2018.12.02
講師:林容子さん(一般社団法人アーツアライブ)
「アート、美術館、認知症・そして私」
アクセス実践講座第7回は、一般社団法人アーツアライブの林容子さんをお迎えし、認知症の方に対応した対話型鑑賞プログラム「アートリップ」についてお話を伺いました。
「実は、福祉や高齢者問題は、私にとってまったくの専門外でした」
と林さんは言います。
林さんは、国内外でアートやアートマネジメントのエキスパートとして活動をしてきました。美術大学での講義や、アートに関する著書(*1)も執筆されています。イギリスで行われた国際的なカンファレンス「Conference for Health and Arts」に参加したことがきっかけで、「アートと福祉には親和性がある」と直感した林さん。持ち前のバイタリティで福祉施設にアートを持ち込む活動を実現させていきました。
学生や、介護現場の方々、また、施設を利用している認知症当事者の方々と協働して、病棟での作品展示や、徘徊する高齢者のためのアート作品の制作などを8年間にわたって行なったそうです。
2009年に一般社団法人アーツアライブを設立し、現在は認知症の方と行う対話型鑑賞プログラム「アートリップ」事業に注力されています。
アーツアライブ、そして林さんが何を目指して事業を展開されているのか、ここでは3つのキーワードに絞ってお話の内容を振り返ってみます。
⑴「社会のあり方」を作る
⑵「事業」を作る
⑶「アートの価値」を作る
それぞれどのようなお話だったか、少しずつご紹介します。
現在、日本の認知症の方は約500万人 軽度認知症(MCI)推定400万人と言われています。2025年には700万人に上ることが予想され、予備軍を入れるとその数は1200万人に達する予想です。人口の多くが認知症となる時代では、認知症になっても共に楽しく生きられる社会を作ることが重要です。
そのためには、認知症を治すことを考えるよりも、社会全体が「認知症フレンドリー」な社会へと変容していことが求められます。「この分野では、日本はトップランナーである」と林さんは言います。
アーツアライブは、2018年10月に国際シンポジウム「アート、記憶、高齢化:アートを通して認知症フレンドリー社会の構築」を開催しました。世界的に認知症の治療薬への期待が高まる中、2018年、大手製薬会社が認知症治療薬の開発を中止することを発表しました。認知症は特定の病気ではないため、薬の効果が期待できないというのがその理由でした。
「認知症になること=悪いこと」と捉える固定観念を脱却し、「できることに目を向ける」発想への転換のキーワードとして林さんはアートを活用することを提案します。「認知症になっても楽しく生きられる」と思える社会を構築するために、アートにできることがあると林さんは考えています。
「アートの前ではすべての方が平等です」と林さんは言います。
認知症の方は脳の機能が低下することが知られていますが、感情は衰えないで最後まで残ります。「怒りやすくなった」「子供に戻った」などネガティブに語られることも多いこの特徴を、林さんは「とっても素直に表現されるので、こちらまで素直な気持ちになる」と肯定的に捉えます。認知症になり一層豊かになる感情と、それを大切に扱うアートとは親和性が高いということができます。
アートリップでは、対話をしながらアート作品を見ます。それにより、脳の細胞を活性化したり、参加者が個人としての尊厳を感じることができます。また美術館というハレの場で、普段は介護をする側/介護をされる側の人々がともに一つの作品を鑑賞することで、いつもとは違う視点でその人のことを見ることができ、普段の関係性も刷新されていきます。
アートを見るということを、時間や空間を超える未知の世界への旅に置き換えることもできます。アートリップでは「船頭は参加者」と考えています。アートコンダクター(アートリップにおける対話型鑑賞ファシリテータ)は、彼らが行く道に一緒について行って、楽しい旅ができるようにアテンドします。アートは一つの正解では語れず、見る人それぞれに委ねられる余白を大切にするため、それぞれの参加者の意見を尊重することができる。それはアートの価値の一つであると、お話を伺っていて感じました。
