東京都美術館× 東京藝術大学 「とびらプロジェクト」

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Archive for 9月, 2016

2016.09.25

2016年9月25日(日)アクセス実践講座④⑤
「ワークショップデザイン入門
体験を通して学びを深める場作りとは?」
講師:舘野泰一 氏(立教大学経営学部助教)

 

この日のアクセス実践講座では、ワークショップメイキングの基礎的知識や方法論、他者への伝え方について、立教大学の舘野泰一さんをお招きし、1日かけてレクチャーをしていただきました。とびラーたちは舘野さんから事前に出された課題に取組み、当日を迎えました。
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2016.09.24

日時: 2016年9月24日(土)12:30~16:00
会場 :東京都美術館「木々との対話」展、アートスタディルーム


■ はじめに - ワークショップのあらまし

土曜日の午後、こどもとその保護者の方6組に参加していただいたこのワークショップは、東京都美術館で開催中の展覧会「木々との対話」の作品を見て、森を守る想像上のいきものになるために自然素材で顔(仮面)をつくり、素材との対話や見えないものを形にすることを通じて、一歩深まった展覧会体験をもち帰ってもらおうというものです。

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2016.09.22

「ベビーと一緒にミュージアム」とは・・・
「赤ちゃんと暮らすご家族に、美術館でゆったりした時間を過ごしてほしい」という気持ちから生まれたとびラボです。

このブログでは、先日実施した「木々との対話」展での「ベビーカーツアー」の様子をお伝えします。

 

「ベビーと一緒にミュージアム」を一緒に作っている仲間には、
お母さん経験者もいれば、ブログ筆者の私のように赤ちゃんと暮らしたことのない人もいます。女性も男性もいます。そんな色々な人たちが集まって、この日を迎えました。

 

当日は、大雨。
赤ちゃんとお出かけは結構難しいかな、という天候でした。
そんな中、参加者の皆さんが美術館にやってきてくれる姿を見て、
嬉しい気持ちと、大変だったんだろうなと申し訳ない気持ちとで胸がいっぱいになりました。

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もちろん欠席の連絡もありました。
仲間のとびラーが「来てくれたお母さんの選択も、来ないことを選んだお母さんの選択も、尊重したい」と言っていました。

 

ベビーカーで、雨の中移動したり、電車の乗り降りをすることは大変。
でも、申し込んでくれた皆さんの中には、
「美術館行きたい!」という気持ちもあったはず。

 

朝の空模様を見て、悩んで、
「行く!」と決めてくれたことも、「今日はやっぱりやめる!」と決めてくれたことも
どちらも、すごく大事なことで、どちらも尊重したいです。

 

さて、当日の様子に戻ります。

 

美術館入口でお母さんたちを迎えました。

 

目印は、このバッグです。
とびラボで何か目印を作るときは、缶バッヂを使うことが多いのですが、今回は赤ちゃんも一緒のプログラム、ということで「赤ちゃんを傷つけない」ことが大事。そんなわけでバッグを使っています。

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支度を済ませて展示室へ。

 

今回は、2組の親子と、とびラー2名以上が一緒に回る形でグループを組みました。
とびラーは、ベビーカーを押したり、作品のことをお話ししたりします。

 

生き物の目が印象的な土屋さんの作品。
赤ちゃんも、お母さんと一緒に見ています。

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大きい作品の前では、「赤ちゃんが背中に乗ったら、どこかに連れてってくれそう…!」とみんなで想像。

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佐藤慶太郎記念アートラウンジでも作品を鑑賞しました。
ここには、ゆったりしたソファとテーブルがあり、飲み物を飲むことができます。
「ちょっと座りたいけどカフェは混んでいる、という時に使えるかも」という話も。_mg_4898

 

雨の中でしたが、せっかくだし!ということで屋外の作品も鑑賞しに行きました。
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途中、赤ちゃんが泣いたり、おむつ替えをしたりして、鑑賞は一回中断!という場面もありましたが、 お母さんたちは概ねゆったり展覧会を満喫されたご様子。
プログラムを終えた後には
「子どもを産んでから足が遠のいていた美術館に、こういう機会に、子どもと一緒に来られて嬉しかった」
「普段、新しい人に出会う機会が少ないから嬉しかった」
など、嬉しい感想もいただきました。

