2012.09.30
「東京都美術館ものがたり」展の入口。たたずむ男性のとなりには、なぜかガチャガチャ置いてあります。そうです。とびかんバトンのガチャガチャです。とびラー候補生(以下:とびコー)によって企画された「どこまでつながるとびかんバトン」は、「東京都美術館ものがたり」展の締めくくりである9月29日、30日に実施されました。
ガチャガチャは無料。ガチャガチャの番人成島さんからメダルをもらってハンドルを回すと、おなじみのカップが出てきます。なぜだかガチャガチャって興奮しますね。
カップの中には栞が入っています。この栞「東京都美術館ものがたり」展をイメージしてとびコーさんたちが準備したもの。でも、とびコーさんたちが準備した栞は来館された方々を繋ぐ最初のきっかけにしか過ぎません。企画の名前の通り「どこまでつながるとびかんバトン」は、来館された方が次に来館された方へ栞を残して行くこと通して、展覧会のイメージをリレーのバトンの様に繋いでゆくことを目的としています。
とびコーさんの描いた栞はあっと言う間になくなって、来館された方々が栞をたくさん作って下さって、次々に栞のバトンは受け渡されて行きました。
2012.09.24
5分が経過したら、講師の三ツ木さんからストップの合図があります。会話は上手く進んでいたのか、いなかったのか、もしも上手く進まなかったのらなば、どこに問題があったなのかなど、少しだけ振り返りの時間を持ちます。こうした時、3人目の見守る人の存在が効果を発揮するのです。1ラウンド目が終了したあとは、2ラウンド目に移ります。テーマは「あなたがとびラーをやって見ようと思った理由」です。
そして3ラウンド目は「あなたが大切だと思うこと」です。みなさん少しずつ慣れて来た様でした。
「スクールマンデー(対話を通した作品鑑賞)」では、必ずしもVTSの手法を用いた鑑賞プログラムを実施するわけではありませんが、VTSの手法を学ぶことを通して、作品鑑賞について理解を深めることを期待しています。また、これは僕個人の感想なのですが、普段のミーティングを行う上でも、このVTSの実践講習を通して身に付けることのできる能力はのとても有効であると感じました。アートプロジェクトの現場などではよく、年齢も職業も違う人たちが集まり、喧々諤々と議論したりしますが、その場合、場を取りまとめる役の者は、都度言葉と議論の積み重なりを整理して、建設的な話し合いになるように、舵取りを行わなくてはなりません。同じことを言っていても、対立している様な話し合いや、全く違うことを言っていても、同意が起こったりなど、いまいち噛み合ないミーティングは意外と多いものです。そうした時、この言葉のパラフレーズ的手法が非常に効果的で、僕もそれとは知らず使っていた様に思います。鑑賞教育の実践だけでなく、日常のとびコーさんのミーティング能力の向上にも期待を寄せている次第です。
2012.09.20
とびらプロジェクトマネージャ伊藤達矢です。
とびラー候補生(以下:とびコー)がとびラーや美術館で働くさまざまな方が便利に使える館内マップをつくりました。お客様用のフロアマッフはこれまでもありましたが、全ての職員等が使える詳細な共通情報が入ったマップはこれまでありませんでした。制作過程についてのレポートは秋本さん、島津さん、田中さんです。
^
◇◆◇◆◇◆◇◆◇*◇◆◇◆◇◆◇◆◇*◇◆◇◆◇◆◇◆◇*
^
1.プロローグ MAP&マニュアルの立ち上げ
4月、とびラー候補生としての基礎講座がはじまりました。スタッフの皆さんを含め100名ちかくの方々との新たな出会いとともに、バタバタと5回目の基礎講座が終了してもなお、お名前と顔の一致しない状態に、これでいいのかな・・・と思う自分がいました。次の基礎講座がおわったら、全員が集まる日はしばらくは来ない。何か役に立てるようなことはないだろうか、とりあえず、この1年だけでもいいから何かできることはないだろうか。
^
それにしても、どうして内部の人のためのマニュアルがないのだろう?みんな、どこに何があるのか、もうわかっているのかしらん? わからなくても、館内でお仕事している人に聞けばいいけれど、私たちもそれでいいのかな。知っていて当然と思われるだろうに。
^
おそるおそる掲示板に「MAP&マニュアルを作りませんか?」と呼びかけをしてみました。もしかして、だれも関心を示してくれなかったらどうしよう・・・。地道な作業になるだろうしなぁ・・・。いらないって言われたらどうするかなぁ・・・。
^
不安に思いながらコメントをみてみると、「作りましょう!」「それ、必要だよ!」と手を挙げてもらえていました。ありがたや!ありがたや!