アートや福祉に関わることは、収益を生まないボランタリーな活動としても成立するのが現状です。しかし助成金や補助金に頼るだけでは、活動は限定されていきます。もともとビジネスの世界に身を置いていた林さんは「一杯のコーヒーを飲むように、価値に対価を払っていただく収益事業にすること」にこだわっていると言います。
そのための方策として、これまで出会ってきた先達の言葉から、多くの示唆を得ていることもお話ししてくださいました。
この言葉は、会社員時代に尊敬する上司の方から教わった言葉だそうです。活動を広く行き渡らせたい時、その業界のトップにまずはアプローチをすること。なかなか勇気のいることですが、この言葉を今も大事にされているそうです。その結果、アートリップの活動は現在、美術館16館、高齢者施設や病院など21箇所以上に広まっています。
事業として行うためには、エビデンスを取り、示していくことも重要になります。特に福祉の分野では、効果効能が示されることが安心を生むこともあります。アーツアライブは、認知症予防産業として効果検証を行いました。その結果、うつ症状の改善や、脳の一部領域の活性化に効果があることが実証されました。
産業として成立することで、活動の自立性と持続可能性を高めていくこと。これが、これからのアートや福祉の活動に求められる姿勢だと感じました。
林さんのお話は、そのすべてがご自身の体験や活動そのものから発せられるパワーに満ちていました。そして、それとは対照的にアートリップに参加される認知症当事者やそのご家族、介護者のことを話すときには、慈しみに満ちた表情で嬉しそうに話す姿が印象的でした。
講義後のとびラーの感想の一部をご紹介します。
とびラーは、3年間の任期中や、任期を終えて都美を巣立った後も、アート・コミュニケータとして社会に活動を作っていくことが期待されています。今回の林さんの講義では、立ちすくんでしまいそうな社会課題に対し、クリエイティブな視点で発想を転換し、ワクワクと情熱と適切な戦略を持って活動を展開していく、1人のアクティビストとしての林さんの姿に、多くのとびラーが心を打たれたようでした。
この出会いに刺激され、とびラーが自分たち自身の活動を社会の中に作っていく日が待ち遠しいです。
*1:
進化するアートマネージメント(2004年)出版社:レイライン
進化するアートコミュニケーション (2006年)出版社:レイライン
(東京藝術大学美術学部 特任助手 越川さくら)
2018.12.02
清々しい寒さが肌に心地よい初冬の昼前、ひとつの出会いがありました。
彼女の名は、國方沙希さん。
文化財保存油画を専攻する修士2年生です。
いかにしてご自身の研究テーマに至り、いかなる手法にてアプローチされたのか。
◇
―まず、修了制作の課題について教えていただけますか。
「他の専攻より圧倒的に多く、4つの課題を提出しなければなりません。内訳は個人の油画修復、学年という単位でのチームで行う共同修復、修士論文、ロシア・イコン(聖像)の模写です。4つの目の模写はたまたまで、私たちの代はロシアから先生がいらっしゃっていた関係で、ご縁あってロシア・イコンとなりました。」
―国際色豊かなのですね。海外から来ている学生も多いのでしょうか。
「今年度は特に多くの留学生が来ています。中国、ギリシャ、韓国、つい最近まで台湾の子がいて、文化の多様性がありますね。」
―多方から学生さんがいらしているとのことですが、研究のテーマも幅広いのでしょうか。
「かなり広い範囲で研究テーマの設定が可能です。考古学・美術史学等、文系の側面も理系の側面もある分野なので、基本的には各々自由に研究しています。指導教官の先生はアドヴァイザー的な立ち位置で、大きく道を逸れそうな状況の場合は指導が入りますが、大抵はのびのびとやらせてもらっています。」
―個人での修復作品ですね。なぜこのような傷み方をするのですか。
「絵を巻いて保存したからだと考えられます。修復方法としては石膏充填剤を削ってマチエルを作り、一次補彩といって水彩で色をつけ一度ニスをかけた後、有機溶剤に溶けるアクリル絵具で補彩し、最終ニスを塗って仕上げます。意外かもしれませんが油画の修復には油彩を使いません。将来を見据え、基本的には可逆的でなければならないからです。周りの色から予測できる場合や写真がある場合は比較的修復がしやすいですが、そうでない場合は想像力が必要な作業となります。」