 

全体を振り返ると、よかった点も改善点もたくさん見つかりましたが、
とにかく、お母さんと赤ちゃんと、美術を通じて一緒の時間を過ごせたことがとても嬉しかったのでした。

 

 

 

最後に私の話をさせてください。

私は、赤ちゃんと暮らした経験がありません。
これから子どもを産むかも分からないけれど、いつか赤ちゃんとの暮らしが身近なものになった時、私の好きなものを赤ちゃんと一緒に楽しめたらいいなと思っています。

 

1人で美術館や映画館に行くことも、できるのならば続けたい。
でも、赤ちゃんは1人でお留守番はできないし、突然泣いたりもする。

 

赤ちゃんと一緒にいることで誰かの迷惑になってないかな、自分たちはここに居てもいいのかな、そんなことを考えながら毎日外に出かけることになるとしたら、それは辛いな…と想像します。

 

その時に、このとびラボでの経験が、私自身の支えになればいいなあと思っています。

 

そういう私も、美術館で赤ちゃんが泣いていたら、悪意はなくともちらっと見てしまうことがあるし、お母さんは、それを厳しい視線と感じているかもしれません。

 

これからは、せめて笑顔でチラ見しよう、と意味のないようなことを考えたりしながら、
これからも、赤ちゃんと一緒の暮らしを想像し続けます。

 

今年度中に、もう一回、「ベビーと一緒にミュージアム」の企画を立てることも模索中です。

 


文:藤田琳
とびラー3年目。任期終了を控え、来年度からはどんなことをしようかと考えている毎日です。

2016.09.15

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美術館の展覧会を見て、そのあと、木々の素材から仮面をつくる、鑑賞と造形のワークショップ。
東京都美術館で開催中の「木々との対話-再生をめぐる5つの風景」展は、5人の現代作家が木でつくった彫刻作品が並ぶ、見応えあるオススメ展覧会です。とびラー(アート・コミュニケータ)と一緒におしゃべりをしながら、たっぷり“木々との対話”を味わってみませんか?
そのあと、木や葉っぱ、枝などの自然素材でオリジナル仮面をつくります。自分の手で“木々とおしゃべり”をしながらつくった仮面で、「森のいきもの」に大変身!みんなで上野公園にでかけよう。こどもも大人も大歓迎です!

 

 日時 2016年9月24日(土)12:30~16:00(12:20より受付開始)
 会場 東京都美術館「木々との対話」展、アートスタディルーム、上野公園
 集合場所 東京都美術館ミュージアムショップ前(ロビー階)
 対象 小学生(3年生以上)とその保護者*こどもが2人以上でもご参加いただけます。
 定員 5組(10名程度)
 参加費 「木々との対話展」チケット代(高校生以下は無料)
 参加方法 事前申し込み(先着順)
以下の専用フォームよりお申し込みください。
※お名前欄には保護者の方のお名前をご記入いただき、連絡事項欄にこどもの氏名と
学年をご記入下さい。複数のこどもが参加される場合は、必ず全員分をご記入下さい。
 その他 ※お申込み前に「迷惑メール」などの設定を確認し、
「@tobikan.jp」からのメールを受信できるようにしてください。
※定員に達し次第、申込み受付を終了いたします。
※こどもだけでなく保護者の方にもご参加いただくワークショップです。
※途中に上野公園の森を散策する時間がありますので、虫除けや適した服装をご用意下さい。
※適宜、飲み物をご準備ください。
※雨天など天候によっては、屋内のみの活動になる場合もあります。
※広報・記録用に録音・撮影を行う場合があります。ご了承ください。

 

2016.09.11

9月11日(日)、とびラボ「☆アート筆談☆で対話鑑賞~耳の聞こえない人⇔聞こえる人~」のトライアルを行いました。

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《筆談でコミュニケーション中の様子》

この日は3人の耳の聞こえない方々に参加していただき、とびラーたちと『ポンピドゥー・センター傑作展』の作品鑑賞後に、さまざまな画材を使って絵や文字を模造紙に描きながら「対話鑑賞」をしました。