こうして、MAP&マニュアル隊(以下:M&M隊)が歩きはじめました。
^
まずは、素材集めからです。都美館の中を歩いて、写真を撮る作業、情報を集める作業を進めていきます。デジカメ片手にウロウロと、あーでもないこーでもないと歩き回りました。「マウリッツ美術館展」のはじまる前に、大体のところを回っておかないと写真も撮れなくなるし、トイレのなかもチェックできなくなります。この作業は短期に進めなくてはならず、1回3時間くらいうろうろして、計4回!がんばりました!ウォーキング隊長の島津さ~ん、お願いします。
(文責:秋本)
2.地道な館内めぐり
とにかく館内と館のまわりを手当たりしだい歩きます、歩きます。資料となる写真が、後になってここはどこ?にならないように、まず先にその場所を示すメモを写してから続けてその場の写真を撮る方法を採りました。歩いてみると、へえーっ、ここってこんなふうになっているんだと、いろんなことがわかります。写真を集め、歩いた成果をメモし、MAPに何を取り入れるかを検討する土台を作ります。
たとえば、傘たての数を数えると、こんなにお客さんが来ても大丈夫なんだということがわかります。屋根付きのサンルームのような空間で、落ち着いて傘の収納が出来ます。
さらに館内を歩きます。特に公募棟の構造は一筋縄にはいきません。展示室3層とその間の事務室の3層、階段やエレベータで登ったり降りたり。調査を通して公募展の主催団体の方の動線が理解できました。公募棟をうろうろしていると、ご案内の必要な来館者に出会うことがあります。例えば車椅子で入れるトイレの場所や、オストメイトの有無など。実際ご案内をしてみると、フロアマップでは理解できても、具体的な場所や設備が身につかないことことに気付きました。
全く知らなかった場所の発見もあります。妙に落ち着く休憩スペースです。プライベートスペースと呼んでいい?ほど。ここはどこでしょうか? 公募棟の展示室奥にひっそりとある休憩スペースです。贅沢空間、ぜひ味わって頂きたい。
ここがわかれば通。北口外のゴミ置き場附近です。普段通らない所かもしれませんが、いろいろな人の立場の視点も大事です。こうして収集した情報も充実し、いよいよMAPのデザインに入ります。「素材とイメージをもらえれば、こちらでたたき台をつくりますから~!」とさわやかに引き受けてくださった田中さん。M&M隊のみんなで、「少しでもチカラになれれば・・・」とチェックにチェックを重ねました。MAPのイメージは、「やわらかだけど、押さえるところは押さえているぜぃ~」っていう感じです。それでは、田中さんどうぞ!
