東京都美術館× 東京藝術大学 「とびらプロジェクト」

INTERVIEW

15

上田 紗智子 さん

「とにかくやってみる」ことを楽しむ5期とびラー

”とびラー”インタビュー
上田 紗智子 さん

INTERVIEW

15

上田 紗智子 さん

「とにかくやってみる」ことを楽しむ5期とびラー

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「すごく楽しいです、ずっと」

普段は何をされていますか?

上田 グラフィックデザイナーをしています。広告デザインが主で、ポスターから名刺まで、印刷物はなんでもやります。夫とふたりで会社を経営していて、クライアントは個人商店がメインです。それと、仕事ではありませんが、子どもから手が離れた後、高校の同級生3人で月1回美術館に一緒に行く会をやっていて。もう20年くらいになります。
私は小さい頃から絵を描くのが好きで、中学校では美術部に入って、画家を目指していました。美術館にもよく行っていた。なので、美術館はずっと身近でしたけど、その会をはじめてから興味の幅が広がりましたね。そこでは、みんなでどの展覧会に行くか検討するんですね。すると、自分の感覚では選ばなかったものも出てくる。たとえば、日本画にはあまり興味がなかったけど、一緒にみるうちに、あ、こんなにおもしろかったの、なんで嫌いだったんだろうって思うようになりました。人に連れられて行ってみると、発見がある。

とびらプロジェクトを知ったきっかけは?

上田 展覧会情報を調べようと思って東京都美術館のホームページを見たときに、偶然「とびラー募集」という記事を見つけたんです。

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最初は、一体なんだろうと思って。内容をみてもなんだかよくわからなくて、何度も読み返して。でも、なんかちょっとおもしろそうだなと。
たとえば「とびらボードでGO!」とかね。実は、とびらプロジェクトのことをホームページで見つけるちょっと前に、東京都美術館で子どもがボードを持って、絵を描いているのを見ているんです。いいなーと思ったけれど、美術館でこんなことしていいのかな、この子、怒られるんじゃないかなと気になった。その後、展示室の壁に掲示されている「とびらボードでGO!」の説明を見て、ああ、これ、東京都美術館がやってるんだ、すごく粋なことをするなと印象に残っていたんです。それがつながったんですね。

とびラーに応募したのはなぜ?

上田 私は、子育てをしているときに、子どもを保育園に預けていて、保育園の父母会に入っていました。最初は、仕事しているのに父母会なんて面倒だと思ったんだけど、入ってみたら、子どものための社会って、こんなに足りていないんだということに気づいた。これは、大人たちがもっと仲良くなって、コミュニケーションをとって、悲しい思いをする子どもがいなくなるような地域社会をつくっていかなくちゃと思いました。それで、父母会活動を一生懸命やったんですね。その1つとして、「子育て懇談会」というものを行っていたのですが、父母会がなくなったことで継続できなくなり宙に浮いてしまった。それを、ボランティア団体として作り直して、ずっと活動を続けてきました。でも団体のメンバーが年をとるに従い、活動も縮小されてきてしまっている。若い人もなかなか入ってこない。もっと何かできないかなと、ちょうど悩んでいる時期だったんです。だから、とびらプロジェクトのコンセプトである「アートを介して人と人をつなぐ活動」を知ったときに、コミュニティをつくるということを、ここで学べるんじゃないかな、ここで学んだことを地域に持って帰れるんじゃないかなと思いました。

それと、その前年に、緑内障になったことも関係しています。私は目を使う仕事でやってきたのに、続けられなくなる日が来るんだって思ったんですね。それで、とびらプロジェクトで福祉関係のことも学んで、自分が、目が見えなくなったときに何かできることがあるといいなと考えて、応募に至りました。

でも応募するか、とても悩みました。プログラムをみていると、大変さも想像できる。東京都美術館という公的な機関がこんなに攻めたプログラムをやるには、かなりつくりこまないといけないはずだ。どのくらい会議しているんだろう、関わったら、かなり大変なことになるなと思って。悩んだので、様子を見に、「ヨリミチビジュツカン」というプログラムとフォーラムに参加してみました。そのときに、会場にいたとびラーに「すごく大変そうなので、応募するかどうか迷っているんです」って話したら、「応募してもとびラーになれるかどうかわからないのに、迷うことじゃないですよね」って言われて。あ、確かにそうだな。とびラーになったときに悩むことだなと。それで、「じゃあ応募します」って言って応募したんですね。あの一言がなかったら、まだ私、悩んでいたかもしれない(笑)。ぽんと背中を押してもらいました。

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いざ活動してみてどうでしたか?

