東京都美術館× 東京藝術大学 「とびらプロジェクト」

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障害のある方のための特別鑑賞会とは?

普段は混雑している特別展。障害のある方が安心して鑑賞できるよう、休室日に鑑賞会を開催しています。事前申込制で年に4回開催されます。当館のアート・コミュニケータ(とびラー)が受付や移動のお手伝いをします。展覧会担当学芸員による展覧会ワンポイント・トーク(手話通訳付き)も開催されます。
次回の特別鑑賞会のご案内はこちら

障害のある方のための特別鑑賞会「ティツィアーノとヴェネツィア派展」

2017.02.27

2月29日に「障害のある方のための特別鑑賞会」ティツィアーノとヴェネツィア派展を開催しました。

当日は878名の多くの方々にご来場いただきました。

開室時間の前から、たくさんの人たちが待ってくれていました。

特別鑑賞会では、とびラーが受付や動線のご案内、エレベーター乗り降りのサポートをしています。また、卒業したとびラー(アート・コミュニケータ東京)の方々もこの日はサポートに入ってくれています。ですので、たくさんの人たちの経験値が引き継がれて、常にバージョンアップしています。

学芸員の方によるワンポイントトークの時間にも、手話通訳が入ります。

展示室の中でもとびラーたちが、鑑賞の伴走役となって来館者のサポートをします。目が不自由な方には、一緒に作品を鑑賞しながら、とびラーの目を通して来館者は作品を味います。

休室日の時間を使った、贅沢な時間が展示室に流れています。

この日は車椅子をご利用になる方が多くいらっしゃるので、作品運搬のための大型エレベータも稼働させます。

この日は、展示室の入り口に「ヴェネツィア・カーニバル フォトスポット」が出現しています!
仮面やマントをつけて扮装しながら、ヴェネツィアに行った気分になって写真撮影ができます。最初は遠慮気味な人も、とびラーたちが積極的に勧誘して衣装を身につければ、すっかりヴェネツィアへ行った気になっていました。

 

障害のある方のための特別鑑賞会では、毎回開催を心待ちにしてくれている人も多く、とびラーがいることが来館者にとっての安心できる場の要素になっています。来館者ととびラーは「お客とスタッフ」という関係ではありません。
今後もとびらプロジェクトでは、こうした人と人とのアートを介したコミュニケーションデザインをこれからも実践し、更新し続けていきます。

(東京藝術大学美術学部特任研究員 奥村圭二郎)

「障害のある方のための特別鑑賞会」:ニ科展

2015.08.24

 

 

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「障害のある方のための特別鑑賞会」:大英博物館展

2015.06.22

 

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障害のある方のための特別鑑賞会|「メトロポリタン美術館 古代エジプト展—女王と女神 編」

2014.08.25

障がいのある方の為の特別鑑賞会、今回は「メトロポリタン美術館 古代エジプト展—女王と女神 編」が会場です。
8月の暑い日にも関わらず大勢の方にご来館頂きました。

とびラーによる受付です。事前にお送りした案内状をご提示頂いています。

展示室内の様子です。

今回はiPadを使用した新しい試みも。とても小さい作品もiPadの画像を拡大すると、細かい部分をよく見ることができます。

作品を通じていろいろなお話が広がります。

次回の特別鑑賞会は12月「ウフィツィ美術館展」です。

(「とびらプロジェクト」アシスタント 大谷郁)

障害のある方のための特別鑑賞会|バルテュス展

2014.05.26

今年度最初の特別鑑賞会が「バルテュス展」を会場に行われました。

美術館の入り口から展示室の途中、「ようこそ」とお出迎え。

各所でとびラーが来館者のサポートをしています。

学芸員による解説ガイドの様子です。展示のみどころなどを聞くことができます。

展示室にはゆったりとした時間が流れていました。

休室日を利用し、年に3,4回開催されているこの特別鑑賞会。
お申し込み、詳細はぜひ東京都美術館ウェブサイトをご覧ください。
こちら⇒

(とびらプロジェクト アシスタント 大谷郁)

「障害のある方のための特別鑑賞会」:ターナー展

2013.12.09

「障害のある方のための特別鑑賞会」:ルーヴル美術館展

2013.08.26

障害のある方のための特別鑑賞会:レオナルド・ダ・ヴィンチ展

2013.06.24

障害のある方のための特別鑑賞会:講座

2013.06.02

「障害のある方のための特別鑑賞会」:エル・グレコ展

2013.03.11

「障害のある方のための特別鑑賞会」が開催されました。今回は「エル・グレコ」展が会場となりました。介助の方を含めて凡そ800名もの方々にご参加頂きました。この「障害のある方のための特別鑑賞会」は月曜日の休室日を利用し、障害のある方に混雑していない展示室の中でゆっくりと作品を鑑賞して頂こうという企画です。入り口から展示室までの誘導や受付、車椅子の貸し出しなど、当日の運営はとびラー候補生(とびコー)が担当します。

 

エル・グレコの肖像画とされる作品です。エル・グレコ展に展示されている作品の多くは、キリスト教絵画ですが、どれもエル・グレコ独特の際立った配色とディフォルメされた人物のフォルムがみる者に強い印象を与えています。

 

展示室の中でとびコーさんが来場者の方と絵画について何気ないお話をすることもあります。小さなコミュニケーションが展示室の中の雰囲気を柔らかいものにします。

 

少しずつ絵画に近づいて行くところから、絵画との対話ははじまっています。

高さ3mもある「無原罪のお宿り」。しばし眺めていと絵の中に吸い込まれそうな気分になります。

 

展示室をでると、ミュージアムショップが設置されています。エル・グレコ展にちなんだアイテムがたくさん販売されています。

 

「障害のある方のための特別鑑賞会」が行なわれた3月11日は、東日本大震災から2年目の日でもありました。展覧会場の最後に設置されたアンケートを記入する机の上にはささやかながら、とびコーから鎮魂と復興の祈りを込めて一輪の白百合の花をみなさんにお配りさせて頂きました。とびラー有志で折った折り紙の白百合は、聖母マリアの象徴でもありました。本年度最後の「障害のある方のための特別鑑賞会」も無事に終えることができました。また次年度に向けて準備を進めて行きたいと思います。
(とびらプロジェクト マネージャ 伊藤達矢)

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