2014.06.28
建築実践講座の第2回目。今回は斉藤理先生(さいとう ただし/山口県立大学准教授)をゲスト講師としてお招きしました。
斉藤先生は、街・建物を見て歩くことや楽しむことについて等を中心に研究、活動をされています。
この日も遠く山口県からお越し頂きました。
まず、斉藤先生からとびラーに向けていくつか質問が投げかけられました。
・建築を見る良さはどんなところにあると思いますか?
・建築見学について、日本で問題になっていることは?
・建築見学について、どんなことに取り組みたいですか?
今回はそれぞれについて深めると同時に、
建築は自ら楽しむだけでなく「人に紹介するとより楽しい」という部分にポイントを置いてお話頂きました。
様々な場所で、あらゆる年代の方と一緒に「まち歩き」を行ってきた斉藤先生の経験もご紹介頂きます。
また建築を見て歩くことと、地域づくりの関連性、世界の都市の建築がどのように編集し紹介されているかについてもお話がありました。
とびラーが建築ツアーで都美について語る時、どんな工夫があったらよいか?どう伝えていこうか?
既に様々試行錯誤しているとびラーにとって、とても具体的なアドバイスになります。
2時間の講座で斉藤さんのお話は尽きることなく、いい余韻を残しながらの回でした。
次回は実際にまち歩きに出掛けます。今回学んだ視点を持って、どんな気づきを持ち帰れるでしょうか?
(とびらプロジェクトアシスタント 大谷郁)
2014.06.14
講師は、学芸員の河野さん。
都美で建築ツアーが開催されたきっかけについてのお話から始まりました。
2年間の休館を経て2012年春にリニューアルオープンした都美ですが、改修期間に入る直前、2010年4月に「休館前スペシャル企画~おやすみ都美館~建築講座」と題したイベントが開催されました。
建築の分野における専門家をはじめとしたゲストによる公開トークショーに加え、ここで初めて建築ツアーが行われたのです。そして休館が明け、とびラーによる建築ツアーがはじまりました。
この建築講座は、都美についての知識を学ぶだけでなく、それぞれが自身で建築を楽しむ目を持つことを一つの目標としています。また人に伝えたり共有することで、「建築」を通した学び合いの機会を作っていきます。
今年度は全6回の講座に加え、来館者向けた6回の建築ツアーを実践の場としています。
(建築ツアーのご案内はこちら:http://www.tobikan.jp/learn/architecturaltour.html)
様々な建物を見つめ、今年はどんな発見や展開があるのか?とても楽しみです。
(とびらプロジェクト アシスタント 大谷郁)
2014.06.10
2014.06.10
2014.06.06