2023.11.13
ライトアップされた東京都美術館を散策する金曜夜限定の40分ツアーです。
夜ならではの建物のみどころをとびラー(アート・コミュニケータ)がご案内します!
美術館全体が、まるで宝石箱のような輝きを放つ夜。昼とは違うその表情を一緒に楽しみませんか?
※東京都美術館の夜間開館日に合わせて実施いたします。事前申込が必要です。
日時|
① 2023年12月 1日(金) 19:05 – 19:45(受付開始18:50)
② 2023年12月 8日(金) 19:05 – 19:45(受付開始18:50)
会場|東京都美術館
集合|東京都美術館 LB階(ロビー階)中庭 正面玄関右手/雨天時は講堂前
対象|どなたでも
定員|各回20名(先着順・定員に達し次第受付終了)
参加費|無料
参加方法|事前申込制。以下の専用フォームよりお申し込みください。
① 12月1日(金)のご参加
② 12月8日(金)のご参加
【申込の際にお願い】
1)参加される方のお名前でお申込みください。
2)複数名での参加を希望の場合、参加希望のそれぞれ1人ずつの申込が必要です。
※小学生以下のお子様が参加される場合は、その他連絡事項欄に年齢のご記入をお願いします。
※特別に配慮が必要な方はお知らせください。
※定員に達し次第、申込み受付を終了いたします。
※本フォームでのお申し込みが完了すると、「返信先Eメールアドレス」宛にメールが届きます。必ずご確認ください。
※お申し込み前に「迷惑メール」などの設定を確認し、「@tobikan.jp」からのメールを受信できるようにしてください。申込受付完了の自動返信メールが届かない場合は、お申込みされたお名前と電話番号を明記のうえ、p-tobira@tobira-project.info(とびらプロジェクト)宛にメールをお送りください。
※広報や記録用に撮影を行います。ご了承ください。
2023.09.15
東京都美術館にある野外彫刻をご覧になったことがありますか。
美術館の庭を探検し、見つけた彫刻たちについて感じたこと、気づいたことをみんなで自由に話しながら、彫刻の魅力を味わう、楽しいひとときを過ごしましょう。
美術の知識や、彫刻の見かたは知らなくても大丈夫。彫刻ってこんなにおもしろいの?きっと発見がありますよ。
2時間のワークショップの中で、とびラー(アート・コミュニケータ)と一緒に作品を見ていきます。お気軽にご参加ください。
日時|
①2023年9月30日(土)14:00〜16:00 (13:45受付開始)
②2023年10月7日(土)14:00〜16:00 (13:45受付開始)
※①と②は同じ内容です。重複してのお申し込みはできません。
場所|東京都美術館
集合場所|東京都美術館交流棟2階アートスタディルーム
対象|16歳以上の方
定員|15名(先着順・定員に達し次第受付終了)
参加費|無料
参加方法|事前申込制。以下の専用フォームよりお申し込みください。
※特別に配慮が必要な方はお知らせください。
※小雨決行
①2023年9月30日(土)14:00〜16:00 (13:45受付開始)
②2023年10月7日(土)14:00〜16:00 (13:45受付開始)
※本フォームでのお申し込みが完了すると、「返信先Eメールアドレス」宛にメールが届きます。必ずご確認ください。
※お申込み前に「迷惑メール」などの設定を確認し、「@tobikan.jp」からの申込受付メールを受信できるようにしてください。申込完了の自動返信メールが届かない場合は、お申込みされたお名前と電話番号を明記のうえ、p-tobira@tobira-project.info(とびらプロジェクト)宛にメールをお送りください。
※広報や記録用に撮影・録音を行います。ご了承ください。
※定員に達し次第、申し込み受付を終了します。
2023.09.11
第4回鑑賞実践講座|「展示室で学ぶ場づくり 〜スペシャル・マンデーに向けて〜」
日時|2023年9月11日(月)13:00〜16:00
会場|東京都美術館 アートスタディルーム、スタジオ、ギャラリーA・B・C(『うえののそこから「はじまり、はじまり」荒木珠奈 展』 会場)
講師|三ツ木紀英(NPO法人 芸術資源開発機構(ARDA)、石丸郁乃(Museum Start あいうえの)
内容|
・「スペシャル・マンデー」の事前〜当日〜事後の流れを学ぶ
・当日の流れを展示室で体験する
・会場を知る
第4回の講座では、とびラーが活動する「Museum Start あいうえの」の学校プログラム「スペシャル・マンデー」に向けて、展示室での鑑賞の場づくりについて考えました。
