東京都美術館× 東京藝術大学 「とびらプロジェクト」

活動紹介

【あいうえの連携】SDGsをきっかけとした、美術館の建築を探検できるプログラム

2022.08.21

夏休みも終わりに近づく8月21日(日)に、2022年度2回目のファミリー&ティーンズ・プログラム「SDGsで探求!名建築をみる」を行いました。

プログラムは午前と午後に2回実施され、それぞれ小学1年生から中学3年生のこどもと保護者が参加しました。参加者は、東京都美術館に初めて来館する子や何度も足を運んでくれているご家族、過去にあいうえののプログラムに参加したことのある子などその経験はさまざまです。
美術館は来るたびに新しい発見と出会える魅力いっぱいの場所。SDGsをきっかけとした、美術館の建築を探検できるプログラムの様子をご紹介します。

 

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【あいうえの連携】とびラーと出会って、展覧会&美術館ランチ!

2022.08.04

あいうえのには、社会的支援の必要な子供たちのための団体との協働で実施しているダイバーシティ・プログラム「ミュージアム・トリップ」というプログラムがあります。

今回は、豊島区を拠点に子供達とその保護者を包括的に支援している団体「認定NPO法人 豊島子どもWAKUWAKUネットワーク」と連携し、プログラムを実施しました。

 

当日、参加のこどもたちは池袋駅に集合してから、上野にやって来ました。中学生から高校生まで年齢も様々だったため、早めに一人で到着してしまった子や、一人で来て、上野駅で出口を間違えて迷子になりかけてしまった子など、小さなハプニングはありましたが、プログラムは無事に始まりました。

プログラムの進行は、東京都美術館の学芸員、河野佑美が行いました。
最初に、プログラムの流れを伝えて、鑑賞する企画展「フィン・ユールとデンマークの椅子」のことを伝えました。展覧会にはおしゃれな家具や椅子、デザイン画などが展示されています。建築家という仕事、デザイナーという仕事、大工という仕事など、仕事について、に加え、人気の漫画の単行本の表紙に「デザイナーズ・チェア」が描かれていることにも触れながら、展覧会を楽しむコツを伝えます。

 

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【あいうえの連携】SDGsで探究!名建築をみる。

2022.07.29

夏休みが始まって間もないこの日、ファミリー&ティーンズ・プログラムの「SDGsで探究!名建築をみる」を実施しました。
小学1年生から中学3年生までの参加者と保護者が講堂に集合です。
受付では、活動グループのアルファベットが入った名札シールと、あいうえのの特製ツールである「ミュージアム・スタート・パック」、指令書カードが渡されます。
保護者には、「ミュージアム・スタート・パック 活用ガイドブック」が渡されます。

 

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【あいうえの連携】うえの!アートリサーチャーステップ2 ミュージアム探究編

2022.07.18

この日は、6月26日に実施した「ステップ1 オンライン編」の参加者と、これまでにあいうえののプログラムに参加したことのあるこどもたちが、東京都美術館の講堂に集合しました。

 

会場が密にならないように、午前のオリエンテーションは講堂で、午後のプログラムはアートスタディルームとスタジオを使用して行いました。

受付では、ミュージアムスタートパックを渡します。
すでに持っている子は、しっかり斜め掛けしてやって来てくれました。バッジがいくつかついている子、すでに集め終わって、各館のグッズのバッジを付けている子、バッグにカスタマイズが始まっている子、など、みんな活用してくれている様子が見えました。
「オンラインで会いましたねー。覚えてる?」
とか、
「お久しぶり!元気だった?バッジずいぶん集めたねー」
など、会話がはずみます。

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【あいうえの連携】オンラインで作品鑑賞! うえの!アートリサーチャー ステップ1

2022.06.26

2022年6月26日、2022年度最初のあいうえののプログラム「うえの!アートリサーチャー ステップ1」が実施されました。
このプログラムはオンラインとリアルのセットのプログラム。1日目の「ステップ1」はZoomミーティング(オンライン会議システム )を利用して、オンラインで自宅と美術館をつなぎます。

 

6月としては観測史上最も高い36.2度を記録した猛暑日のこの日。画面の前にはたくさんの参加者が集まってくれました。午前中は小学1年生から3年生までの34名、午後は、小学4年生から中学1年生までの13名がそれぞれオンラインに集合しました。

受付前の時間の接続確認を経て、プログラムが始まります。
この日の進行は、東京都美術館の学芸員、河野が担当しました。
コロナ禍で学校などでもオンライン化が進んだこともあり、参加者は皆、オンラインの操作も、すでに慣れている様子。時々、リアクションマークで反応してくれながら、「アートリサーチャー」になるべく、「絵をじっくり見るためのコツ」をマスターします。

リサーチャーへの「コツ」は「じっくり観察すること」「しっかり伝えること」「相手の話をよく聞くこと」です。

 