―ロシア・イコンについても教えてください。
「卒業課題にあるロシア・イコンは、テンペラ(卵を溶かした固着剤)を使用しています。チョウザメのニカワや、白ワイン、コーヒーなどのように、ロシアは修復や描画の材料として割と日本とは異なる素材を用いているようです。」
―どのように作成するのですか。
「私が模写したイコンの場合、原寸大だと大きすぎるので縮小したサイズで作製しました。板にニカワで麻布を張って、白亜地を塗った後そこに絵を描いていきます。写真をトレースして、そこから描き始めます。他の作業と並行しながらで、大体1年ほどで制作しました。図柄は違うものの、元々モチーフによって使用する色は決まっているのでイコン独特のやわらかい色味や風合いは、ほかの学生の作品とも共通しています。これを機に指導教官であったタマーラ先生に会いにロシアに行く学生たちもいます。」
―國方さんの研究テーマを教えてください。
「私は、油画の修復に用いられていた強化ワックスと呼ばれる蜜蝋と樹脂でできた接着剤を題材に、油画の再修復のための研究しています。強化ワックスによる油画の裏打ちは50年前頃によく行われていた修復手法でした。しかし現在は濡れ色になって暗色化してしまう等のネガティブな要素が強調されています。近年、過去にワックスで裏打ちされた作品が再修復の時期を迎えているタイミングでもあり、研究テーマとして選びました。」
―どの様な手法で検証されるのですか。
「今回は、本物の油画は使用せず、テストピースを作成します。温湿度による劣化試験を行い、強制劣化させたサンプルで検証します。中には実験用として使用の許可をもらっている個人の作品もありますが、今回は使用しませんでした。一定の指標を定め、サンプル間での比較を行います。」
―ワックスで一度裏打ちされた作品の再修復は難しいそうですが、画期的な代替案等はあるのでしょうか。」
「さすがに修士の二年間では新たな保存方法の提案までは厳しいかなと思っています。昨今蜜蝋による修復はタブー視されており確かな情報が少ないという背景から、現研究段階では、過去にワックスで修復されていた方々へのヒアリングによって現状を明らかにする事が大切だと考えています。」
―ワックスとの出会いを教えてください。
「社会人をしていたとき、家の近くに絵画修復工房があって、そこで出会いました。修復素材として一時は、万能であるとされていた材料で、個人的には蜜蝋使用時の甘い匂いがとても好きです。それがなぜネガティブな修復技法として捉えられるようになったのかとても興味深いと考え、自分で確かめたいと思ったのです。」
―平日お仕事をされながら工房に通うのは大変だったと思うのですが、修復に対してのとても強いお気持ちがあったのでしょうか。
「私の場合、元々美術と数学が好きで学部は理系寄りの建築学科でした。しかし漠然と修復に携わりたい気持ちがあって、学部のゼミは歴史学系に進みました。学部生のときは修士に進むことに迷いがあったため、一旦就職することに決めました。職場の関係で神奈川に移り住んだ際、近くに工房があることを知り、そしてそこで油画の修復に出会うこととなりました。私自身はこうしたい、こうあるべきという我の気持ちが強いタイプではありません。誰かのためにしてきたことが結果として今に繋がっているという感じが強いように思います。」
―これまでのお話や学部の専攻から、國方さんは理系の印象が強いのですが、この専攻に入学した決め手は何ですか。
「この研究室の入試説明会に参加した際、先生のお人柄と、様々なバックグラウンドの人たちが在籍しているという特色に惹かれました。将来こうなりたい、という明確な目標はまだないですが、異業種からきた自分だからこそできる新たな視点からのアプローチでこの分野に貢献できたらと考えました。」
―大学院生活はいかがですか。
