お天気に恵まれたうららかな日曜日、「親子でGoGo!とびかん探検」を開催しました。
このプログラムは親子(小学3~6年生の子どもと保護者)を対象に、東京都美術館(とびかん)を探検して廻り、その魅力や建物の工夫を楽しみながら発見するワークショップです。
まずは親子でASR(アートスタディルーム)に集合し、子どもはお気に入りの「とびかん探検カード」を選びます。
このカードは東京都美術館の独特な「かたち」や「色使い」など、感覚的に「面白い!」ポイントをピックアップして作成したものです。(とびラー特製です!)
プログラムの初めにアイスブレイクをかねて、「キョロキョロ・ジー」を全員で練習します。
*「キョロキョロ・ジー」とは?・・・あちこちキョロキョロ見て、細かい部分をジーっと観察する建物の探検のコツの事です。
上手く練習が出来たら、子どもたちはとびラーと一緒に、いよいよ探検に出発です!
各探検エリアで「とびかん探検カード」を手掛かりに、撮影されたポイントを発見していきます。
カードのポイントを発見した後は、事前に練習した「建物の探検のコツ」を駆使して、今度は自分だけのオリジナルな発見にチャレンジしました。
子どもたちが探検しているあいだ、大人たちはガイドによる建築ツアーに出かけます。
東京都美術館の歴史や建築家のこだわりについて、子どもの発見ポイントと関連を持つような内容で、40分ほど館内を見てまわりました。
探検の後はASRに戻って、「オリジナル探検MAP」を制作します。まずは子どもだけで、自由に探検の成果を表現していきます。
イラストを描いたり、発見ポイントの説明を書いたり・・・みんながそれぞれの得意な方法で制作しています。
とびかんにある「銅像」にニックネームを付けてくれたお子さんもいました(笑)。
その間、大人チームはツアーを通して発見した事をコメントに書き出しました。
ここで、「東京都美術館という一つの建物を、親子で別の切り口で探検する事によって、それぞれ違う発見ができること」そして「お互いの発見をシェアし、さらに深く東京都美術館の建物の魅力を知ること」という、このプログラムの狙いを説明しました。
ここからは大人も合流して、親子で協力してMAPを制作します。
あちこちのテーブルで、楽しそうにお互いの発見についての会話が生まれていました。
MAPが完成した後は発表会です。
それぞれの一番好きな発見ポイントを、短い時間でしたが全員に説明してもらいました。
MAPはどれも力作ぞろい!いくつかご紹介します。
最後に「とびかん」には、まだたくさんの見どころがある事を紹介して、本日のプログラムは終了しました。
今後も東京都美術館の探検を続け、「オリジナル探検MAP」を更新していってもらえたら、伴走したとびラーとして大変うれしく思います。
ご参加くださった「とびかん探検親子」のみなさま、ありがとうございました!
2018.01.21