2014.04.26
2014.04.12
今年も「とびらプロジェクト」の基礎講座がはじまりました。
今回は初回基礎講座ということもあり、1・2期とびラーに新規(3期生)のとびラーも加わって大にぎわいでした。約150人近い人数でしたので、会場は東京藝術大学の講義室を利用しました。
テーマは「とびらプロジェクトを知る・語る」です。
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講座は3つのプレゼンテーション(とびラーへの期待や、プロジェクトの抱える課題など)を講師陣が行い、その内容についてとびラーが話し合い、考え、レスポンスをするという趣向で進めらました。
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全体の司会進行は西村佳哲さん。はじめのプレゼンテーションは、森司さんと、日比野克彦さんです。
日比野さんと森さんからのプレゼンテーションではとびラーに「3年間の任期が終わったあとはどうする?」という問いかけでした。新規で入ってきたばかりのとびラーはいきなり任期終了後のことについて聞かれてびっくりしたかもしれません。しかし、終わりや、限りある時間を意識することは、プロジェクトを進める上でとても大切なこと。1期2期3期、それぞれのとびラーが交ざり合うように3人組をつくり、話し合いました。
話し合ったあとは、個々人の思いや考えたことを、葉書に書いてポストに入れます。この葉書(レスポンス)をもとに、とびらプロジェクトは進行してゆきます。
続いてのプレゼンテータは近藤さんです。近藤さんは藝大の助手として関わっていますが、昨年度の活動を振り返って、複数の組織が連携することの難しさや、コミュニケーションの大切さについてお話をしてくれました。
実感のこもった説得力のあるプレゼンテーションで、皆さん真剣に聞いていました。もちろんこの近藤さんのプレゼンテーションにも、とびラーのみんさんは葉書でレスポンスをしました。
最後は稲庭さん。稲庭さんは来年東京都美術館で開催予定の展覧会をふまえて、『キュッパのはくぶつかん』という絵本を題材に、展覧会に関するアイディアを募りました。
『キュッパのはくぶつかん』原作者のオーシル・カンスタ・ヨンセンさんも、これから何度か来日なさるとのこと。楽しみですね。
稲庭さんのプレゼンテーションが終わって、とびラーのアイディアは、「稲庭」と書かれたポストにたまってゆきました。来年の展覧会にこの箱の中のアイディアが反映される、かもしれません(笑。
最後はフリートークの時間です。みんなにこの場で伝えておきたいことや、自分が思っている大切なこと、ちょっとしたお知らせなど、スタッフもとびラーも発表したい人が発表するスタイルです。
10人以上のとびラーやスタッフがお話をしました。
基礎講座が終わったあとは、東京都美術館のアートスタディルームへ。少しお茶をしながら、進行中のいろいろな企画の話し合いをしたり、新しく入ってきた3期のみなさんと改めて自己紹介をしたりしていました。
夜は、新年度最初の懇親会です。場所は東京都美術館内のレストラン「IVORY」です。
余興でとびラーオリジナルの紙芝居も上演されました。
いよいよ、今年度のとびらプロジェクトも本格始動です。どんな展開が待ち受けているのか、とてもたのしみです。
2013.05.11
3回目の基礎講座が開催されました。講師は西村佳哲氏。テーマは「きく力について考える」です。
「とびらプロジェクト」の基礎講座は「やり方」を教える講座ではないので、来館者の前で上手にお話ができる「話し方」などの講義はありません。アート・コミュニケータ(とびラー)に必要なのは、発信力より受信力、相手の意見や気持ちを受け止めることのできる力、すなわち「きく力」だと考えています。
そこで、今回の基礎講座は「きく力」をキーワードに進められました。講師の西村さんのお話を聞くだけではく、とびラー同士でコミュニケーション取りながらの講座となりました。そして、「きく力」(受信力)の話から、プロジェクトを進めてゆく上で必要となるさまざまな心構えや予備知識の話へと講座は展開して行きました。
各々どのように西村さんの話を「きいた」のかを共有したながら講座は進められました。
コミュニケーションを取りながらの講座は、自分だけの解釈の枠を越えて、さらに深い理解へと導いてくれます。
2013.04.27
こちらのグループは上野動物園へ。久々の動物園!というとびラーもいたようです。