(文責:島津)
3.MAP作りの工夫やアイデア
当初のMAPは、A3サイズの両面刷りを二つ折りにして配布する程度のものとして考えていました。とびラーがMAPを片手に自分で館内を歩き回り、自分の目で実際に確認しながらガンガン書き込みをしてオリジナルのMAPを完成させるようなものにしようと、あえて空白スペースを多くしたり「さがしてみよう!」というゲーム性をもたせたりもしていました。
^
第二段階になり、MAPを持ちやすくする為に、仕様はミウラ折りのような折りたたみ式のポケットサイズにして、表面にはマップ、裏面にはマニュアルを入れてみてようということになります。実際に試作品を作ってみたところ、片面に全てのフロアを収めてしまうと、かなり小さなMAPになってしまったので、やはりMAPはMAPとして両面刷りで作成し、マニュアルは、別の仕様にすることで決定しました。
第三段階では、完成版にかなり近いカタチの試作品が完成。この辺で、MAP隊全員が「これならいけるかも!」という雰囲気になってきました。伊藤さんや美術館のスタッフに確認したところ、とびラーだけでなく美術館内のスタッフのみなさんにも配布できることになった為、書き込み方式やゲームはやめて、より具体的な説明を入れ込んだものになりました。表紙と背表紙は、ハードカバーのような厚紙を使用。クラフト紙に印刷したものを手作業で包み込んでいます。
第四段階は、ひたすら校正作業です「これは入れておこう」「これは省こう」「このエレベーターは使えるか」「このトイレはだれでもトイレか」「やっぱりこれは入れておこう」などなど…、MAP隊と美術館スタッフの怒濤の赤入れ作業です。
第五段階、ミウラ折りという技術を採用すると、表紙は試作品のサイズよりもひとまわり大きくなることが判明。結果的にカードサイズからパスポートサイズ(現在のサイズ)くらいに大きくなりました。表紙のデザインも少しずつ変化し完成形に。パンダのイラストやMAP内の上野動物園付近に配置されているキリンやゾウのイラストは、小幡さんに下絵を描いていただきました。
これで完成! みなさんおつかれさまでした! 多くの方に活用していただけるといいですね。
(田中)
^
◇◆◇◆◇◆◇◆◇*◇◆◇◆◇◆◇◆◇*◇◆◇◆◇◆◇◆◇*
^
田中(M&M隊デザイン担当)
Mr.Tanakaのラブリーなモノ&コトは、 映画『ホノカアボーイ』、「蕎麦」、「演劇鑑賞」の3点セット。惚れたあまりに、ハワイに行ってしまい、とことん満喫してしまったほど。おやつタイムの時の「ゴボウせんべい」は大好評!
^
島津
ナイスなフットワーク!今回の取材では一番歩数を稼いだハズ!実家は相撲部屋のとなり。文房具には目がなく、ついつい時間を忘れてしまうほど大好き。いつも元気印なので、秘訣をぜひ伝授してほしい。
^
秋本(M&M隊ご意見調整担当)
十人十色といいますが、まさにそのとおり。MTGの度におもしろいな~と感心するばかり。silverとsunglassesが大好きなので、お守りのようにいつもなにかつけている。ご無沙汰のプラネタリウムにも行きたい。ソラマチ行こうよ!
2012.09.16
マウリッツハイス美術館展も残すところ後1日となった9月16日、「あなたも真珠の耳飾りの少女」プロジェクトもファイナルステージを迎えました。まずは長蛇の列のお客さまを巻き込んでの「フェルメール体操第一」。みなさんしっかり体操されてます。
続いておなじみ「とびら楽団」の演奏が場を盛り上げます。
ラストスパートの「あなたも真珠の耳飾りの少女」も大盛況。
2012.09.15
記念すべき第一回目の建築ツアーをガイドするのは、とびコーの秋本さん、関口さん、淵上さんです。これまで勉強してきた都美の建築物としての魅力を精一杯ご紹介させて頂きました。
コースは三者三様。それぞれの視点で、それぞれが勉強して来た内容についてツアーが進められて行きます。
ガイドが代われば内容も変わり、同じガイドでも、ツアーの内容はどんどんブラッシュアップされて行きます。きっと何度もご参加頂ければ、その深みを感じてもらえるのではないでしょうか。
