2016.11.07
2016.11.7(月)<展示室で学ぶ場づくり②>
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スペシャル・マンデー・コース準備日<作品選びのワーク>
13:00〜15:00
⬛︎三ツ木紀英さんよりレクチャー
⬛︎学校概要の説明
⬛︎会場にて作品選び(対象:東京学芸大学附属小金井小1)
15:00〜17:00
⬛︎グループ鑑賞 3作品
⬛︎三ツ木さんと全体共有
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今回は、次週実施予定の「スペシャル・マンデー・コース」(「Museum Start あいうえの」学校向けプログラム)の準備ワークとして実際に展示室で行ないました。
スペシャル・マンデー・コースとは、休室した展示室に学校のこどもたちが来館して作品鑑賞を行なうプログラムです。鑑賞実践講座を選択しているアート・コミュニケータ(とびラー)にとっては、その機会が実践の場となります。
こどもたちにとって美術館での時間をより良いものにつくり上げるために、講座の中で事前準備のワークに取り組みました。
まずは、講師の三ツ木紀英さんより作品選びのポイントについてレクチャー。
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・物語性
・多義性
・興味を刺激する
・親しみやすさ
・理解可能
——–
という5つのポイントを伝え、また次週来館する予定の学校の概要を伝えたうえで展示室へ移動。
今回アート・コミュニケータのみなさんが実施するのは<小学1年生(東京学芸大学附属小学校)>を対象に、グループ鑑賞するための2つの作品を選ぶワーク。
会場は、東京都美術館で開催中の<ゴッホとゴーギャン展>。
次週11月14日(月)に、実際にこどもたちが来館する予定です。
事前準備というだけでなく作品選びのワークを通して、今年のテーマである<場づくり>を学ぶ機会となることも狙いとしています。
・小学1年生には作品がどう見えるのか?その目線になって考えてみたり。
・近くのペアとも情報交換しながら、導線でぶつからないか確認するのも場づくりのひとつ。
・作品が各班ごとに決まったら、7〜8人組になって3つの作品をフロアごとにグループ鑑賞を行いました。
ファシリテーターを実践したのは、来週スペシャル・マンデー・コースに参加する予定のとびラー。
ファシリテーションを体験して、こどもたちからどんな対話や言葉が生まれるかを想像できる機会にもなります。また鑑賞者の目線からも、人のファシリテーションを学ぶ機会となりました。
・こどもと同じ目線になってゆったりと鑑賞できるのも、休館日ならではの贅沢。
鈴木智香子(東京藝術大学 美術学部特任助手)