「私自身作業を始めると没何時間も没頭してしまうのですが、先生には集中力のためできるだけこまめに休憩を取ることは勧められます。修復で失敗してしまったときはすぐに先生に相談し、普段の修復の進捗もできるだけ細かく記録しています。研究内容に関しては、大学院に入る前は概念的なことへの興味が強かったのですが、やっていく中で落とし所を見つけ焦点を合わせていったという感じでした。」
―社会人から学生を目指す人に向けてのメッセージをお願いします。
「まず自分の仕事に満足してから学生に戻るのがいいと思います。私は5年ほどかかりました。やってきたことを生かしてやろうという気持ちで臨んだのですが、結局は流れに身を任せるほうがいいのかもしれません。同時に、いつも誰かのためにやったことが自然と結果につながっているような気がします。私の場合、我を貫くというよりは人のためを思って行動したことが自分自身になっているので、そういうスタンスもいいのかもしれません。」
◇
初対面から小1時間半にかけての印象は、一貫して、香り立つオーラが他者を惹きつける方だなあというものでした。実際、お話を伺うなかでも國方さんの「引寄せ力」について感じるところが多々あり、素敵な巡り合わせをご自身の力で手繰り寄せていらっしゃったのだと確信しました。口調に始まる柔らかい空気感、その中に見え隠れする情熱、そして細部に広がる他者への心遣い。それら全てに彼女の魅力の理由が散りばめられているのではないでしょうか。
テーマ設定の動機も、物事における正負両側面がその価値であるという認識のもと、時代の変化によって負に変換されたものを現在においてフラットにすることにより、同じ流れの上にある過去と未来を守りたいという願いが根底にあるのではないかと想像力を働かせずにはいられません。
私観ながら、映画「時をかける少女」(2006,監督:細田守)に出てくる保存修復師のお姉さんに國方さんを重ね合わせてしまいます。主人公・真琴の叔母であり美術館に勤める彼女ですが、物語を彩るミステリアスなキーパーソンです。私自身映画の中で最も好きなキャラクターであり、國方さんとの共通点にピンときた瞬間から胸の高鳴りが抑えられませんでした。
変わらない過去をどのように解釈するのか。
待ってくれない未来のために私たちは何ができるのか。
時の女神との、丁寧に注がれたコーヒーのように味わい深いひと時でありました。
取材|江藤敦美、西見涼香、安東由美、山本俊一(アート・コミュニケータ「とびラー」)
執筆|江藤敦美
1年目とびラーです。活動の中で出会うすべてに、感動で胸がいっぱいです。これからはその気持ちをみなさんとたくさん共有していけたらと考えています。
第67回東京藝術大学 卒業・修了作品展 公式サイト
2019年1月28日(月)- 2月3日(日) ※会期中無休
9:30 – 17:30(入場は 17:00 まで)/ 最終日 9:30 – 12:30(入場は 12:00 まで)
会場|東京都美術館/東京藝術大学美術館/大学構内各所
2018.12.01
12月某日、東京藝術大学絵画科の日本画専攻のアトリエを訪問しました。
卒業制作の作品は、藝大在学中に学んできたことの集大成。制作が行われている部屋に入ると、5〜6人の学生がフロアに置いた作品への描画に没頭していました。天井が高く開放的な空間ですが、部屋のそこここから一人ひとりの集中オーラを感じます。
そんな中、和やかにとびラーの取材を応じてくれたのは4年生の大嶋直哉さん。丁寧で落ち着いた話し方、知的なまなざしと優しい笑顔が印象的です。
ー大嶋さん、こんにちは!今制作されている作品について教えてください。
「水辺の風景を描いています。8月頃から下図等の準備をして、10月から描きはじめました。現在の完成度は70%ぐらいでしょうか」
―制作の期限はいつ頃までですか?
「科によっても違いますが、うちはあと2週間ほどです・・」
制作も大詰めを迎えている時期なんですね。作品のタイトルを決定する期限は3日後に迫っているのだとか。
ーいつも床に作品を置いて描いているのですか?
「今回は大きな作品なので、床に置いています。真ん中のほうに描き込むときは、木製の台や畳を置いて、その上に座って描きます。畳だと体重が分散されるし、踏み抜くこともないので使いやすいんです」
―今回の作品にはどんな技法を用いていますか?
