2016.06.04
【美術館探訪の愉しさ】
私は、アート・コミュニケータ(通称:とびラー)になってから美術館の建物自体にみどころがいっぱいあることを知りました。東京都美術館(以下、トビカン)は、日本のモダニズム建築の巨匠・前川國男氏の設計です。壁、階段、照明、家具などあちこちにこだわりがあって、散策しながら一つひとつ見つけていくと、これまでは何とはなしに眺めていたトビカンをめぐる景色が、ぐっと生き生きとみえるようになりました。
トビカンに展覧会をみに来てくださる皆さんにも、トビカン探訪の愉しさを味わってもらえたら、という思いから、とびラーたちでトビカン散策をテーマとしたワークショップを企画しました。トビカン周りや館内を小グループで写真を撮りながら歩き、撮った写真を共有しながらティータイムを過ごすというものです。
先日、第一回目を多摩大学の2~3年生の学生さん22名の参加で開催しました。その様子を写真でレポートします。