上田 すごく楽しいです、ずっと。大変なのは大変です。忙しいし、やらなきゃいけないこともたくさんある。仕事もあるし、家庭もある。でも、家族には、「これをやったら、家庭のことをする時間がなくなるのですが、応募してもいいでしょうか」と応募前に聞いていたので、それをいいことに家庭のことはやってないです(笑)。

上野までは片道1時間以上かかりますが、多い時は週2回から3回は来ています。自分が関わっている「とびラボ」(とびラーが自主的に行う活動)のミーティングや、鑑賞実践講座。それに加えていまは、東京藝術大学の「Diversity on the Arts Project」(愛称:DOORプロジェクト)講座も、できるだけ出ています。
でもきっと、大変だから楽しいんでしょうね。「あー大変、大変」と言っているときが一番充実しているんだと思います(笑)。

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これまでの活動でいちばん印象的だったことは?

上田 印象に残っているのは「建築」ですね。Museum Start あいうえので「けんちく部」という、国立西洋美術館と東京文化会館をめぐるファミリー向けのプログラムがありました。それにとびラーとして参加したんです。実は私、子どもの頃バレエを習っていて、東京文化会館で踊った記憶があるんです。それ以降50年近く東京文化会館には行っていなかったけど、その舞台の感じをすごくよく覚えていて。今回のツアーで、文化会館の舞台にあがらせてもらったとき、その私の記憶とまったく違わなかったんですよ。東京文化会館は、外観や内観のイメージを極力変えない方法で、時代に合わせた改修やメンテナンスをしているのだと思います。だから50年経っても、そこに立つと、子どものときの記憶とつながって、いま同じところにいるっていう感動が味わえる。建築ってすごい!って改めて思いました。

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とびラーになって、生活に変化はありましたか?

上田 変化はありましたね。年中とびラーのことを考えています(笑)。考え方も、たぶん、変わっていると思います。自分を変えようと思ってきているところもありますから。私はどちらかというと、いつも影の、人をサポートするようなタイプ。だから、もう少し人をリードしていくところも持ち合わせるとうまくいくのかなと思っていたので、そこはがんばりましたね。3年間、やろうと思えばいろんなことができる。面倒くさいとか、いいやとかって後ろに引いていたら、結局何もできないから、何かあったら「やろう」というほうの選択をする。そこをいつも意識していました。

それから、VTSVisual Thinking Strategies / 対話による鑑賞の方法の一つ)を極めたい、と思いました。もともと絵をみるのが好きなんです。でも、VTSは知らなかった。とびらプロジェクトでそういう鑑賞方法があるということを知って、参考図書を読んで、とてもいいなと思いました。

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<つづく>

「心が解き放たれる。みんなの心が自由になる。」

VTSのどういったところに惹かれたんですか?

上田 VTSで作品を鑑賞していると、心が解き放たれる。みんなの心が自由になるところ、ですね。
私、ものすごく自由なんです(笑)。だからか、自分以外の人を見ていて、縛られていると感じることが多い。自分で自分を縛っている、自由じゃなくしているなって。考え方を変えるだけで、自由な気持ちになれるのに、自由になりたくないのかなとか。そんな気持ちになることが多くて。
たとえば、女性は結婚したらこうしなきゃいけない、とか言って、みんなそうするじゃないですか。でも、私はそれをしないで、「なぜ、そうしなきゃいけないんですか?」って、いつもみんなに問うていたんです。でも、そんなの常識でしょって感じであしらわれちゃう。ちゃんとしなくちゃいけないっていうのはわかるけれども、あまりにも常識に縛られていて、苦しくなってしまっている部分もあるんだろうなって思います。それはたぶん、人から悪く思われたくないっていう気持ちがあるから。でも、そんなこと恐れることないのに。みんな自由で、その人のそのままの色であったほうが、気楽なんじゃないかなといつも思っていたんです。
VTSでは、自分と人が違うということを認められる。それは、いまの日本の社会にはものすごく足りていないけれど、とても重要なことだと思います。私とあなたは違っていいんだっていうことですよね。その違いを認められると、みんなもう少し心にゆとりが出るような社会になるんじゃないかな。

でも、初めてこどもたちと一緒に作品をみたのは、鑑賞実践講座に参加し始めてまだ12回のときで、「この絵をみて、こどもはいったい何を言うんだろう? 話なんて出てこないんじゃないかな」なんて思いました。ものすごく緊張して楽しめなかった。その後も、焦りまくりで、どうしようって泣きたい気分のときもありましたね。

変わったきっかけがあったのでしょうか?