こちらのグループは、国立科学博物館へと向かいました。上野公園には多くの文化施設が集積しています。どの文化施設も日本を代表する素晴らしい文化施設ばかりです。そうした文化施設の持つ可能性を、これまでとは違った視点で確認する。そして、上野公園を自分のホームグラウンドにして行く。アート・コミュニケータとしての経験値を高める大事なステップです。
外の文化施設だけでなく、基点となる都美も合わせてじっくりとリサーチした後は、基礎講座の教室(都美のアートスタディルーム)に戻り、文化施設を連携させることでできる新しいアイディアについて各グループ毎に話合いが行なわれました。
今回の基礎講座は、新たに入ったとびラー2期生と1期生の混合チームで進められて行きました。じっくりと話し合ってアイディアをまとめてゆきます。
日比野さんが見てまわります。
知り合って間もないとびラーも講座を通して徐々に打ち解けてきたようです。
最後は、各ブループ毎に考えたアイディアを発表しました。
個性的なアイディアがいくつも発表されました。例えば、動物園で「迷子にならないための迷子札」が発行されているというリサーチから、美術館では「迷子になるための迷子札」をつくってはどうかなど、非常に興味深いアイディアが生まれていました。作品を通してイメージの世界へ迷い込む、そんな美術館の持つ不思議な場所の印象を上手に捉えたアイディアでした。とびラーがファシリテータになって、都美だけではなく東京国立博物館や西洋美術館に迷い込む「金曜夜のナイトツアー」なんあったら楽しそうですね(勝手な妄想です)。こうした一つ一つのアイディアに日比野さんか適切なコメントを入れて行きます。「んーー25点(笑)」という厳しい突っ込みもありましたが、和やかな雰囲気で講座が進められて行きました。
2013.04.13
H25年度第一回目の基礎講座は「とびらプロジェクト」で活動を行なうためのガイダンスとなりました。スタッフの紹介をさせて頂いた後に、東京都美術館アート・コミュニケーション係長の稲庭学芸員より東京都美術館(以下:都美)の歴史やアート・コミュニケーション事業の目指すものなどのお話がありました。続いて僕、伊藤達矢(東京藝術大学特任助教/とびプロジェクトマネージャ)から、東京藝術大学の歴史と「とびらプロジェクト」の概要についてお話をさせて頂きました。
午前の部の最後は、東京藝術大学特任助手でとびらプロジェクトコーディネータの近藤美智子さんより今後の具体的なスケジュールや活動する上でのルールなどについてお話がありました。
午後は継続して活動しているとびラーがH24年10月~H25年3月までの活動の報告をしました。イベントとして公表されている「紙芝居プロジェクト」や「スケッチボードでGO!!」、また都美内にて活動を展開する「建築マッププロジェクト」館内情報紙「とびリア」、美術情報室の書籍を特別展と合わせて紹介する「ライぶらり」の発行経過などなど、たくさんの「とびラボ」から生まれた活動の報告がありました。
熱のこもったプレゼンで、新しく入ってきた55名のとびラーにも分かり易くこれまでの活動を紹介できたのではないかと思います。
とびラーが昨年度つくったさまざま印刷物も配布されました。
新規とびラーのみなさんは初回にもかかわらず、相当量の情報に少しびっくりされたかもしれません。。。でも、まずは基礎講座からゆっくりと入って行って頂ければと思います。
とびラーの活動紹介の後は、新しいとびラーも継続したとびラーも自己紹介を兼ねて前後左右の席4~5人でとびラーのプレゼンについての感想を共有する時間となりました。
2012.06.23
基礎講座最終回が終わった後、夕方6時から、東京都美術館内にあるレストランIVORYにて、基礎講座の打ち上げを兼ねた懇親会が催されました。全6回に渡る基礎講座も全て終了し、とびらー候補生(以下:とびコー)同士もかなり仲良くなりました。なかなか厳しい基礎講座だったと思います。みなさん大変お疲れさまでした。
以前、このブログでも紹介した「とびら楽団」のみなさんも登場しました。演奏して頂いた曲はNHKみんなのうたでおなじみの「メトロポリタン美術館」です。東京都美術館も東京メトロポリタンミュージアムなので。とびコーの時田さんがつくってくれた衣装とお揃いの青いターバンを身につけたとびら楽団の演奏は、とびらプロジェクトがはじまってからこの2ヶ月間の充実した活動を象徴しているかの様でした。
こちらの「真珠の耳飾りの少女」はマウリッツハイス美術館展の担当学芸員の大橋さん。かなり似合ってます!また、タイミングをみてとびコーさんが全員揃う会を是非開催したいですね。これからは実践講座です。みなさん頑張りましょう。(伊藤)