2024年4月から、障害や様々な特性のある方への「合理的配慮」が義務づけられました。美術館をはじめとするミュージアムでも、多様な人々との対話からはじまる共生をめざし、その具体的な方法について議論する機会が増えています。
13年目を迎えた「とびらプロジェクト」には、ろう者、難聴者、全盲の方を含む多様なとびラーが集い、それぞれの関心や特性を活かし合いながらコミュニティを育む活動に取り組んでいます。アートを介した対話を深め、多様な人々が意見を交わし合いながら共に試行錯誤を重ねるプロセスは、この活動の大切な基盤です。
今回のフォーラムでは、異なる人々が互いの「違い」に魅力を感じ、関わり合うことで生まれるクリエイティビティとは何かを考えます。ミュージアムの現場で活動する「とびラー」の体験談をもとに、人々が交差する場での創造的な関わりについて話していきます。
ご参加をお待ちしています。
2025年1月26日(日)
第1部
時間 | :13:00〜15:30 |
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開場 | :12:30 |
会場 | :東京都美術館 講堂 |
定員 | :220名 |
情報保障 | :手話通訳、日本語字幕あり ※定員になり次第締め切ります。 ※後日、記録映像の公開あり |
とびらプロジェクトとは?
アート・コミュニケータ トーク
アート・コミュニケータ / 熊谷 香寿美(くまがい かずみ) / 小牟田 悠介(こむた ゆうすけ)
ディスカッション
交差するミュージアム
日比野 克彦(ひびの かつひこ)
アーティスト、東京藝術大学学長
中原 淳行(なかはら あつゆき)
東京都美術館 学芸員 学芸担当課長
熊谷 香寿美(くまがい かずみ)
東京都美術館 学芸員 アート・コミュニケーション係長
とびらプロジェクトマネジャー
小牟田 悠介(こむた ゆうすけ)
東京藝術大学 芸術未来研究場 ケア&コミュニケーション領域 特任助教
とびらプロジェクトマネジャー
第2部
とびラーオープンセッション
時間 | :15:45〜17:00 |
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会場 | :東京都美術館 講堂、アートスタディルーム、スタジオ |
とびらプロジェクトの活動拠点を公開し、とびラーが普段の活動についてご紹介します。時間内はご自由に出入りできます。
※プログラムの様子は、広報‧記録用に撮影させていただきます。ウェブサイト等の広報媒体に使用することがありますので、ご了承ください。
下記申込フォームに必要事項を入力の上、お申込みください。
東京都美術館 アート・コミュニケーション係
メール | :q-tobira tobira-project.info |
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TEL | :03-3823-6921(東京都美術館 代表) |
主催 | :公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、東京藝術大学 |
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企画・運営 | :東京都美術館×東京藝術大学「とびらプロジェクト」 |