰囲気に合わない椅子をなぜ置くの?と、家族には不評だったんですけど、今思えば、外に出られないならせめて自分のお気に入りの椅子に座って家の中で快適に過ごしたかったんだな、と思い、家具って大事なんだなと思ったんです。
ちょうど良いタイミングで都美で「フィン・ユールとデンマークの椅子」展が開催されるので、そこで、元気なシニア向けのプログラムを何かやりたいなと考えました。元々都美にある家具にも興味を持っていて、特にフィン・ユールの椅子が大好きだったこともあり、父のエピソードも含め、いくつになっても工夫次第で暮らしを豊かにできるんだっていうことを伝えたいと思ったんです。

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<つづく>

「数か月後のふりかえりミーティング」

満を持して、いよいよはじめての
「この指とまれ」ですね。

滝沢 普段シニアの方と一緒にお仕事をしているとか、シニアの家族がいらっしゃるとか、自分とシニアとの間に何かの接点があるという理由で指にとまってくれたメンバーがいて、本当に心強かったです。反対に、「まわりにシニアがいないからこのラボを機会にお話ししてみたい」という動機で指にとまってくれた人もいて、嬉しかったですね。
とびラボって、参加していても途中でついていけなくなって、やめたくなくてもやめてしまう人もいます。今まで自分が参加していたラボでもそういう人がいて、それを残念に思っていたので、なるべく最後まで続けられるように工夫して一人一人それぞれが中心にという感じを目標に進めていきました。
「この指とまれ」をしてから知ったのですが、シニア対象のとびラボははじめてだったらしくて。Creative Ageingずっとび」はすでに立ち上がっていて、施設の方が引率して来館されるなど専門家の手があります。そういう場合と、一般の方が個人個人で応募されるプログラムでは注意しなければいけない点が違ってきますよね。そういう情報があまりなくて、手探りで進めていきました。
何か月もかけて準備をして、とびラボメンバーみんなでたくさん話し合いをして当日を迎えました。

当日はどんな様子でしたか?

滝沢 午前の部で、参加された方が熱心に鑑賞するあまり展示室内のルールを守れなかった場面があって。初めての場所で緊張されていたこともあると思います。
午前の部終了後、とびらプロジェクトスタッフからもアドバイスを受け、急遽、午後のプログラムの進め方を修正することになりました。時間もなかったので今までのようにみんなで話し合うことも出来ず、何か月もかけて全員でつくってきた流れを、瞬時に変えなければいけなくなりました。

それは…。

滝沢 参加者の皆さんへの対応はメンバーのおかげでこなすことができ、皆さんにとても喜んでいただけたものの、プログラム終了後はやはりみんなで色々とマイナスのことばかり考えてしまいました。それまで積み重ねてきたことが間違っていたのかな、と思ってしまったり、「もうちょっと自分が注意すればよかった」と、自分を責めてしまう人もいました。真剣に、まじめに取り組んでいたメンバーばかりだったからこそ、そういう気持ちになってしまったんです。
みんなの気持ちが落ち着いて冷静にふりかえりができたのは、数か月たってからでした。

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でも、「やらなかったらよかったね」とは、
ならなかった。

滝沢 はい。来場者の方達が皆さんとても楽しんで、喜んでくださって、次を楽しみに待っていますという声や、その日は参加できなかったから次回は申し込みたい、という声がその後いくつも届いています。そして、ラボに参加していたとびラーが、今後に向けてシニア向けのラボを立ち上げたりもしています。
メンバーみんなが問題意識を持って真剣に参加してくれていたので、参加者に喜んでいただけて、目的は達成されたことをみんなが嬉しく受け止めてくれています。

よかった。
ちゃんと次に進みはじめているんですね。

滝沢 はい、そこはしっかりとお伝えしたいです。ここで終わりではなく、今回の経験をいかして次に進んで欲しいです。

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さて、開扉した後は、
どんなことを考えていますか?

滝沢 まず、手話を始めようと思っています。
あるとびラボで私がラボで使う物を作っていた時、聴覚障害のあるとびラーが私の肩をポンと叩いて何か話しかけてきたんです。表情から、きっとすごく単純な「すごいね」とか「やってみたい」とかいうことだったんだと思うのですが、私は手話ができないし、手元に筆談できる道具もなくて笑うことしかできず、お返事ができませんでした。今は音声を文字化できるUDトークというアプリなどもありますが、用意していないとすぐには使えないし。普通の、ちょっとした雑談ができなくて、それがすごく残念だったんです。
DOORのときに、障害のある当事者の方が講師に来てくださって、人にモノを伝えたり、人が繋がる方法って、喋ること以外にもいろんな方法があるんだなと感じていて、自分が今まで接してこなかった伝え方をもうちょっと知りたいなと思っていたんです。先ほどお話した芝の家にもいろいろな方が来られて、一緒におしゃべりをしているんですが、対話の方法って、いっぱいあった方がいいでしょう?
テレビドラマの影響もあって手話教室が人気で、キャンセル待ちしていたのですが、ようやく入れることになりました。会話を楽しみながら頑張ろうと思っています。

芝の家という場を持っている滝沢さん。
そこに、とびらプロジェクトはどのように影響していますか

滝沢 今のところは、とびらプロジェクトでやったことを、芝の家の活動に具体的にすぐ取り入れることは考えていませんが、これから先、自分で何かを起こしていくことができる場所かなとは思っています。特に、シニア向けの活動は引き続きやっていきたいので、それは芝の家のプログラムとしてできるかなと。とびラー1年目から本当に沢山のラボや企画に参加してきたので、自分が学んでプラスになったこと、みんなに広げたいと思ったことを実現する場として、何かできるといいな、と思っています。
ただ、美術館で実施する企画とは場の状況が結構違うので、そのへんのアレンジは必要ですね。
そういえば、コロナ前には慶應義塾大学の落研の人たちを中心に芝の家で落語を披露する会があったんです。当時、私は落語には全く興味もなかったけど、もしいま同じイベントがあったら、「とびらくご」を経験した今の私ですから、ちょっと関わり方が変わってくるのかもしれませんね。
今まで自分がこれまでに経験してきたいろいろなことが繋がって、想像できないことが広がっていきそうで楽しみです。

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インタビュー日時:2023315
聞き手・文:只木良枝
撮影:中川正子、とびらプロジェクト

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