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【あいうえの連携】ミュージアムへ何度でも出かけよう! ミッションWEEK

2022.03.27

「ミッションWEEK」とは、「うえの!アートリサーチャー」に参加したことがある参加者を対象に、上野公園のミュージアムを再び楽しむことができるプログラムです。

*2021年8月〜9月の時点では「特別WEEK」としていたのですが、10月以降に内容を改編し実施しました。

「ミッションWEEK」の期間に東京都美術館のアートスタディールームに来た参加者は、その時期ならではの「ミッション」を受け取り、上野公園のミュージアムへ出かけます。

最大の特徴は、自分で「ミッション」を選ぶことができること。
「あか」「みどり」「あお」を探せ!というのに加え、「きいろ」を探せ!という色のシリーズや、「うつくしいと思うものを見つけよう」「コレクションしたいと思うものを探せ」という少し抽象的な問いのものまで、期間ごとに新たなものを加え、豊富に揃えています。

 

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【あいうえの連携】ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展 東京都立田園調布特別支援学校 高校2年生

2022.02.28

2月28日(月)、「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」で学校プログラム「スペシャル・マンデー」を行いました。
「スペシャル・マンデー」とは、展覧会がお休みの月曜日に、展示室を学校のために特別に開室し、作品鑑賞を行うプログラムです。お客さんのいない貸し切り状態の展示室で、生徒たちは本物の作品と出会い、アート・コミュニケータ(とびラー)とともに鑑賞します。

今回来館したのは都立田園調布特別支援学校に通う高校2年生のみなさん。都立田園調布特別支援学校は、知的障害のある生徒たちが通う学校です。コロナ禍で高校生となり、なかなか校外学習などが行えずに約2年間を過ごしてきた生徒たちにとっては、今回のスペシャル・マンデーが高校生になってはじめての校外学習になりました。
どんな風に美術館で過ごしたのか、当日の様子を紹介します。

 

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【あいうえの連携】ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展 台東区立大正小学校2年生

2022.02.28

2月28日(月)、学校プログラム「スペシャル・マンデー」が行われました。「特別な月曜日」とも訳せるこのプログラムは、東京都美術館の特別展が休室日である月曜日にこどもたちのために特別に展示室を開室するプログラムです。スペシャル・マンデーでは、とびらプロジェクトのアート・コミュニケータ(とびラー)と共に作品の鑑賞を行います。

午後から美術館へ足を運んでくれたのは台東区立大正小学校2年生のみなさんです。

 

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【あいうえの連携】ミュージアムで100年後に伝えたいと思うものを探せ! うえの!アートリサーチャー ステップ2

2022.01.30

2022年1月30日(日)と3月21日(月・祝)に開催された、ファミリー&ティーンズ・プログラムの「うえの!アートリサーチャー ステップ2」。

こどもとその保護者のみなさんは、あるミッションをもとに各自で上野公園のミュージアムへ出かけ、最後に冒険ノートに記録をまとめます。
1月と3月の2回に共通する活動テーマは、「自分が100年後に伝えたいと思うものを探せ!」。

小学校1年生から高校1年生、そして保護者のみなさんも一緒になって、ミュージアムに展示されている、100年以上前から大切にされているものや、あるいは新しく作られた現代アートの作品を、じっくり見つめ、100年後の未来について思いを馳せました。

みなさんがミュージアムでどのような冒険をしてきたのか、活動の様子を紹介します。
*1月と3月に開催した内容は同じですが、参加者は異なります。

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【あいうえの連携】美術館でやさしい日本語!「SDGsでミュージアム!」

2021.12.19

みなさんは 「SDGs (Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標)」 という言葉を聞いたことがありますか?最近、学校や会社、テレビなどでもよく耳にするようになったかもしれません。持続可能な社会を築いていくために、いま、世界中の人が考えなくてはならない目標です。

 

みんなが安心できる平和な世界を作るためには、多文化理解はもちろん、お互いの価値観を尊重し合う姿勢が大切です。特に17番目の「パートナーシップで目標を実現しよう」では、人と人がお互いを理解し合う姿勢を持つことや、安心して自分の意見を分かち合える場が築かれることが必要です。
ミュージアムは、いうなれば多文化の器です。すべての文化を受け入れ、昔から大切にされてきた価値を分かち合う。それが安全にできる場所がミュージアムです。

 

SDGsの目標達成のために必要なことと、ミュージアムが実現していることはとても共通点が多いと言えるかもしれません。あいうえのは、多様なこどもたちがお互いの価値観を共有しあえる場が生まれることを願い、「SDGs」と「ミュージアム」この2つを掛け合わせた多文化共生プログラムを実施しました。プログラムのタイトルは、「SDGsでミュージアム」です。
当日の活動風景をお伝えします。

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