東京都美術館× 東京藝術大学 「とびらプロジェクト」

活動紹介

【あいうえの連携】スペシャル・マンデー・コース@驚きの明治工藝展

2016.10.17

10月17日に学校向けプログラム「スペシャル・マンデー・コース」が行われました。

「スペシャル・マンデー・コース」とは、休室日(月曜日)に学校のために特別に開室し、ゆったりとした環境の中でこどもたちが本物の作品と出会い、アート・コミュニケータと共に対話をしながら鑑賞するプログラムです。

 

今回の会場は東京藝術大学大学美術館。開催中の企画展「驚きの明治工藝展」を鑑賞しました。

 

訪れたこどもたちは、どのような時間を過ごしたのでしょうか。

 

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【あいうえの連携】あいうえの日和

2016.10.15

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「Museum Start あいうえの」のファミリー向けプログラム、「あいうえの日和」が10月15日(土)に東京都美術館のアート・スタディ・ルームで開催されました。

 

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【あいうえの連携】平日開館コース:芝浦工業大学附属中学校

2016.10.15

2016年10月14日(金)、学校向けプログラム「平日開館コース」が行なわれました。このコースでは、こどもたちは一般の来館者がいる通常の展示室で作品を鑑賞するため、活動を通じて美術館のマナーを自然に身につけることができるよう計画しています。

本日参加したのは芝浦工業大学付属中学校1年生4クラス、総勢176名の生徒と引率者8名。校外学習としてクラスごとに上野公園を訪れ、東京都美術館の展覧会を鑑賞しました。迎えるアート・コニュニケータ(愛称:とびラー)14人とスタッフ4人は、1クラスずつ合計4回のこどもたちの活動に寄り添う充実の一日となりました。

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アクセス実践講座⑥

2016.10.09

10月9日にアクセス実践講座(第6回目)を行いました。

4月からのプログラムスタート以降、下期に入りました。
今年度のアクセス実践講座では、美術館にアクセスすることができない人たちの状況について専門家を招いてレクチャーを受けました。
ここからはいよいよ実践編ということで、とびラーはグループごとに別れてアクセス実践講座の年間課題に取り組みます。

テーマ:
自分の周りにいる美術館に行く環境にいない人と、都美もしくは上野公園内のミュージアムを一緒に体験する。

この日の以下の流れで進行しました。

模造紙を広げて企画アイディアのブレスト

グループごとに共有

ワールドカフェスタイルで検証。ポストイットを使ってコメントバック。

コメントを受けて企画をグループごとに練り直し

企画書に仕上げて発表

前回の講座(9/25)では、舘野泰一さんからワークショップメイキングのレクチャーをしていただきました。
今回は、前回の講座を受けて実際に自分たちで企画書を作ってみる、という意図を込めています。またグループワークですので、とびラボとは違ってとびラーはグループメンバーを選ぶことができません。ゼロから関係を育み、同じ目的に向かっていくプロセスそのものが、アクセシビリティとどのように対峙するかということにつながると考えています。

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まずはチームごとにブレストをする時間です。

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話し合いの中で出て来たことを、どんどん模造紙に書き出していきます。

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ブレストの結果を全体で共有した後は、ワールドカフェ形式で他のグループの企画を聞き、コメントバックをする時間です。
3種類の付箋「いいね!(水色)」「なぜ?(黄色)」「こうしたら(ピンク色)」を用意し、色ごとにコメントの意図を分けて、他のグループの企画に対してどう考えたかお互いの意見を出し合います。

前回(9/25)の舘野泰一さんの講座では、他者に伝える事で経験的な学びにつながるということを知りました。自分たちでゼロから作った企画を他者に伝えることの難しさを学びます。

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他のグループのコメントを受けて企画内容を見直した後は、企画書のフォーマットに内容を落としていく作業です。
広がった内容を企画書という決められた体裁にどのように書き換えるか。企画書は他者に内容を伝える重要なツールですので、言葉の選び方、説明のプロセスをイメージしながら、伝わる企画書に仕立てていきます。

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最後はグループごとに発表してもらいました。
今回は講座の時間内で企画書を1本作る、という設定でしたが、とびラーには今回と同じテーマで年間課題に取り組んでもらいます。今回のワークを受けて、まずは企画書を提出していただきます!

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執筆:奥村圭二郎(東京藝術大学美術学部特任研究員)

 

【あいうえの連携】秋のあいうえのスペシャル

2016.10.08

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今年度2回目のMuseum Start あいうえののメンバー向けプログラム「あいうえのスペシャル」が、10月8日(土)に開催されました。

 

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【あいうえの連携】うえの!ふしぎ発見:サイエンス・アート部

2016.10.03

10月2日(日)にあいうえのファミリー向けプログラム「うえの!ふしぎ発見:サイエンス&アート部」が行われました。国立科学博物館と東京都美術館が連携して実施され、科学博物館の研究チームと、美術館の学芸員が共にプランニングしたワークショップです。参加者はこどもと保護者、計22名。加えてアート・コミュニケータ(とびラー)7名が参加者に寄り添い、共に活動しました。

午前中に、国立科学博物館の地球館「系統広場」と、東京都美術館の企画展「木々との対話──再生をめぐる5つの風景」展に出掛け、お題として渡された “あることば” にぴったりだと思うモノを見つけて丁寧に観察&鑑賞&撮影。そして午後は、お題の“あることば”について、撮影した写真を用い、文字だけでなくイメージ付きの「自分だけの思い出辞典」を作成します。

