
応募受付期間 2026年1月4日(日曜日)~1月31日(土曜日)消印有効
「とびらプロジェクト」は、東京都美術館と東京藝術大学と市民が連携し、アートを介してコミュニティを育むソーシャルデザインプロジェクトです。美術館を拠点に、そこにある文化資源を活かしながら、人と作品、人と人、人と場所をつなぎ、そこから生まれる新しい価値を、実践を通して社会に届けています。
今年も活動の主体となるアート・コミュニケータ(とびラー)を40名募集します。東京都美術館と東京藝術大学と共に、あなたもアート・コミュニケータ(とびラー)として活動に参加してみませんか。「とびラー」の活動は、学芸員や大学の教員、そして第一線で活躍中の専門家を中心としたプロジェクトチームがしっかりとサポートしていきます。
● 人々のつながりを大切にした新しい対話の場づくり
● 建築家・前川國男が設計した東京都美術館の建築を味わう取り組み
東京藝術大学大学美術館 ずっとび鑑賞会(2024年) 撮影:中島佑輔
● 障害のある方や高齢者など美術館に来館しづらい方々を対象とした鑑賞プログラム
(Creative Ageing ずっとびとの連動など)
| ● 日程: | 2026年4月11日・25日、5月9 日・23日、6月6日・20日(すべて土曜日、午前10時〜午後3時予定 |
|---|---|
| ● 場所: | 東京都美術館、東京藝術大学 |
| ● 内容: | 美術館での活動についてや対話の場づくり、作品を通したコミュニケーションとはどのようなものかを学びます。新しいコミュニティづくりにつながる基礎的な物事の考え方をディスカッションやワークショップなどの参加形式で深めていきます。 |


東京都美術館のミッション

東京都美術館は、展覧会を鑑賞する、子供たちが訪れる、芸術家の卵が初めて出品する、障害のある方が何のためらいもなく来館できる、すべての人に開かれた「アートへの入口」となることを目指します。
新しい価値観に触れ、自己を見つめ、世界との絆が深まる「創造と共生の場=アート・コミュニティ」を築き、「生きる糧としてのアート」と出会う場とします。そして、人びとの「心のゆたかさの拠り所」となることを目指して活動していきます。
東京藝術大学からのメッセージ

アートはあらゆる境界を越えて、人にとって根源的な力を湧き立たせ、世界との繋がりを生み出します。東京藝術大学は、人の中にある創造性の探求を研究活動の根底に置き、多様性を魅力とするアートの役割を創造します。人と作品、人と人、人と場をつなぐアート・コミュニケータと共にコミュニティを築き、様々な分野、状況にある人との共創に取り組むことで、「アートは生きる力」であることをすべての人に届けます。
■ Eメールでの連絡のほか、とびらプロジェクト専用SNSやオンライン情報共有ツール(Googleカレンダーや、Googleドライブ等)を使用します。
■ 講座や活動には、必要に応じて、手話通訳などの情報保障対応を行います。
応募用紙:<アート・コミュニケータ応募用紙>に必要事項を記入してください。
課題:A4用紙1枚(記載様式自由、裏面への記入不可、必ず氏名を記載してください)
返信用封筒1通:定形封筒(長形3号)に 110 円切手を貼付の上、宛先欄に応募者の郵便番号、住所、氏名を明記してください。
郵送の際には、封筒の表面に「アート・コミュニケータ応募書類在中」と朱記してください。
1次選考
アート・コミュニケータに応募する動機と、その背景になっているあなたにとって重要な体験について述べてください。美術館の体験でも、美術館の体験でなくてもかまいません。
(A4用紙1枚にまとめ、必ず氏名を記入してください。記載様式は自由ですがA4規格外の用紙使用や裏面への記載は選考対象となりませんのでご注意ください。)
応募受付期間

2026年
1月4日(日)〜1月31日(土)
消印有効
1次選考 書類審査

選考結果は
2月24日(火)発送で
応募者全員にお知らせします。
2次選考 面接
2026年
3月6日(金)〜8日(日)
※面接は、東京都美術館にて対面で実施します。
※2次選考の面接はアート・コミュニケータの活動をウェブサイトや参考図書等でご覧いただいていることを前提に行います。
選考結果は
3月23日(月)発送で
2次選考対象者全員にお知らせします。
<3年の任期を満了したとびラーの声>
とびラー活動の中で、「アートって、こういうことなのかも」と心がひらく瞬間に何度も出会いました。多様な声に触れ、学び、迷いながらも挑み続けた日々は、いまも私をそっと支えてくれています。
(添田 安沙子さん)
とびらプロジェクトでは、とびラーが講座で学び、美術館で実践する循環があります。その過程で、アートコミュニケーターの在り方やさまざまな問いが生まれることも多いですが、些細な事に耳を傾け、向き合い続けてくれる仲間の存在が、失敗を恐れず次のチャレンジへと向かう原動力となりました。
(山田 理恵子さん)
話をきいてくれる人。文を読んでくれる人。企画を面白がってくれる人。活動を応援してくれる人。とびラーそれぞれのまなざしを受けて、私は新しい自分に気付き、出会ったことのない感情をみつけました。私が経験したとびらプロジェクトはそんな場所です。
(大沼 隆明さん)
<これまでのとびラーたち>
<活動への理解が深まる参考図書>
〒110-0007 東京都台東区上野公園 8-36
東京都美術館 アート・コミュニケータ募集担当宛
※一度提出していただいた応募用紙等の書類は返却いたしません。
※応募者の個人情報は、アート・コミュニケータの選考に関すること以外には一切使用しません。
お問い合わせ
東京都美術館 アート・コミュニケーション係
Tel:03-3823-6921(東京都美術館 代表)/ メール:q-tobira tobira-project.info