「特別鑑賞会」にご招待頂きありがとうございました。
何時もとは違った鑑賞会でしたので、気になってしまった作品がありました。
おなじ絵が二点並んで、何処が違うのか、何度も見くらべ探したのですが、分からず、気になってしまいました。分かると楽しかったかなぁ〜と思い心残りでした。
手づくりの版画は、女性のかんざし、着物の柄まで、細かい作業に見とれて
「凄いなぁ〜」と何度見ても飽きないので、嬉しいです。
ありがとうございました。
「とびラジオ」を聞かせて頂きました。
細かく見て鑑賞していない、自分に気づきました。
聞いた順に感想を書きます。
①「雪の中の三美人」
梅の木が左端にあるのに気が付かず、見過ごしていました。顔の向きも気にせずに、唯々見ていました。
お正月の晴れ着姿と思うと、華やかで楽しい。雪の中、下駄を履いて歩いて居たら、歯に雪が付いて、歩き憎いなぁ〜と勝手に想像してしまいました。
②「百物語 お岩さん」
ちょうちんに顔を表現し、破れが、口を「ワァー」と開いて怖さを感じます。
額の「人」の字に見えるのは、眉間の皺のように見えました。髪がぼさぼさで、一層恨みが増して見えました。
お経が書かれていたので、成仏出来ますように、お祈りしたいです。
③「蛸入道五拾三次 品川/川崎」
品川は、沖に船が浮かび、旅人が歩き付いた様子に、なるほどと思いました。
茶屋のおかみさんの髪の毛が、「昆布の髪飾り」と思うと笑ってしまいました。
川崎は、岸から岸まで小舟での移動に、お坊さんを中心に賑やかな様子を感じることが出来ました。
④「冨嶽三十六景 五百らかん寺さゞゐどう」
日本一の美しい富士山は、今も昔も、皆の気持ちは同じなのだと思いました。
指をさし「日本一の富士山だぁ〜」と聞こえてくるようです。
お寺の屋根裏に鳥の巣があるのに、気が付いていなかったので、隅々まで、鑑賞できました。
富士山の右の影の様なものは、竹藪か林のように私は、見えました。
⑤「名所江戸百景 深川万年橋」
橋に亀が吊るされ売っている様子が伝わりました。背景に富士山が夕暮れに染まり一層寂しく感じる。ナレーションで、亀を買って放してやると想像すると、安心して幸せな気持ちになれました。
「とびラジオ」様の語りを聞きながら、全体を見落としなく鑑賞することが出来、思いを馳せながら鑑賞する楽しみ方を知って、勉強になりました。
本当にありがとうございました。
よしみ 70代