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まず、「Museum Start あいうえの」のプログラム・オフィサーである石丸郁乃さんから、「スペシャル・マンデー」の概要と、事前授業〜当日の展覧会鑑賞〜事後授業まで行うプログラムの流れについてのレクチャーがありました。
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つぎにARDAの三ツ木さんからは、美術館の展示室で子どもたちの鑑賞をファシリテーションする際のポイントを、実際の鑑賞の様子を映像で見ながら解説してもらいました。
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その後、スペシャル・マンデー当日のプログラムの流れを体験し展示室での場づくりについてより具体的に考えていきました。
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(とびらプロジェクト コーディネータ 越川さくら)
2023.08.28
第3回鑑賞実践講座|「ファシリテーション基礎(2)」
日時|2023年8月28日(日)10:00〜17:00
会場|東京都美術館 アートスタディルーム・スタジオ
講師|三ツ木紀英(NPO法人 芸術資源開発機構(ARDA)、ARDAコーチ5名
内容|
・Visual Thinking Strategies ファシリテーション分析
・Visual Thinking Strategies ファシリテーション実践
第3回は、前回に引き続き、NPO法人 芸術資源開発機構(ARDA)の三ツ木紀英さんから、Visual Thinking Strategies(ビジュアルシンキングストラテジーズ:複数の人で対話をしながら作品を鑑賞する手法。略称:VTS)におけるファシリテーションの基礎を学ぶ2回目です。
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午前は、前回の講座でとびラーが見つけたファシリテーションのポイントを思い出しながら、少人数のグループで全員がファシリテーションを実践してみました。
午後は、ARDAコーチによる鑑賞プログラムのファシリテーションを体験し、作品を豊かに鑑賞するための場(プログラム)のデザインを観察・分析をしました。
(とびらプロジェクト コーディネータ 越川さくら)
2023.08.14
第2回鑑賞実践講座|「ファシリテーション基礎(1)」
日時|2023年8月14日(月)10:00〜17:00
会場|東京都美術館 アートスタディルーム・スタジオ
講師|三ツ木紀英(NPO法人 芸術資源開発機構(ARDA))、ARDAコーチ5名
内容|
・鑑賞体験
・ファシリテーションのポイント観察
・Visual Thinking Strategies ファシリテーション実践
第2回からは、NPO法人 芸術資源開発機構(ARDA)の三ツ木紀英さんを講師に迎え、Visual Thinking Strategies(ビジュアルシンキングストラテジーズ:複数の人で対話をしながら作品を鑑賞する手法)におけるファシリテーションを学びながら、作品をよりよくみることや、アートを介したコミュニケーションの場づくりについて考えていきます。
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第2・3回は、ファシリテーションの基礎を学ぶ2日間です。
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第2回の午前は、三ツ木さんがなぜアートを介した人々のコミュニケーションの場を生み出す活動をしているのか、そのはじまりを伺いながら、とびラー自身がこの講座を通して学び、活動を作っていく目的について考えを巡らせました。
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・
また、三ツ木さんがファシリテーションする鑑賞の場を観察し、三ツ木さんの振る舞いや声かけやその意図について、とびラーが見つけたことをもとに議論をしながら理解を深めていきました。
午後は、グループに分かれ、ARDAのコーチの皆さんのファシリテーションを観察し、とびラーも実践を行いました。
(とびらプロジェクト コーディネータ 越川さくら)
2023.08.14
ライトアップされた東京都美術館を散策する金曜夜限定の40分ツアーです。
夜ならではの建物のみどころをとびラー(アート・コミュニケータ)がご案内します!
美術館全体が、まるで宝石箱のような輝きを放つ夜。昼とは違うその表情を一緒に楽しみませんか?