この企画の目的は、日常生活の中でコミュニケーションにバリアを感じている、耳の聞こえない方が、聞こえる方と一緒に美術館において、お互いの鑑賞を共有しあい、それぞれの感覚を活かしたコミュニケーション方法を探る事です。

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2016.09.11

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あなたの母国はどこですか?
いろいろな国の人たちが集まって、展覧会をいっしょに楽しんでみませんか?
マルカルミュージアム(マルチカルチュラル・ミュージアム)は、いろいろな文化背景をもつ人たちが一緒に作品をみるプログラムです。日本語をつかいます。うまく言葉にできなくても大丈夫です。作品をみながら話したり、お茶を飲みながら語り合ったり、作品の材料に触れてみたり。作品だけでなく、コミュニケーションも楽しむ新しい鑑賞を体験してみませんか。

みる展覧会▶開館90周年記念展「木々との対話──再生をめぐる5つの風景」

日時|2016年9月22日(木・祝) 13:45 – 16:00
会場|東京都美術館「木々との対話展」、アートスタディルーム
集合|東京都美術館 ロビー階(LBF)ミュージアムショップ前
対象|18歳以上、日本語が母語でない方
定員|8名 *定員に達し次第、申込受付を終了します。
参加費|「木々との対話展」チケット代
参加方法|専用フォームからお申し込みください。
*「その他連絡事項」の欄に下記の事項をご記入ください。
①第一言語(母国語)
②日本語の学習期間(〜年、〜ヶ月などの期間でお答えください。)
③日本での滞在歴(〜年、〜ヶ月などの期間でお答えください。)

※作品解説のガイドツアーではありません。
※プログラムは日本語で行います。
※定員に達し次第、申し込み受付を終了いたします。
※木々との対話展のチケットを購入したのちに集合場所へお越しいただきますようお願い致します。
※広報・記録用に録音・撮影を行う場合があります。ご了承ください。

2016.09.10

夜の美術館にふらりと足を伸ばしてもらい、そこで出会った人とおしゃべりしながら作品をみるヨリミチビジュツカン。今回は東京都美術館の開館90周年記念展「木々との対話──再生をめぐる5つの風景」で開催しました。木を素材として作品をつくる5人の作家(國安孝昌、須田悦弘、田窪恭治、土屋仁応、舟越桂)の作品が展示されています。

今回のヨリミチビジュツカンにはいつもと違う3つのポイントがありました。それに触れながら、当日の様子をご報告します。

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2016.09.05

2016.9.5(月)第5回鑑賞実践講座
<展示室で学ぶ場づくり①>

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13:30〜16:30
⬛︎アートカードで導入
⬛︎展示室へ移動・散歩
⬛︎グループ鑑賞 3作品
⬛︎個別鑑賞
⬛︎グループで共有
⬛︎三ツ木さんと全体共有
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今回は、次週開催する「スペシャル・マンデー・コース」(Museum Start あいうえの・学校向けプログラム)に向けた事前準備のワークを行ないました。

スペシャル・マンデー・コースとは、学校のこどもたちが休室した展示室に来館して鑑賞の授業を行なう鑑賞プログラムです。
鑑賞実践講座を選択しているアート・コミュニケータ(とびラー)が、このスペシャル・マンデー・コースにおいてこどもたちを迎え対話型鑑賞を実践することになります。

今年度初めての機会となるスペシャル・マンデー。どういう導線・ルートで移動するのか、作品との距離感などを把握するために実際に鑑賞する予定の「木々との対話展」の展示室に行ってワークに取り組みました。

まずはアートスタディルームで導入となるワーク。

■気になるアートカードを選んで、自己紹介

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このアートカードを使った活動は、実は学校の事前学習でも行なっている内容です。
とびラーにもこどもたちと同様に、このワークを体験してもらいました。

 

■展示室へ移動・散歩

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各グループ5〜6名ずつになり、展示室へ移動します。
展示室へ移動するというのは、ただの移動時間ではなくその後の鑑賞の場を温める交流の時間となったり展示室に慣れるための大切な時間です。

 

■グループ鑑賞 各グループ3作品

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実際に当日グループ鑑賞する予定の作品のファシリテーションを行い、みんなで鑑賞。
これまで三ツ木さんと学んだVTSファシリテーションを実践できる機会。
少し緊張しながらも、複数で対話することを自分たち自身で楽しみました。