2012.09.10
午前中の多田小学校の皆さんを見送った後、続けて午後には足立区立青井中学校1年生のみなさん66名が来館されました。
美術館での滞在時間が1時間少ししかないという非常に短いスケジュールではありましたが、学芸員やとびラー候補生(以下:とびコー)のみなさんが一丸となり、出来る限り充実した鑑賞体験をしてもらう為に工夫をこらして対応させて頂きました。展示室の入口から出口まで、まずは一通りザッと案内をさせて頂きました。これで、生徒のみなさんもこの展覧会がどのくらいの規模なのかを掴むことができます。つぎは、グループ鑑賞へと移ります。絵の前に座って気持ちを落ち着かせてから鑑賞に移ります。
4グループに分かれて、それぞれのファシリテータ(稲庭、武内、河野、三ツ木)のもとでじっくりと作品を鑑賞して行きます。絵の中で起こっていることをそれぞれ言葉にしながら、感じたこと、思ったことを共有して行きます。今回も生徒のみなさんには、つぶやきをメモしておくことの出来るシートを渡してあります。
グループでの鑑賞が終わった後は、個々人での鑑賞に移ります。絵の前に座り込んで、じっくり見ることは、混雑する平日では到底できませんが、休室日を利用したスクールマンデーなら、こうした鑑賞体験が可能なのです。小中学生のみなさんが、絵と対峙し、ゆっくりとその世界観へ入って行くには、静かな環境と少しのサポートが必要なのではないかと思います。東京都美術館は小中学校の先生とともに充実した鑑賞教育の場をつくりあげて行きたいと考えています。
2012.09.10
東京都美術館(以下:都美)がリニューアルオープンしてはじめて学校単位での鑑賞授業が行われました。スクールマンデー<対話を通した作品鑑賞>は都美のアートコミュニケーション事業の一貫である「先生とこどものためのプログラム」の一企画として実施されており、普段は来館者が多く学校単位での鑑賞が難しい特別展を休室日に特別開室し、鑑賞教育の実践の場としています。学芸員やアートコミュニケータとして都美で活動をするとびラー(現段階ではとびラー候補生:以下とびコー)が中心となり、こどもたちとの対話を中心に、自由な発想を引き出しながら、主体的に鑑賞できるようなお手伝いをします。本日お越し頂いたのは、中野区立多田小学校(以下:多田小)の6年生のみなさん48人です。はじめに担当学芸員の稲庭さんから展示室内でのルールやマナーについてお話がありました。
展示室に入るとまずは1フロアずつ自由に作品を鑑賞して行きます。実は多田小のみなさん、都美に来る前に、どんな作品が展示されているのかを予習して来ています。予習と言ってもお勉強ではなく、「どんな作品に出会えるのかな?」「本物の作品ってどんなだろう」と、美術館に来る前にワクワク感を持ってもらう為の心の準備です。遠足にしても、お祭りにしてもそうですが、本番よりも本番を迎えるまでの心の中の時間が充実していればしているほど、素晴らしい体験につながる可能性が大きくなります。そのため、多田小のみなさんに都美へお越し頂くまでには、何度も担任の先生と学芸員とで連絡を取り合いながら、事前の準備をさせて頂きました。その甲斐あってみなさん、予め自分が凄く見たいと思っていた作品の前に立って「あったあった!」と嬉しそうにお話をしていました。もちろんこの日は休室日、他のお客さまはいません。作品の前で自由に感想を語り合っても大丈夫です。
