
東京都美術館のアート・コミュニケーション事業は、多様な来館者にとっての「アートへの入り口」として広がりを見せています。その中心にはいつも、「美術館」という公の場で「みんなで作品をみる」活動があります。
とびらプロジェクトは、2012年のスタート以来14年間にわたり、美術館で複数の人がともに作品を鑑賞する場づくりに取り組んできました。その中で、人々が新しい自分や他者と出会い、気づきや創造性、ひらめきが生まれる瞬間を重ねてきました。作品を鑑賞する人々のコミュニティは、美術館の外へと広がり、新たな文化的つながりを生み出しています。
「作品を鑑賞する」という活動を通して、なぜそのような場や人とのつながりが生まれるのでしょうか。
今回のとびらプロジェクトフォーラムでは、アート・コミュニケータ「とびラー」をかたちづくる講座や、鑑賞の場をひらくための準備、実践のふりかえりなど、これまで積み重ねてきた取り組みをもとに、その理由を探ります。
このフォーラムが、「鑑賞」から生まれる創造的な瞬間や、そこから広がるコミュニティの形を、参加者のみなさんとともに考え、見いだしていく一歩となれば幸いです。
2026年1月25日(日)
第1部
| 時間 | :13:00〜15:30 |
|---|---|
| 開場 | :12:30 |
| 会場 | :東京都美術館 講堂 |
| 定員 |
:220名 ※定員になり次第締め切ります。 ※手話通訳、日本語字幕あり ※後日、記録映像の公開あり |
*プログラムの様子は、広報・記録用に撮影させていただきます。ウェブサイト等の広報媒体に使用することがありますので、ご了承ください。
とびらプロジェクトとは?
アート・コミュニケータ トーク
アート・コミュニケータ / 熊谷 香寿美(くまがい かずみ) / 小牟田 悠介(こむた ゆうすけ)
ディスカッション
「鑑賞」はコミュニティに効く?

日比野 克彦(ひびの かつひこ)
アーティスト、東京藝術大学学長

熊谷 香寿美(くまがい かずみ)
東京都美術館 学芸員 アート・コミュニケーション係長、
とびらプロジェクトマネジャー

小牟田 悠介(こむた ゆうすけ)
東京藝術大学 芸術未来研究場 ケア&コミュニケーション領域特任准教授、
とびらプロジェクトマネジャー
第2部
とびラーオープンセッション
| 時間 | :15:45〜17:00 |
|---|---|
| 会場 | :東京都美術館 講堂、アートスタディルーム、スタジオ |
とびらプロジェクトの活動拠点を公開し、とびラーが普段の活動についてご紹介します。時間内はご自由に出入りできます。
※プログラムの様子は、広報‧記録用に撮影させていただきます。ウェブサイト等の広報媒体に使用することがありますので、ご了承ください。
下記申込フォームに必要事項を入力の上、お申込みください。
東京都美術館 アート・コミュニケーション係
| メール | :q-tobira tobira-project.info |
|---|---|
| TEL | :03-3823-6921(東京都美術館 代表) |
| 主催 | :東京都美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)、東京藝術大学 |
|---|---|
| 企画・運営 | :東京都美術館×東京藝術大学「とびらプロジェクト」 |