※東京都美術館の夜間開館日に合わせて実施いたします。事前申込が必要です。
日時|
① 2023年9月 8日(金) 19:05 – 19:45(受付開始18:50)
② 2023年9月22日(金) 19:05 – 19:45(受付開始18:50)
会場|東京都美術館
集合|東京都美術館 LB階(ロビー階)中庭 正面玄関右手/雨天時は講堂前
対象|どなたでも
定員|各回20名(先着順・定員に達し次第受付終了)
参加費|無料
参加方法|事前申込制。以下の専用フォームよりお申し込みください。
① 9月8日(金)のご参加
② 9月22日(金)のご参加
【申込の際にお願い】
1)参加される方のお名前でお申込みください。
2)複数名での参加を希望の場合、参加希望のそれぞれ1人ずつの申込が必要です。
※小学生以下のお子様が参加される場合は、その他連絡事項欄に年齢のご記入をお願いします。
※特別に配慮が必要な方はお知らせください。
※定員に達し次第、申込み受付を終了いたします。
※本フォームでのお申し込みが完了すると、「返信先Eメールアドレス」宛にメールが届きます。必ずご確認ください。
※お申し込み前に「迷惑メール」などの設定を確認し、「@tobikan.jp」からのメールを受信できるようにしてください。申込受付完了の自動返信メールが届かない場合は、お申込みされたお名前と電話番号を明記のうえ、p-tobira@tobira-project.info(とびらプロジェクト)宛にメールをお送りください。
※広報や記録用に撮影を行います。ご了承ください。
2023.07.17
第1回鑑賞実践講座|「ミュージアム体験とは?」
日時|2023年7月17日(月・祝)13:30〜16:30
会場|東京都美術館 講堂
講師|峰岸優香(東京都美術館アート・コミュニケーション係学芸員)、越川さくら(東京藝術大学 美術学部 特任助手)
初回講座では、今年度鑑賞実践講座の目標について、実際に作品を媒介にしてコミュニケーションの場を開くことで考えていきました。
講座 目標 |
・自分自身の眼で自分の感じ方を大切にしながら、作品をよく「みる」方法を身につける。
・作品を媒介にして複数の人がコミュニケーションをするための場づくりができるようになる。 ・視覚的イメージを媒介にして、共同的かつクリティカルに複数の人が思考する場をデザインできるようになる。 |
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自分自身の眼で、自分の感じ方を大切にしながら作品を「みる」とはどういうことか。
作品を媒介にして複数の人がコミュニケーションをする場とは?
東京都美術館の所蔵作品である野外彫刻等をグループでともにみる体験をしながら、美術館での体験について理解を深めていく初回講座となりました。
(とびらプロジェクト コーディネータ 越川さくら)
2023.07.13
東京都美術館のアート・コミュニケーション事業が始まり、とびらプロジェクトがスタートして今年で12年目を迎えます。この夏、ロビー階の公募棟第3展示室を会場に、これまでの活動の歩みを振り返り、とびラーと一緒にさまざまなアート・コミュニケーションが体験できる13日間の特別企画を開催します。
「とびラボ」から生まれた多彩な資料が発掘できるアーカイブルームや、同時期に開催予定の「うえののそこから「はじまり、はじまり」荒木珠奈 展」に関連する資料、メキシコのレニャテーロス工房で作られたアート・ブックや紙版画、また版画の道具材料なども展示されます。とびラーと一緒に展示を見ながら、「アート・コミュニケーション」の世界を体感してみませんか?会場ではワークショップ、建築ツアー、とびラボ体験、レクチャーなど連日盛りだくさんのプログラムも実施します。
会期 | 2023年7月29日(土)~8月11日(金・祝)
休室日 | 8月7日(月)のみ
開室時間 | 9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
場所 | 東京都美術館 ロビー階 第3公募展示室
主催 | 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館
<会場で開催されるプログラム>
7月30日(日)14:00-14:30、15:00-15:30(終了しました)
ワールドカフェ―みんなで語り合おう「美術館ってどんな場所?」
テーマ:美術館が認知症の方やその家族も楽しめる場所になるために?
