建築実践講座の第2回目。今回は斉藤理先生(さいとう ただし/山口県立大学准教授)をゲスト講師としてお招きしました。
斉藤先生は、街・建物を見て歩くことや楽しむことについて等を中心に研究、活動をされています。
この日も遠く山口県からお越し頂きました。
まず、斉藤先生からとびラーに向けていくつか質問が投げかけられました。
・建築を見る良さはどんなところにあると思いますか?
・建築見学について、日本で問題になっていることは?
・建築見学について、どんなことに取り組みたいですか?
今回はそれぞれについて深めると同時に、
建築は自ら楽しむだけでなく「人に紹介するとより楽しい」という部分にポイントを置いてお話頂きました。
様々な場所で、あらゆる年代の方と一緒に「まち歩き」を行ってきた斉藤先生の経験もご紹介頂きます。
また建築を見て歩くことと、地域づくりの関連性、世界の都市の建築がどのように編集し紹介されているかについてもお話がありました。
とびラーが建築ツアーで都美について語る時、どんな工夫があったらよいか?どう伝えていこうか?
既に様々試行錯誤しているとびラーにとって、とても具体的なアドバイスになります。
2時間の講座で斉藤さんのお話は尽きることなく、いい余韻を残しながらの回でした。
次回は実際にまち歩きに出掛けます。今回学んだ視点を持って、どんな気づきを持ち帰れるでしょうか?
(とびらプロジェクトアシスタント 大谷郁)
2014.06.28