9月15日からいよいよ東京都美術館(以下:都美)の建築ツアーはとびコーさんのガイドによって行われます。ツアーの内容は全てとびコーさんが考えたオリジナルです。なので、人が違えば内容も違う、何度でも楽しめるツアーとなっています。ブログではとびコーさんのツアーガイドの内容は詳しく掲載しません。実際に都美に来て、建築ツアーにご参加頂けた方だけが味わえるスペシャルな内容となっています。講堂の前にあるこのレリーフにもいろいろな逸話があります。このお話は秋本さんの建築ツアーに参加した方でないと聞くことができません。
本番さながらの流れで屋内から屋外へとツアーは展開して行きます。
自分のツアー計画になかったアイディアや、自分だったらもっと工夫するという改善点まで細かく確認をして行きます。秋本さんのツアーはとても聞き応えのある素晴らしい内容でした。
続いて、関口さんの模擬建築ツアーガイドがスタート。佐藤慶太郎記念アートラウンジで説明をされている様子です。関口さんでないと聞くことのできない佐藤慶太郎(都美創設の父)にまつわるお話はとても興味深かったです。
都美の建築物だけのお話に留まらず、都美を設計した前川國男のさまざまな建築物と都美を比較しながら進められて行く関口ツアーは、相当の勉強量から裏付けられるしっかりとしたものでした。
二人の建築ツアーを終えアートスタディルームにもどり、振り返りをしました。建築ツアー担当講師の河野さん(学芸員)から感想を頂いたあとは、それぞれ感じた”優れていると思ったところ”や”もっと工夫が必要だと思ったところ”を共有しました。
2012.09.01