進行:藤岡勇人(アート・コミュニケーション係学芸員)
対象:どなたでも
7月31日(月)11:00-11:45(受付開始10:45)(終了しました)
とびラーによる建築ツアー①
対象:どなたでも
詳細・申込はコチラ|https://tobira-project.info/blog/event/ac-architour.html
8月1日(火)10:00-11:30(終了しました)
「うえののそこかから「はじまり、はじまり」荒木珠奈 展」アーティスト・トーク
テーマ:メキシコの暮らしとアート
ゲスト:長屋美穂(ライター。ラテンアメリカ文化に魅せられ、2007年よりメキシコシティ在住)
対象:どなたでも
詳細・申込はコチラ|https://www.tobikan.jp/hajimarihajimari/event05.html
8月1日(火)14:00-16:00(終了しました)
とびラボ体験①
対象:どなたでも
詳細はコチラ|https://tobira-project.info/blog/event/ac-tobi-labo.html
8月2日(水)10:00-13:00(終了しました)
とびラボ体験②
対象:どなたでも
8月2日(水)14:00-14:30、15:00-15:30(終了しました)
ワールドカフェ―みんなで語り合おう「美術館ってどんな場所?」②
テーマ:あなたは、どんなときに「美術館にでかけたい」と思いますか?
進行:峰岸優香(アート・コミュニケーション係学芸員)
対象:どなたでも
8月3日(木)13:30-16:30(終了しました)
とびラボ体験③
対象:どなたでも
詳細はコチラ|https://tobira-project.info/blog/event/ac-tobi-labo.html
8月4日(金)10:00-11:30(終了しました)
「うえののそこかから「はじまり、はじまり」荒木珠奈 展」アーティスト・トーク
テーマ:台東区の外国にルーツのある子供たちについて
ゲスト:山藤弘子氏(日本語教師)
対象:どなたでも
詳細・申込はコチラ|https://www.tobikan.jp/hajimarihajimari/event05.html
8月4日(金)15:00-15:45(受付開始14:45)(終了しました)
とびラーによる建築ツアー②
対象:どなたでも
詳細・申込はコチラ|https://tobira-project.info/blog/event/ac-architour.html
8月5日(土)10:30-12:00(終了しました)
「共生社会」をつくるアートコミュニケーション共創拠点 座談会
テーマ:地域のつながりから芽生える文化的処方の実践例
台東区社会福祉協議会×東京都美術館
登壇者:台東区社会福祉協議会 渡辺大輔、千ヶ﨑賀子
独立行政法人国立美術館 国立アートリサーチセンター 稲庭彩和子
東京都美術館 藤岡勇人
東京藝術大学 伊藤達矢
対象:どなたでも
8月6日(日)10:30-11:15(受付開始10:15)(終了しました)
とびラーによる建築ツアー③
対象:どなたでも
詳細・申込はコチラ|https://tobira-project.info/blog/event/ac-architour.html
8月6日(日)14:00-14:30、15:00-15:30(終了しました)
ワールドカフェ―みんなで語り合おう「美術館ってどんな場所?」③
テーマ:あなたにとって、美術館とはどんな場所ですか?
進行:峰岸優香(アート・コミュニケーション係学芸員)
対象:どなたでも
8月8日(火)10:00-13:00(終了しました)
とびラボ体験④
対象:どなたでも
詳細はコチラ|https://tobira-project.info/blog/event/ac-tobi-labo.html
8月9日(水)10:00-13:00(終了しました)
とびラボ体験⑤
対象:どなたでも
詳細はコチラ|https://tobira-project.info/blog/event/ac-tobi-labo.html
8月9日(水)14:00-14:30、15:00-15:30(終了しました)
ワールドカフェ―みんなで語り合おう「美術館ってどんな場所?」④
テーマ:近日中に公開予定
進行:峰岸優香(アート・コミュニケーション係学芸員)
対象:どなたでも
8月10日(木)10:00-13:00(終了しました)
とびラボ体験⑥
対象:どなたでも
詳細はコチラ|https://tobira-project.info/blog/event/ac-tobi-labo.html
8月10日(木)14:00-14:30、15:00-15:30(終了しました)
ワールドカフェ―みんなで語り合おう「美術館ってどんな場所?」⑤
テーマ:あなたが歳を重ねた未来に、通ってみたい思える美術館はどんな場所?
