前回の「とびラーのコミュニケーションデザインを考える」で、浮上した「とびら楽団」がついに活動を開始しました。呼びかけに答えてくれた方々は何と20名。すごい!サックスにコントラバス、ウクレレまでいます。第4回基礎講座のあと、初練習となりました。天気もよかったので、目の前の上野公園で演奏してきました。初見でみなさん演奏できるのが凄いと思いました。NHKみんなのうた「メトロポリタン美術館」が当面の課題曲です(笑)。何せ、都美は東京メトロポリンタンミュージアムですので。練習中に、犬を散歩していたお婆さんから声をかけられたり、考えてみれば、とびラー初の地域活動でした。アートコミュニケータに音楽は必要ですね。とびら楽団は、曲を演奏する人たちだけでなく、とびらプロジェクトに関わる皆さん全ての心を音楽で動かして行けるような、そんな楽団になればと願っております。さらに、こうしたエネルギーが美術館と地域や社会をつなぐ原動力になるのではと、すごく期待しています。(伊藤)
2012.05.26