 

■個別鑑賞

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グループ鑑賞の後はひとりの時間。学校プログラムで実施しているのと同様に、とびラーも展示室で「ひとりの時間」を体験しました。
「つぶやきシート」という、発見したことをメモまたはスケッチできるシートを用意して、お気に入りの作品を1つ決めたらひとりでじっくり見て確認しました。

 

■ふりかえり

一般のお客さんがだれもいない展示室で贅沢に作品鑑賞の体験を味わったあとは、ふりかえりです。

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グループごとに、<場づくり>の視点からこのスペシャル・マンデー・コースの流れについて話し合いました。

【導入・あいさつ】【展示室への移動・散歩】【グループ鑑賞】【個別鑑賞】それぞれの時間軸の中で何が起こっているのか・その時どう感じたのか、そしてそれはどこからそう思ったのか?などについてワークシートを元に話し合われました。

最後には三ツ木さんの進行のもとで、全体共有。

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その時出たキーワードをご紹介します。

—————
◎アートカードの活動において
・アートカードで見ていたから、実際の作品をよく見るようになった
・自分たちで選ぶことで、「これから見に行くんだ」という気持ちづくりができた、主体的になった

◎展示室への移動+散歩
・移動の時間で、参加者(こども)の反応や表情を観察するようにしている
=参加者のことを知る時間
・集合場所や選んだ作品の場所、自分がいるフロア(階)の位置などを把握できるように伝える
=参加者に空間把握してもらうための時間

◎グループ鑑賞
・ファシリテーターが近づくとこどもも近づいてしまうので、立ち位置を意識する
・彫刻作品を鑑賞する時・・・
「ちがう角度から見てみましょう」を対話の途中で挟むことで、話の転換、新たな気づき、時間がもてる

◎個別鑑賞
・ひとりでほっとできる時間
・対話(グループ鑑賞)は時間はあくまできっかけ。
—————

以上のとびラーからの気づきのように、とびラー自身に体験することによりプログラムの骨格やそれぞれの時間の意味について理解を深めることができました。この体験をもとに、来週のスペシャル・マンデー・コースに臨みます!

鈴木智香子(東京藝術大学 美術学部 特任助手)

2016.09.05

9月は昼も夜もツアーもりだくさん!

建築ツアー
_MG_7133展覧会だけではなく美術館の建物そのものも楽しんでほしい!
そんな思いから始まったツアー。とびラーの案内で当館をあちこち散策します。

日時 2016年9月17日(土)14:00-14:45頃(45分程度)
集合場所 東京都美術館 ミュージアムショップ前
対象 どなたでも
定員 30名 (当日先着順)
参加費 無料
参加方法 当日13:45頃より、当館ロビー階ミュージアムショップ前で受付をします。

 

トビカン・ヤカン・カイカン・ツアー
_MG_9111ライトアップされた東京都美術館を散策するツアーです。
とびラーがガイドを務め、素敵なツアーにご案内いたします。

日時 2016年9月9日(金)、10日(土)、16日(金)
18:45-19:15頃(30分程度)
集合場所 東京都美術館 ミュージアムショップ前
対象 どなたでも
定員 15名 (当日先着順)
参加費 無料
参加方法 開始15分前より、当館ロビー階ミュージアムショップ前で受付をします。

 

トビカン・トワイライト・ツアー
_MG_0597今月はトワイライト版も開催します!
夕暮れ時の東京都美術館を散策するツアーです。
だんだんと夜の風景に移りゆくひとときを一緒に楽しみませんか?

日時 2016年9月10日(土)17:45-18:15頃(30分程度)
集合場所 東京都美術館 ミュージアムショップ前
対象 どなたでも
定員 15名 (当日先着順)
参加費 無料
参加方法 開始15分前より、当館ロビー階ミュージアムショップ前で受付をします。

2016.09.03

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9月2日から4日までの3日間、東京藝術大学の学園祭「藝祭2016」が
上野キャンパスにて行われました。

 

神輿パレードや、サンバ、個性的な模擬店に、歌や楽器の生演奏。
にぎわっているそんな藝祭の中、とびらプロジェクトでは昨年に引き続き、
「藝祭さんぽ」プログラムを実施しました。

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