進行:藤岡勇人(アート・コミュニケーション係学芸員)
対象:どなたでも
8月11日(金・祝)10:00-12:00(終了しました)
「うえののそこかから「はじまり、はじまり」荒木珠奈 展」関連プログラム
みんなでつくろうレッツ「ケエジン」
対象:小学4~6年生またはその年齢の方+保護者の2名1組
詳細・申込はコチラ|https://www.tobikan.jp/hajimarihajimari/event03.html
2023.07.01
第1回建築実践講座|「都美の建築と歴史 / 東京都美術館に活きる、前川建築の3つのキーワード」
日時|2023年7月1日(土) 13:30〜16:45
会場|東京都美術館 講堂
講師|松隈洋 (神奈川大学 教授)
河野佑美(東京都美術館学芸員 アート・コミュニケーション係)
前半は、東京都美術館の学芸員の河野佑美さんより東京都美術館の今と昔についてのレクチャー、
それから、神奈川大学教授の松隈洋先生より、東京都美術館を設計した前川國男の魅力や見どころについて、3つのキーワードをもとに熱く語っていただきました。
松隈先生は実際に前川國男事務所でご本人といっしょに働いた経験のある方です。
松隈先生ならではの視点で語られる前川國男は、本や資料から知るよりも、リアルで親しみのある存在となりました。
そして、市民が建築について関心をもって関わることがどのような意味を持つのかを深く考えさせられる内容でした。
参加したとびラーのふりかえりを一部引用します。
建築の見た目の美しさも素敵で好きなのですが、その見た目の奥にある建築家の信念を知ることをもっと深めてみたいと思いました。
前川國男の建築物をただ鑑賞するだけではなく、前川建築に共通する回路を発見すること、前川建築を介して多くの方々とのコミュニケーションを生み・育むことが、とびラーの役割であると改めて感じました。
(とびらプロジェクト コーディネータ 工藤阿貴)
2023.06.24
【第6回基礎講座 この指とまれ/ そこにいる人が全て式/ 解散設定】
日時|2023年6月24日(土)10時〜15時(昼休憩1h)
場所|東京藝術大学 第3講義室
講師|西村佳哲
内容|とびラーが自主的に活動して行くためには、自分たちでチームをつくり、アイディアを共有し、お互いの力を上手に出し合って、成果を求めなくてはなりません。そこで、この回では、小さなチームのつくり方や、そこに集まった人たち全員の力を活かした活動のつくり方について学びます。また、活動のはじめ方だけではなく、終わり方のデザインについても理解を深めます。
基礎講座最終回は、2・3年目のとびラーも加わって、とびラーの自主的な活動である「とびラボ」の、はじめ方/すすめ方/おわり方について考えました。
この指とまれ/そこにいる人が全て式/解散設定は、とびラーが「とびラボ」をする上での大原則となっている考え方です。あるコミュニティの中で、ちいさなチームが結成と解散を繰り返しながらフラットな関係性でアイデアを形にしていくには、この3つの原則をみんなが確認しながらプロジェクトを進めることが大切です。この考え方は、12年間のとびらプロジェクトの根幹を支えてきました。
「そこにいる人が全て式」は、大阪にあるgrafの立ち上げメンバーである豊嶋秀樹さんから西村佳哲さんがきいたお話がベースになっています。西村さんは、毎年の基礎講座の中で、豊嶋さんとのエピソードを伝えながら、この考え方の秘訣をレクチャーしてくれています。とびラーは、ふだんの仕事のすすめ方との前提の違いに驚きながらも、実践を通して「そこにいる人が全て式」で進んでいくプロジェクトの楽しさを理解していきます。
“ ミッションより、その場に居合わせた人がすべて式 ”
ー 豊嶋秀樹(2009)
午前中は、西村さんとマネージャーの小牟田さんのトークで「とびラボ」の仕組みをひも解いていきました。そして、実際に「3人」の組み合わせでプロジェクトのアイデアを話し合い、「その場に居合わせた人がすべて式」を体感するワークを行いました。
午後は、スパゲッティを使って構造物をつくり、その長さを競う「スパゲッティ・キャンティレバー」のワークを行い、チームでプロジェクトをすすめるときのヒントを理解していきました。
2023年度の基礎講座全6回を終了し、12期とびラーがとびらプロジェクトでの活動を本格的にスタートさせていきます。
(とびらプロジェクトコーディネータ 越川さくら)