2013.01.06
2013年明けましておめでとうございます。お正月ということもあり、100畳もの畳が企画展示室に敷き詰められ、キヤノンから寄贈された6曲1双の高精細複製品屏風2双<「桜図屏風:さくらずびょうぶ」(伝俵屋宗達筆)、「群鶴図屏風:ぐんかくずびょうぶ」(尾形光琳筆)の高精細複製品>が展示されました。さらに年初めの大字揮毫(だいじきごう)では大きく「寿」の一字が書かれました。なかなかの迫力です。
続いて長い和紙の上に文字が書かれて行きます。流れる様に書き加えられる文字はリズミカルで大きな「寿」の一字とは違った魅力がありました。
午後からは「屏風を一緒にみてみよう!」が開催されました。
上野動物園で鶴の飼育をされている方にお越し頂き、実際の鶴の生体と比較しながら、屏風の鶴を子どもたちと一緒に鑑賞しました。とびラー候補生のみなさんにもお手伝いを頂きました。こうした近隣の文化施設と連携をしながらのイベントはとても楽しく、非常に勉強になります。今回は美術館と動物園でしたが、今年はもっと色々なミュージアムと連携して行ければと思います。