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建築実践講座③:「藝大 上野キャンパス未今昔」

2016.10.01

10月1日(土)に開催した第3回目建築実践講座のテーマは「藝大 上野キャンパス未今昔」。
ゲストに東京藝術大学キャンパスグランドデザイン室の君塚和香助教をお迎えし、キャンパス内の建物や環境の再整備計画の視点から、藝大の今につながる昔を踏まえ、まだ見ぬ未来をどうしていくべきかについての取り組みを知る機会としました。

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藝大は将来を見据え、現在キャンパスの再構成・構築に取り組んでいます。
100年の歴史が積み重なった結果今この敷地に残る施設、建物を基軸に、社会に向けて開かれた大学を目指してゆるやかに変わっていこうとしているのです。君塚和香助教は自身も建築士として設計の仕事に携わるかたわら、藝大でキャンパスグランドデザインを担っていらっしゃいます。
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今日の講座は屋外からスタート。公園内の旧奏楽堂前に集合し、まずは東京都美術館側から藝大を見てみます。
道を1本隔て東京都美術館のすぐ隣に位置していますが、キャンパスの歴史については初めて耳にするとびラーも多かったのではないでしょうか。

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キャンパスの外周をめぐりながら、まずはそのキャンパスの規模感や立地をみていきます。

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外周をめぐった後は、いよいよキャンパス内に入ります。まずは音楽学部のキャンパスから。この歴史的な面影を纏った洋風の建物は赤レンガ1号館です。藝大の前身「東京美術学校」が開設する前から現存するこの建物は、100年以上の歴史をもち、今も大切に利用・保存されています。
キャンパス内には武蔵野の面影を残す豊かな環境の中、教鞭をとられた先生方の胸像、そして歴史的建造物などが諸所に現存します。

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こちらは美術学部側の様子です。
作品の素材である大きな木材が置いてあったりと、これも美術大学ならではの光景です。
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後半は会場を教室内に移し、これまでの芸大の歴史や今大学が取り組んでいるキャンパスの再構成計画についてのレクチャーでした。

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模型を見ると前半に実際に歩いてまわったキャンパスの様子が一目でわかります。100年の歴史の中で少しずつ構成されてきた現在の藝大キャンパス。使う人のことを考えることはもちろん、これからの大学の変化にも応えることのできるキャンパスの再構築は、こうして歴史を深くリサーチするところから始まります。
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講座の最後には、もう一度屋外に出て植栽をめぐります。建物だけではなく、こういった植栽等の環境も同時に手を入れ、武蔵野の原生林の面影を大切に未来に次いでいこうとしています。

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藝大の今につながる昔に思いを馳せながらまだ見ぬ未来を形作っていく藝大の姿。
都美との連携のもとに進めている「とびらプロジェクト」は、藝大が内にとどまらず社会とつながり、貢献していくひとつの取り組みですが、キャンパスの環境を変化させることで、上野公園、社会にアプローチしていこうとしています。
そのプロセスを藝大の敷地を歩きながら体感できたのではないでしょうか。

(東京藝術大学 美術学部特任助手 大谷郁)

【あいうえの連携】スペシャル・マンデー・コース@木々との対話展

2016.09.27

9月12日と26日に学校向けプログラム「スペシャル・マンデー・コース」が行われました。

「スペシャル・マンデー・コース」とは、休室日(月曜日)に学校のために特別に開室し、ゆったりとした環境の中でこどもたちが本物の作品と出会い、アート・コミュニケータと共に対話をしながら鑑賞するプログラムです。

来館したのは都内の小学5〜6年生と中学2年生のこどもたち、総勢303名!

アート・コミュニケータとこどもたちはどんな時間を過ごしたのでしょうか。
ぜひ当日の様子をご覧ください。

9/12のプログラムの様子はこちらから→
9/26のプログラムの様子はこちらから→
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【あいうえの連携】墨田区立第四吾嬬小・文京区立大塚小・荒川区立尾久第六小@木々との対話展

2016.09.27

2016年9月26日(月)、今年度2度目の「スペシャル・マンデー・コース」が東京都美術館で行われました。

「スペシャル・マンデー・コース」は、展覧会の休室日に特別に学校のこどもたちのために開室してゆったりとした環境のなかで展覧会を鑑賞できる学校向けのプログラム。今回の会場は、開催中の企画展「開館90周年記念 木々との対話展」です。木にまつわる彫刻作品が集まる、現代美術の展覧会。
参加したのは、墨田区や荒川区、文京区など近隣の小学生たちです。

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アクセス実践講座④⑤「ワークショップデザイン入門 体験を通して学びを深める場作りとは?」

2016.09.25

2016年9月25日(日)アクセス実践講座④⑤
「ワークショップデザイン入門
体験を通して学びを深める場作りとは?」
講師:舘野泰一 氏(立教大学経営学部助教)

 

この日のアクセス実践講座では、ワークショップメイキングの基礎的知識や方法論、他者への伝え方について、立教大学の舘野泰一さんをお招きし、1日かけてレクチャーをしていただきました。とびラーたちは舘野さんから事前に出された課題に取組み、当日を迎えました。
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