「150 号のパネルに貼った和紙の上に銀箔を貼って、上から絵の具を重ねています」
―150号いっぱいの銀箔!でも銀色にキラキラしている部分は見当たらないですね。
「銀箔を貼るのは銀色に見せるためでなく、箔特有の凹凸や皺といった質感を出すためなんです。こことか」
―確かに、この黒いところよく見ると格子状の枠が浮き出て見えるような気がします。
「そうなんです。四角い箔を貼っているのがわかると思います。その上に、様々な大きさの粉状の岩絵の具をニカワで溶いて描画しています」
―日本画の魅力は何だと思いますか?
「石を砕いたものを絵の具にしたり、自然にあるものを使って描くので、派手さはないけれど深みのある表現ができることだと思います。昔からあるジャンルですが、構図や画材の使い方によってはまだまだ新しい表現の可能性もある。日本に生まれたので、この国の芸術である日本画を学んで世界の人たちにも見てもらいたいと思いました」
―最近のインスタ映えブームの真逆を行くような感じですね。藝大での学生生活の中で影響を受けた ものはありますか?
「藝大では描き方を教わるというよりは、自分で研究して試していくことが多いんです。村上隆さんに影響を受けました。これからの日本画の可能性について考え、自分で今までとは違う表現を試してみたりして、自分のやりたいことや表現方法が定まってきたと思います」
―自ら学んでスタイルを確立していったのですね。作品を描くとき、どんなことを大切にしていますか?
「作品自体に何らかの意味を持たせるようにしています。この作品だと真ん中の方に石があって、下の水面に金魚がいるんですけど・・・」
本当ですね!とびラー5人ははじめ誰も気がつかなかったけれど、黒一色と思っていた水面に目を凝らしてみると赤い金魚が泳いでいることに気がつきました。
みなさんも卒展で実際の作品を見たら探してみてください。モチーフには必ず意味があるので、作家がなぜそれを描いたのか、考えながら鑑賞すると面白いかもしれません。卒展では制作者である学生に直接話を聞けることもあるので、気になる方はぜひ聞いてみてください。
―大嶋さんが絵を描き始めたのはいつ頃でしたか?
「幼稚園の年長ぐらいの歳ですね。絵の先生と出会ったことがきっかけで、それから日本画を習い、高校も芸術系の科に進んで、ずっと描き続けています」
―ご家族も絵を描いていらっしゃるのですか?
「全然そういうわけではないんです。でも、絵を描くことをずっと応援し続けてくれていて、とても感謝しています」
―最後に、大嶋さんにとって日本画とは何ですか?
(それまでの朗らかな雰囲気とは打って変わって、少し考えこむ大嶋さん)
「ずっとやってきたことであって、自分の表現そのものかもしれません。」
大嶋さんの作品は、実物を前に目を凝らすほど「こんなところにも描き込みがある!」という発見があり、世界観に思わず惹き込まれます。
好奇心いっぱいのとびラーの質問に、丁寧に笑いを交えてお答えいただきありがとうございました!
みなさん、ぜひ卒業・修了作品展で、日本画の展示へ足をおはこびください。
取材|山中みほ、鈴木文子、久光真央、山本俊一、原田清美(アート・コミュニケータ「とびラー」)
執筆|山中みほ
とびラー7期の山中みほです。十日町、市原、珠洲、北アルプス、瀬戸内の芸術祭サポーターを経てとびラーになりました。普段は保健室の先生をしています。特技はテーピング。
第67回東京藝術大学 卒業・修了作品展 公式サイト
2019年1月28日(月)- 2月3日(日) ※会期中無休
9:30 – 17:30(入場は 17:00 まで)/ 最終日 9:30 – 12:30(入場は 12:00 まで)
会場|東京都美術館/東京藝術大学美術館/大学構内各所
2018.12.01
12月1日(土)に「墨の無限の可能性」をテーマに、ミュージアムに展示されている「墨」の作品を鑑賞して、作品に迫るプログラムを開催しました。
上野公園にある東京都美術館と東京国立博物館がコラボレーションをして行われた今回のプログラムでは、小学校1年生から6年生の幅広い年齢層のこどもたちとその保護者、全16組30名のファミリーがともに活動します。もちろんこの日もアート・コミュニケータ(以下、とびラー)がプログラムのサポートをしっかりします。
プログラムの様子はこちら→
(「Museum Start あいうえの」ブログに移動します。)