「マウリッツハイス美術館展」での紙芝居に続き、「メトロポリタン美術館展」でもとびラー候補生(以下:とびコー)オリジナルの紙芝居ができました。タイトルは「くろねこメット だいかつやく」です。ニューヨークのメトロポリタン美術館からやってきたエジプト生まれの黒猫の小像メットが、谷中(上野のお隣の地域)の野良猫たちとともに繰り広げる冒険物語。さらに「メトロポリタン美術館展」にて展示されているさまざまな動物たちも加わり大活躍します。
展覧会の入り口付近で紙芝居の呼び込みをします。みんなが頭にかぶっているのは、とびコーの時田さんお手製の「メトロポリタン美術館展」に出品されている作品をモチーフにした帽子です。
今回の紙芝居の前座は、展覧会の目玉、ゴッホの糸杉にまつわるマメ知識とクイズです。凄くためになります。
前座が終わると、いよいよ紙芝居の上演です。とびコーの山近さんの張りのある声で紙芝居が進められて行きます。絵がとっても奇麗で見応え十分です。上演中はとびコーのお子さんたちもお手伝いをしています。
会場は満員御礼となりまいた。作品を鑑賞するだけではない、心に残る美術館体験をみなさまに少しでもお届けできたのであれば何よりです。
(とびらプロジェクトマネージャ 伊藤 達矢)
2012.12.16