2022.10.08
第4回建築実践講座|「コミュニケーションを生む場作りとは」
日時|2022年10月8日(土) 14:00~17:00
会場|東京藝術大学中央棟第三講義室/上野公園
講師|宇田川裕喜(株式会社バウム 代表)
第4回目の建築実践講座は、株式会社バウム代表の宇田川裕喜さんです。
過去にもオンラインでお招きしていましたが、リアルでの開催は初めてです。
「何かを作るとき、知るという作業、探すという作業を時間をかけて行います。街だったり、空間だったり。
その後、それを整理して、関係者みんなが理解できる形にしていく。それに名前を付けたりとか、ロゴとかビジュアルとか。その動きが1つの傘のもとで動いていくようにしています。」
講座の後半では、そこに関わる人たちのことを知るワークショップを行いました。
テーマは、「小さなストレスを観察する」
出かける前に、一人一人想像できるストレスの仮説を考えます。
それからグループに分かれ、実際に上野公園へ出かけて小さいストレスを観察します。
約1時間のフィールドワークから戻り、見つけたストレスを書き出していきます。
それから、4つのグループに分類していきます。
小さいストレスに着目することで、よりよく過ごすことのできる場作りが想像できます。
参加したとびラーのふりかえりを一部引用します。
”「小さなストレス」をカテゴライズしていくと、「都美で解決できそうなこと」と「とびラーが関わることで解決できそうなこと」が見えてきました。都美という「場」には、とびラーがいる…だからこそ、広い可能性があるのではないか、と感じました。”
(とびらプロジェクト コーディネータ 工藤阿貴)