2012.09.30
「東京都美術館ものがたり」展の入口。たたずむ男性のとなりには、なぜかガチャガチャ置いてあります。そうです。とびかんバトンのガチャガチャです。とびラー候補生(以下:とびコー)によって企画された「どこまでつながるとびかんバトン」は、「東京都美術館ものがたり」展の締めくくりである9月29日、30日に実施されました。
ガチャガチャは無料。ガチャガチャの番人成島さんからメダルをもらってハンドルを回すと、おなじみのカップが出てきます。なぜだかガチャガチャって興奮しますね。
カップの中には栞が入っています。この栞「東京都美術館ものがたり」展をイメージしてとびコーさんたちが準備したもの。でも、とびコーさんたちが準備した栞は来館された方々を繋ぐ最初のきっかけにしか過ぎません。企画の名前の通り「どこまでつながるとびかんバトン」は、来館された方が次に来館された方へ栞を残して行くこと通して、展覧会のイメージをリレーのバトンの様に繋いでゆくことを目的としています。
とびコーさんの描いた栞はあっと言う間になくなって、来館された方々が栞をたくさん作って下さって、次々に栞のバトンは受け渡されて行きました。
2012.08.29
来館者の方々がつながっていくイベントとして、「とびかんバトン」プロジェクトの準備をしています。2012年7月15日~9月30日まで「東京都美術館ものがたり」展が開催されていますが、その中で2日間限定でこのイベントを開催するべく、企画・準備の真っ最中です。
「とびかんバドン」プロジェクトは、簡単に言うと、美術館で栞を作って、他の人に渡し、他の人からもらうイベントです。来館者の方が「東京都美術館ものがたり」展に来たら、まず以前に来ていた来館者の方が絵や言葉を書いて作った栞をもらい、展示を見終わったあとに、今度は自分が栞を作って、次の来館者の方にバトンしていく、という企画です。
「東京都美術館ものがたり」展 は、初めてお越しになる方も十分楽しめますが、特に常連の来館者の方々は、懐かしい展示などにいろいろな思いが溢れることと思います。その思いを栞に託して、表現する、そしてそれをバトンすることによって誰かにつながっていく、という、「観て」、「体験して」、「家(日常)に持って帰る」、という楽しさを感じていただけたらな、と思っています。
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とびコー:成島、林、古澤