上田 きっかけは、1年目の終わりかな。鑑賞実践講座の講師の三ツ木紀英さんに、「とにかく、自分が楽しむことです」って言われて。「どうやって楽しむんだろう?」って思ったんですけど。三ツ木さんは、「この子ってどんな子なんだろう? この絵をみたとき、どう感じるんだろう」って、一人一人の子に興味をもって、その子が自分の思いを話したときに、「あー、こういう子なんだ」って知れた喜びを感じているんですよね。そこがわかったときに、「あ、そうか、これって、一言でいうと、愛だ」って思ったんです。人への関心を持つっていう愛情なんだって。その愛情のやりとりができたときに、喜びがあって、それが楽しいってことなんだなって腑におちました。私は子ども自身をみていなかったことに気がついたんです。

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とびらプロジェクトの魅力を一言でいうと?

上田 “人”ですね。とびラーには、魅力ある人がたくさんいる。どなたと話してもアイディアにあふれているし、おもしろいし、楽しい。いろんなことやってみたいっていうところは、似ている人が集まっているのかな。私は56歳になるときに入ったんですね。若い人と、ふだんそんなに出会えないから、多様な世代の人が集まっていることも、とても魅力でした。
それから、とびラーは、ボランティアではなくて、プレーヤーなんです。言われたことだけをやるのではない。自分で考え、自分で行動するということが、とびらプロジェクトのなかでできる。それは大きな魅力ですね。

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任期満了後にやりたいことは?

上田 先輩とびラーたちが「ヨリミチビジュツカン」という活動をしているんですが、まずはそこに入って一緒に活動したい。

それと、ほかのとびラーと一緒に、いままでにないような発信のしかたで、アートシーンを紹介していきたいと思っています。実は、もうすでに、現役の藝大(東京藝術大学)生の作家のプロデュースをしています。
とびらプロジェクトのプログラムに、「藝祭さんぽ」という、とびラーと来場者で藝大の藝祭を巡り、作品や作者に親しむツアーがありました。そのツアー内容を考えるために藝祭をくまなく見てまわったんですね。そこで、すごくおもしろいアートパフォーマンス作品「おく」に出会いました。向かい合うふたりが、交互に「もの」を場に「おく」。それだけのことなんですが、とても深い。その後、彼らが青山でやったパフォーマンスも見に行って、やっぱりおもしろいと思って、思わず「コラボしたい」って声をかけたんです。その結果「これからゼミ」(任期満了後の活動を見据えた活動枠)のかたちで、来場者が彼らのパフォーマンスに参加する、ワークショップ「おく」を企画開催しました。

とびラーは、こんなふうに、藝祭や卒展で藝大生と知り合うことができる。彼らがつくってきた作品も、その後の作品も追っていくことができて、いろんな変化もわかる。そういう追い続けていくアートプロジェクトをやりたいと思って、動きはじめました。その準備段階で、すごくいいギャラリーが見つかったんですね。そこで、「おく」をやったら、素敵なことになりそうって閃いちゃったので、ギャラリーと藝大生をつなぐコーディネートをしました。
*上田さんの「これからゼミ」のレポートは、こちらからご覧いただけます。

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<つづく>

「とにかくやってみることが力になる」

上田 とびラーの任期の3年間は、勉強の期間だと思います。東京都美術館で、いろんなプログラムを企画・実施できる。それは、数をこなせばこなすほど、力になる。だからできるだけのプログラムに参加して、今後につなげていければと思っています。
それと、企画を立ち上げてみたけど、形にならないっていう経験も必要だと思います。その経験もできる。どちらもとびらプロジェクトではないところでやるほうが難しいと思うんです。なので、ちょっと二の足を踏みたくなるようなことでも、まずここで、とにかくやってみることが力になると思いますね。

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何かやりたいことがある人は、まずここにきてみるといいんじゃないかな。ここは、やりたいと思ったらできる、誰にでもひらかれた場所なので。<おわり>

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聞き手・文:井尻貴子
撮影:中川正子、とびらプロジェクト

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平野 文千さん 平野 文千さん

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1期とびラー、区民ホール勤務、デザイナー経験あり

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