まずは、個々人でじっくり鑑賞しますが、こどもたちには「つぶやきシート」というプリントを配布してあります。気になっていた作品の前で、気付いたことをメモしてゆきます。少し思ったことを言葉にすることで、自分が思っていたことを再確認することができるからです。これは、こともたちが絵の世界にゆっくりと入って行くためのきっかけとしての「つぶやき」でもあります。「絵画を鑑賞する」ような行為、つまり、動きもない、音も無いモノを前に、見つめることを切り口としながら、自分の心の中に入って行く体験は、こどもたちの日常の生活の中ではなかなかありません。絵を鑑賞することは、絵を通して自分と対話することでもあります。そして、鑑賞すること(鑑賞を通した教育とは)は、「素晴らしい絵を拝見すること」「絵の意味を正しく理解すること」に治まる体験ではありません。鑑賞教育とは、絵の素晴らしさを教える教育ではなく、目の前のモノに素晴らしさ(価値)を感じとれる心を育てる教育を意味しているのだと思います。「素晴らしい絵」があるから人の心に感動があるのではなく、感動する心があるからこそ、「素晴らしい絵」が残されるのだと考えます。つまり、その絵を素晴らしいと思う心の素晴らしさを育む機会が、いつもとは少し違った自分たちだけの美術館での体験なのです。
グループ鑑賞では、こどもたちが絵の中で起こっている出来事を一つひとつ言葉にして紡ぎだして行きました。思わず立って説明をするくらい夢中になる子もいました。ちょっとお話することが苦手な子は、他の同級生の意見を聞いて、自分のつぶやきをメモするなど、それぞれのやり方で参加をしている様子でした。見る→発見する→共有する→個々人の感想として心に蓄える→(見る)、グループでの鑑賞ではこうしたサイクルによって一人で鑑賞するのとは違った深まりを体験することが出来ます。
グループでの鑑賞が終わると、もう一度個々人での鑑賞に移ります。
こどもたちは、もう一度美術館へ来る前から出会うことを楽しみにしていた絵の前に立ちます。最初のぎこちなく「つぶやいた」言葉とは違った思いが自然に心の中に湧いてきて、それをさりげなく隣りの先生につぶやいている様な様子が伺えました。真珠の耳飾りの少女との会話はどんなだったのでしょうか。
展示室での鑑賞を終えて、アートスタディルームへ。今日の体験を振り返ります。
2012.09.09
マウリッツハイス美術館展も終盤になるに連れ、1日の入場者数が16000人を超える大賑わいの東京都美術館(以下:都美)。9月に入ってもまだまだ残暑厳しい昼下がりを少しだけ癒しにとびラー候補生(以下:とびコー)が今日も出動します。まずは「フェルメール体操第一」から。お客さんも一緒になって体操します。
体操が終わったら「とびら楽団」の演奏です。思わず子供たちは踊りだします。
そして、楽団の演奏を聞きながら「あなたも真珠の耳飾りの少女」プロジェクトが進められる黄金の流れ。
「とびら楽団」のみなさん!
「あなたも真珠の耳飾りの少女」プロジェクトのみなさん!
2012.09.09
マウリッツハイス美術館展もいよいよ最終週に突入かという近日、またとびラー候補生(以下:とびコー)から新しい提案がありました。佐藤慶太郎記念アートラウンジで行われているのは、なんと「フェルメール体操第一」です。音頭をとっているのはあのフェルメールさんです。
とびコーさんのアイディアと行動力は最後まで尽きません。体操できるのは9月17日まで。さぁーみんなで、やってみよう!
さて、体操が終わった後は、おなじみ紙芝居のはじまりです。
2012.09.08
本日の建築ツアー実践講座も前回に引き続きとびラー候補生(以下:とびコー)による模擬建築ツアーが行われました。ツアーガイドを行うのはとびコーの淵上さんです。観客役となる他のとびコーの皆さんも、自分のツアー内容をブラッシュアップするつもりで参加します。東京都美術館(以下:都美)の改修前と改修後の違いなどについて、的確なガイドを進める淵上さんの様子。
淵上さんが装着しているマイクは、混雑している会場でもツアーガイドの声をクリアにお届けする為の装置です。参加者の皆さんにはイヤホンが配られ、快適な音声環境が整えられます。
淵上さんの建築家前川國男の人柄が伺える逸話を交えたガイドに、他のとびコーの皆さんも聞き入っている様子でした。
淵上さんの建築ツアーの内容について、このブログでは詳しく掲載いたしません。淵上さんの渾身のツアーは、都美の建築ツアーにご参加頂き、生のガイドで楽しんで頂ければと思います。
こちらはロビー階の天井の説明をしている様子。こんなところにも前川建築の粋が隠されているのですね〜。